京大対策

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ウィキペディア京都大学の記事があります。

本項は、京都大学の「一般入学試験」対策に関する事項である。

京大対策wikibooksは、情報の不確実性の排除、客観性の維持を目的として、大規模リニューアルをおこないました。

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京都大学ホームページ 入試要項記載<令和4年度版>
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad/requirements/requirements-pdf.html

京都大学(京大)は、我が国で2番目に設立された帝国大学である。

入試概要[編集]

京大の入試問題には難問が多いが、引っ掛け問題や、極度の暗記を必要とするマニアックな問題といった悪問・奇問は一切出題されず、予め指定された範囲において、思考力・表現力・構想力を試す、十分に練られた良問が出題される。特に英語に顕著な様に、他大学と比べ特殊な形態の出題方法が採られることが多い。文系数学の場合、出題範囲には数学IIIの一部、及び旧旧課程の範囲が含まれており(通常の大学の場合、文系の出題範囲は数学IAIIBである)、独自の対策が必要である。また、ほとんどの大学が時流やトレンドに合わせて問題形式を変化させてきているのに対し、京大の場合は、単年度限りの些細な変更はあるものの、良くも悪くも約30年にわたり同一の出題形式を維持し続けている。このように京大は他大学に比べクセの強い問題を出題してくるが、裏を返せばそのぶん京大に絞った対策は立てやすいということになる。

京大対応模試として、河合塾のオープン[1]、SAPIX YOZEMI GROUPのプレ、駿台の実戦模試(2019年度実施分より、駿台・Z会共催で実施される予定)[2]、東進の京大本番レベル模試などがある。各予備校は京大入試を徹底分析し、精度の高い予想問題を作成している為、受験すれば本番入試に向けての大きな指針となる。その為、京大志願者はこれらの模試をできる限り受験することをお勧めする。(駿台予備校・河合塾・SAPIX YOZEMI GROUPでは8月と11月、東進ハイスクールでは6月及び9月と1月に実施される。)多くの京大受験生がこれらの模試を受験する為、模試の母集団のレベルと、本番のそれは、ほぼ一致する。京大合格者で、これらの模試を全く受験していない者は皆無と言っても過言ではない。また、これらの模試と、センター試験対策のマーク模試でドッキング判定(総合判定)される場合が多いので、出来れば、ドッキング対象のマーク模試も同時に受験するべきである。2009年度からは全学部学科において後期日程が廃止、前期日程に入学選抜が一本化された。

平成23年度に起きた本学入試における不正行為さらには腕時計型端末が普及した影響も有り、不正行為の巧妙化そして再発を恐れ、平成28年度入試より筆記試験の際に個人所有の時計(腕時計,置時計,スマートウォッチ等)を使用することが全面禁止になった。同時に受験生側が解答上において不利を強いられることを懸念し、本学側が試験会場に壁掛け式の電波時計を設置することとした。また壁掛け時計の場合、座席位置などによって受験生側から時計が見えづらなくなる可能性も配慮して試験官にも自主的に時計を見せる等で経過時間を報告するように促されている。受験の際に個人で使用する時計の持ち込みが禁止になることは、全国の大学で初めての措置である。

問題総観[編集]

