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中学校保健体育/運動と健康

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
小学校・中学校・高等学校の学習>中学校の学習>中学校保健体育>運動と健康

どのような関係が運動と健康にありますか。

キーワード[編集]

運動の効果・運動の必要性・運動習慣・健康づくりのための運動

運動の効果と必要性[編集]

※どのような効果が運動にありますか?

運動の効果については次の通りです。

  1. 体の各器官(骨・筋肉・呼吸器・循環器など)を刺激します。
  2. 各器官の発育・発達を促します。
  3. 体力をつけ、健康のためにもなります。
  4. 適度な運動は気分転換につながり、心にもよい効果をもたらします。
  5. 肥満・生活習慣病などの予防にもなります。

運動習慣と健康[編集]

※もし、運動習慣を身に付けなかったらどうなりますか?

公共交通機関・インターネット・家電製品・機械・自動車などは現代社会で使いやすくなりました。しかし、外遊び・運動時間が短くなり、体を動かす時間も少なくなりました。そのため、意識して運動しなければ運動不足になってしまいます。運動不足になると、肥満・生活習慣病・動脈硬化などにつながります。また、骨や関節に異常をきたしたり、筋力が低下したり、姿勢がふらついたりします。

したがって、人生を通して健康を維持・向上させていくためには、個人の年齢や生活環境に合わせて、生活の中にも意識して運動習慣を身に付けましょう。

研究結果によると、読解力は運動直後に上がります。そして、運動時間が長い人ほど学力テストの得点も高くなります。

健康維持運動の行い方[編集]

※どんな運動をどのくらい行わなければなりませんか?

健康維持運動は、安全で効果もあり、楽しく行われなければなりません。強すぎる運動は危険です。運動が軽すぎると、ほとんど役に立ちません。また、運動は楽しくなければ長続きしません。このような条件を踏まえて、運動が生活にどのように関わるのかについて考えます。その上で、運動の種類・強さ・時間・頻度を決めて行いましょう。中学生は、特に持久力や筋力を伸ばすために欠かせない時期なので、持久力や筋力を伸ばすような運動を続けなければなりません。ただし、この時期は骨や関節も大きく発達します。無理に鍛え過ぎるとスポーツ障害になるので、注意が必要です。

中学生・高校生の運動指針(保健体育審議会の資料を参考に作成)[編集]

持久力を高める運動 筋力を高める運動 柔軟性を高める運動
運動の種類 ウオーキング・ジョギング・水泳・走動作を含むスポーツ 筋力トレーニング ストレッチング
強さ ややきつい〜かなりきつい ややきつい
時間・頻度 10~30分

週3日以上

10~30分

週2日程度

5~30分

スポーツ障害の小さな症状としては、運動中の小さな痛み・違和感・フォームの乱れなどが考えられます。このような症状が出たら、少し休んだり、医師の診断を受けたりしましょう。

資料出所[編集]

  • 東京書籍『新しい保健体育』戸田芳雄ほか編著  2021年
  • 学研教育みらい『中学保健体育』森昭三ほか編著 2021年