コンテンツにスキップ

スペイン語/文法/人称代名詞とser動詞

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

人称代名詞

[編集]
単数 複数
1人称 yo (私は) nosotros(nosotras) (私たちは)
2人称 tú (君は) vosotros (君たちは,あなたは,あなたたちは)
3人称/男性 él (彼は,それは) ellos (彼らは,それらは)
3人称/女性 ella (彼女は,それは) ellas (彼女たちは,それらは)
3人称/二人称 usted  (あなた) ustedes  (あなたたち)
  • usted,ustedesは意味上は二人称だが、動詞の活用上は三人称として扱う。
  • スペインでは二人称複数形で親しい相手に対してはvosotros (-as),親しくない相手に対してはustedes を使うが、中南米諸国ではそのような区別はない。
  • 人称代名詞の主語は、動詞の活用に反映されるため、省略することができる。
    ¿Es usted policía? "No, soy guardia."
    「あなたは、警察官ですか?」「いいえ、私は警備員です」
    • "No, soy guardia."は、"No, yo soy guardia."であるが、"soy"は一人称単数の活用であるので、人称代名詞を省略している。

ser動詞

[編集]

ser動詞は、「A=B(AはBである)」ことを表現する時に、「=」の機能を有する動詞で、言語学において「コピュラ(繋詞)」と言われるものである。英語のbe動詞に相当する。

  • Yo soy estudiante. - 私は学生です。
  • Él es Alejandro y eres Miguel. - 彼はアレハンドロです、そして、あなたはミゲルです。
  • Ella es alta. - 彼女は背が高い。

be動詞同様、主語の人称・数によって、以下のとおり活用する(以下に現在形を示す)。

単数 複数
1人称 soy somos
2人称 eres sois
3人称 es son

否定形

[編集]

「〜ではない」は動詞の前に否定語"no"を置く。

  • Yo no soy estudiante. - 私は学生ではありません。

単純疑問形

[編集]

「〜ですか」を尋ねる場合には、be動詞同様に動詞を文頭に置くことで表すが、会話においては語末のトーンを上げること(文章上は疑問符で囲う)で伝わる。

  • ¿Eres tú estudiante? / ¿(Tú) eres estudiante? - 君は学生ですか。
このページ「スペイン語/文法/人称代名詞とser動詞」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。