京大の問題は本学の学者・研究者養成という目的を反映してか、どの科目においても、簡単な問題を短時間で効率よく処理する力ではなく、比較的長い時間の中で、難解な課題をじっくり解く力・発想力・表現力・思考力といったものが求められていると言える。このような問題に対抗するには小手先のテクニックは通用しない。例えば国語なら安易な読解法に頼るのではなく、文章をじっくり読み理解するのみならず、本文に基づいて、それに自らの理解を補ってわかりやすく表現する力、数学なら暗記した解法を組み合わせて解くのみならず、新しい視点で問題を見つめ数式の意味を多面的に見る発想力、誘導の無い問題を最初から最後まで自力で計画を立て解ききるという構想力、そしてそれらをわかりやすく採点者に伝える表現力、英語なら型どおりに語句や構文をとって訳すのではなく素材文の著者の全体主張を深く把握し自ら思考しつつ訳す力が求められる。また、全科目の問題において、ほぼ全てが記述論述形式であり、また、その記述量も大学入試問題で求められる平均的な記述量と比べても桁違いに多い。ここからもわかるように京大の問題では自分で考えたことを正確に論述し相手に伝えるということが強く意識されていると言える。いくら発想力が優れ、深い思考力があっても、相手に伝えることができなければ意味は無い。表現力とは一朝一夕に身につくものではなく、日々の弛まぬ努力が必要である。こういったことを反映していることもあってか、筆記試験の解答時間は他の大学と比べて比較的多めに与えられている(例:理科は旧帝大の中では唯一2科目で180分)。これは、時間が十分与えられるだけに完成度の高い答案が求められることを意味する。

いずれの試験教科とも非常に癖が強いのはここで取り沙汰すまでもなく、出題形式の独創性、異質性、現行の大学入試のトレンドや他大学の傾向とは一線を画す独自路線が光る。

各教科とも一筋縄ではいかない曲者揃いであり、この錚々たるメンツ一挙と互角に渡り合うには、平素から徹底して鍛え上げられた論理的思考力が頼みの綱になる。地道な思考力研鑽を捨て、暗記や詰め込み学習で場当たり的にやり過ごす習慣で勉強をかいくぐってきただけの受験生を返り討ちにさせることに特化した、アドリブ色の押し出された試験である。

以上のように、京大の入試問題は、カリキュラムによって線引きされた、いわゆる“科目”の個別の学力だけでない教養や素養が広く求められる。すなわち京大の入試問題に対抗するには、多様な事象に興味を持ち文系・理系に関わらない広い教養を備え、付け焼刃の学習ではなく、日々の学習を地道に行い主体的にじっくり思考することを繰り返すという学問の王道を行くことが、遠回りであり、長い時間を要するが、もっとも確実な方法なのである。また、そのような学びの姿勢こそが京大入学後の学問の糧となろう。

また、上述のように京大は他大学と異なった出題形式がとられることが多く、問題が特徴的であるのに加えて、数十年間にわたって試験問題の形式に変化は見られないため、とりわけ過去問研究が重要かつ効果的である。教学社の「京大の○○25ヵ年」シリーズや赤本・青本などで過去問を研究し、各予備校から出版されている京大模試の過去問集などで演習を積むのが良いだろう。

英語[編集]

英文解釈[編集]

概説[編集]

文体の硬い文章と、柔らかい文章が出題される。

素材文のテーマは科学論、哲学論、歴史論などが多く、抽象度は高い。

近年は2題とも論文が多い。

以前は、柔らかい文章として随筆、小説なども出題されたことがある。

また論説文にしても1題はかなり硬質、もう1題は硬さが他方よりも多少抑えられたものが出題されることが多い。

問題(分量/設問形式など)[編集]

基本的には本文の3箇所(年度によって2箇所や4箇所のときもある)に下線部が施され、それを和訳しなさい、という設問が与えられる。

大問2つで小問は6問前後ということになる。

2015年度以降は説明問題の割合が増えつつあった。

2021年度は再び下線部和訳中心の出題に戻った。

下線部は文章の要点であったり訳す際に文脈が重視される部分に施されることが多く、また一文がかなり長く、カンマやダッシュ、等位接続詞が多く含まれ、同格や省略、倒置、挿入など文構造が複雑な部分が特に好まれる。

構文把握とともに文脈を意識してごく自然な日本語に直すことが求められる。

単語帳の訳出表現を丸暗記して、それ以外の表現を認めたがらない頭の固い受験生が一部にみられる。

大抵の場合、そういう傾向の受験生ほど英文解釈の答案の完成度が極めて低い傾向がある。

2004年度は大問Ⅱで短めの二つの文章が出題され、それぞれ2箇所に下線部が施され訳す問題になった。

文章が二つになったが、文章の長さも短かかったので実質的な訳出量は前年度以前とそれほど差は無かった。

2005年度以降は従来通り長文が1つだけの形式に戻った。

2005年度には本文に下線が施されず、設問の内容に適する箇所を発見し訳せという問題が出題された。

訳出箇所の発見は文脈を考えればそれほど困難ではない。

ただ実際は訳出箇所の選定を誤った受験者も多くいたようである。

2006年度以降は従来通りの形式に戻った。

2012年度は大問Ⅱで選択式の問題が2題出題された。

難易度[編集]

