中学校保健体育/運動やスポーツへの多様な関わり方

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どのような関わり方が運動やスポーツにありますか。

※本節は、項目名とキーワードを変えています。

キーワード[編集]

楽しむ・鑑賞・支援・知識を深める

スポーツを楽しむ[編集]

※色々な楽しみ方がスポーツにあります。

スポーツは、必要性と楽しさに合わせて、様々な目的や方法で楽しめます。

ルールや用具、会場が作られると、誰でもスポーツが行えるようになりました。興味・関心・体力・生活の仕方・年齢などを考えて、種目・場・プログラムを選べば、いつまでもスポーツを楽しめます。

スポーツの鑑賞[編集]

※鑑賞にはどんな楽しさがあるでしょうか。

スポーツは、会場に行って観戦しても、テレビやインターネットなどの中継を見ても楽しめます。

例えば、家のテレビやインターネットで世界各地のスポーツ中継を視聴出来ます。スポーツ中継で選手の高度な動きを確認出来ます。会場に行くと、会場の雰囲気や一体感を味わえ、選手のスピードもよく分かります。また、選手達の活躍や勝敗を決めるために必死に戦う姿を見ると、大きな感動を味わえます。

試合の観戦方法としてパブリックビューイングとソーシャルビューイングの2種類あります。パブリックビューイングは、試合会場の外で観客が集まって大画面で試合を観戦する方法です。ソーシャルビューイングはオンライン上で試合の内容や感想を語り合う方法です。

スポーツの支援[編集]

※支援とはどのような内容ですか?

これまで体育実技の授業・運動部活動・学校行事などで、次のような内容を皆さんも経験してきたかもしれません。少なくとも、友達のスポーツ練習に付き合ったり、記録をとったり、球技大会の計画・運営のうちどれかをしてきたと思います。このような支援はスポーツを続けていく上で大切です。

コーチやマネージャなどが地域のスポーツクラブ・競技・スポーツ大会を裏側から支援しています。現在、ボランティアの支援を受けてスポーツ大会を行うのはますます重要になってきています。ボランティアは、運営関係者・会場の整備・会場の案内・障害者の支援などを行っています。また、障害者がスポーツに参加出来るように支援していくのも、スポーツを支える重要な活動です。さらに、指導者・解説者・トレーナー・報道関係者などに就職して、スポーツを支えている人もいます。運動していくと、仲間が苦手だったり不器用だったりするかもしれません。そのような場合は仲間の課題について相談したり、相談に乗ったりするといいでしょう。

スポーツの知識を深める[編集]

※どうすればスポーツの知識を深められるでしょうか?

スポーツの知識を深める方法は色々あります。例えば、様々な運動やスポーツの歴史・選手の情報・試合結果を本・新聞・インターネットで調べられます。集めた情報を使って他の人に伝えたり出来ます。

多様な関わり方[編集]

※多様な関わり方がスポーツにあります。

このように、スポーツを楽しんだり、鑑賞したり、支援したり、知識を深めるなど多様な関わり方があります。それらの楽しさを知ると運動やスポーツがより身近になっていくでしょう。

資料出所[編集]

  • 東京書籍『新しい保健体育』戸田芳雄ほか編著  2021年
  • 学研教育みらい『中学保健体育』森昭三ほか編著 2021年