中学校国語/古典常識

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干支[編集]

(※ 三省堂、教育出版の中3)

干支(えと)は、図のように、東西南北の方角とも関連づけされている。むかしの中国や、むかしの日本では、しばしば、干支(えと)が用いられた。

十二支

子(ね) = ネズミ

丑(うし) = 牛

寅(とら) = 虎

卯(う) = うさぎ

辰(たつ) = 龍

巳(み) = 蛇(へび)


午(うま) = 馬


未(ひつじ)= 羊(ひつじ)

申(さる) = 猿


酉(とり) = 鳥


戌(いぬ) = 犬(イヌ)

亥(い) = いのしし

日本の旧暦[編集]

(春)

1月 = 睦月(むつき)
2月 = 如月(きさらぎ)
3月 = 弥生(やよい)

(夏)

4月 = 卯月(うづき)
5月 = 皐月(さつき)
6月 = 水無月(みなづき)

(秋)

7月 = 文月(ふみづき)
8月 = 葉月(はづき)
9月 = 長月(ながつき)

(冬)

10月 = 神無月(かんなづき)
11月 = 霜月(しもつき)
12月 = 師走(しわす)


日本の旧暦は、月の満ち欠けを元にした太陰暦である。

現在の暦は、太陽を元にした太陽暦(たいようれき)である。

旧暦と、現在の暦には、季節のずれがある。 旧暦では、1月・2月・3月が春。旧暦の夏は4月・5月・6月である。旧暦の秋は7月・8月・9月である。旧暦の冬は10月・11月・12月である。