まず第一に素材文がかなり硬く抽象的である。

英文のテーマもありきたりな内容では無い。

また、柔らかめの随筆、小説などの場合は独特な言い回しや比喩など多用される文章が出題される。

さらに下線部和訳であるが、直訳したのではほとんど意味が通らない日本語になる。

本文全体の理解の上で、下線部の構文をとり文脈上どう訳すのが適当なのかを考えながら訳を作る必要がある。

正確な構造分析をしてそれを日本語上不自然にならない表現として反映させる日本語運用力との両立が求められる。

近年の傾向[編集]

2007年度はそれ以前に比べて訳出語数が大幅に増加した。

2008年度でもこの傾向が踏襲された。

さらに語数が増加し、受験生に大きな負担を強いた。

2008年度は2007年度に比べて、構文や抽象性といった点では易化した。

難単語が例年よりも多く含まれ、分量もかなり多いという点で2007年度と同様、京大の英文解釈としてはやや難度が高かった。

2009年度の語数は、これまでと一転した。

2008年度の語数の約半分近くにまで激減した。

これはここ10年の京大英語の中で最も少ない語数である。

大問Ⅰは比較的抽象的な英文であり、大問Ⅱは、柔らかみがあり、訳出の表現に苦労しそうな英文であった。

前年に比べて時間的な余裕はかなり生まれた。

京大の英語としては比較的平易な英文を短時間で大量に読解する、という傾向から、抽象度の高い英文・情緒豊かな英文を時間をかけて咀嚼し、じっくり思考する京大本来の傾向に戻った。

対策[編集]

まずは授業、教科書、テキスト、参考書などで英文法、英語の主要な構文、重要英単語などをマスターすべきである。

受験生は京大の傾向として和訳することにばかり目がいってしまう。

文法事項の学習が疎かになってしまいがちだが文法の学習で手を抜くのは本末転倒である。

というのも基礎文法の徹底的な理解があってこそ初めて的確な和訳・解釈が可能となる。

文法をしっかり固めて、穴のないようにしておきたい。

その上で英文解釈の練習として、教科書、テキスト、参考書で取り扱われている文章を和訳する練習をするとよい。

あるいは和訳練習用の参考書や問題集をこなしてもよい。

その際には不自然な日本語になっていないか、文脈に沿った訳になっているかを注意すべきである。

場合によっては全文和訳するのもよい対策になる。

和訳の際には、分からない単語や箇所がいくつかあるはずだから、文意や文脈から判断して適切な意味に訳すことができるようになるために、まずは辞書を引かずに推測して訳してみると良い。

また、英文解釈・和訳の練習と並行して英文の全体を俯瞰し筆者の主張や文章のテーマを掴む練習も積んでおくべきである。

京大の和訳問題は周囲の文脈と関係を持つ部分である場合が多く、文章の構成やテーマを理解できていれば理解できていない場合に比べてスムーズに和訳できる。

長文1題平均40分が与えられた時間である。

最初は時間を気にせずに本文をじっくり読み、自分の最大限のレベルの和訳を完成させることを目標にしたい。

その後、解答解説で本文の内容を理解し、構文がとれているかはもちろんのこと、適切な訳語を用いているかや文脈に沿った訳になっているかという視点から自分の書いた和訳の検討をじっくり行いたい。

