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トロンボーン/楽器の手入れ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

トロンボーンの手入れは、外見を維持するもの、機能を維持するものに分かれます。部位によって頻度も異なってくるので、正しいメンテナンスが必要となります。

演奏前後の手入れ

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全体

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ポリシングクロスで軽く拭いてください。

スライド

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演奏前は、ガーゼなど、傷がつきにくい素材でスライド内部をふき取った後、少し太くなった部分にスライドオイル、またはスライドクリームを塗ります。スライドクリームの場合は塗布した後に水を吹きかけます。塗り終わったら、スライド管を取り付け何回かスライドさせ馴染ませます。

演奏後は、クリーニングロッドにガーゼなどを巻き付け、スライドの内部を拭き取ります。

ローター

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テナーバス、バストロンボーンには管を切り替えるローターという機構が取り付けられています。ローターの動きをよくするために、ベル側の機構のスライドとの結合部から管内にローターオイルを注入してください。

マウスピース

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水ですすぎ、唇皮や油を落とします。

週に一度の手入れ

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チューニング管

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クリーニングロッドとガーゼを用いて、内部と表面を拭き取ります。その後、スライドグリスを管の表面に塗り、結合して何度かスライドさせます。

ロータリー、レバー

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ロータリーとローター回転軸、軸受にロータースピンドルオイルを、レバー根元のバネ部分にレバーオイルを注入してください。ロータリーは通常カバーが取り付けられているので、外しましょう。

マウスピース

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まず、ブラスソープとその10~15倍の量のぬるま湯を混ぜます。その水溶液をマウスピースブラシに含ませて、マウスピースを洗います。

月に一度の手入れ

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本体

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まず、ブラスソープとその10~15倍の量のぬるま湯を混ぜます。その水溶液をフレキシブルクリーナーに含ませ、管内に挿入し洗います。その後、上述の手入れを行います。

参考

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