京大の問題に慣れてきたら今度は制限時間内で解く事を目標にしてさらに過去問をこなすとよい。

また、解き終わった京大の過去問はそれで終わりではなく繰り返し何度も読むようにしたい。

京大の和訳は文脈や本文理解が重視される。

まず本文を一読し(できればこの段階で本文全体のテーマや内容はおおよそ理解できるのが望ましい)、その後、下線部の吟味にとりかかるべきである。

本文理解と下線部和訳の際にはテーマに関する自分の知識と教養をフル活用して臨みたい。

英作文[編集]

概説[編集]

和文英訳問題と自由英作文問題であり、前者では、非常にこなれた日本語表現が用いられる。

これは逐語訳が非常に難しい。各予備校の京大模試の解答を見ればわかるように、日本語の本意に沿った英訳をすると、かなり高度な単語や表現を駆使しなければならず、とても受験生には成し得ないような解答になる。そのため、高得点を得るためには“いかに簡単な表現に言い換えられるか”の力が必要となる。

2015年度までは出題歴のなかった自由英作文の出題が2016年度より開始され、毎年25点分の配点を占めている。

問題[編集]

まとまった量の文章が与えられ、全文英訳せよ、という問題が出題される。さらに2016年以降は自由英作文も約25点分の配点で出題が始まった。

すなわち従来の和文英訳25点と、新形式の自由英作25点の配点で定着した。

適切な表現を吟味する必要がある。

英作分野の大問IIIと大問IVは、1つの大問につき、20分を費やすのが理想である。

難易度[編集]

和文英訳はこなれた日本語文を訳さなければならない。

近年の傾向(和文英訳)[編集]

2005年度以降、素材文の分量がかなり増加している。

ここ5年間程度で考えると難易差はあまり無い。長いスパンで見ると、問題自体のレベルは高い状態で推移している。

2007年度は分量が多かった。

(1)、(2)ともにこなれた文体で英語に直すのが難しい。英文和訳とともに和文英訳の(1)でも教育に関する問題が出題された。

2008年度は情報量はかなり多い。

(1)は京大らしさが現れている。(2)は息の長い、直訳不可能な文章であり分量も多い。

対策[編集]

まずは英文法や頻出単語、重要構文で英語の基礎を磐石なものにしたい。それとともに例文集などを使用して、頻出のフレーズを数十個暗記しておくことも重要である。日々の授業や参考書などで英文の組み立て方をしっかり習得し、その後、基礎レベルから標準レベルの英作文の問題集やテキストで演習を積み英文を書き慣れておきたい。実際に自分の手で多くの英文を書いてみることが英作文向上の鍵である。

これらの学習を通して英作文の基礎が固まったら京大の英作文にとりかかろう。京大の英作文は、「いかにも入試問題」といった頻出フレーズで表せるような文章が出題されることは無く、実際に日本語で書かれた小説や随筆の一部を切り取ったごく一般的でかつ非常に日本語らしいこなれた文章が出題される。

また、「~だから」という接続詞を含む文があれば理由だ、などと即断してはならないし、「~だから」といった理由を表す接続詞が無くても前文の理由を表しているということもある。

京大英作文においては、ただ単に機械的に訳すのではなく、難解でこなれた部分を前後の文脈から把握し、「結局これらの言葉の意味するところはなにか」を把握することが重要である。すなわち、日本語で情報を理解したあといったんその日本語を忘れ、同様の意味を別の平易な日本語で表すことから取り掛かかり、そしてその平易な日本語を自分の持つ語彙・構文の範囲内で客観的・叙述的に組み立てることがコツである。

また、単に接続詞の有無などで文をとらえるのではなく、各文を全体の文脈の中で位置づけ、その文が文章全体の中で比喩・譲歩・理由・累加など、どのような要素として働いているのかを理解することもポイントである。主客を転換する、2文に分ける、句ではなく節で表す、といったことも京大英作文における重要なテクニックである。

実は知識それ自体はそれほどなくても良い。

とはいえ、合格点を取れる答案を作る学力を一朝一夕で養成するのはまず不可能であるし、日本語を別の日本語で置き換えるという作業もなかなか容易に出来るものではない。やはり日ごろから積極的に英文を書く練習を続けることが重要であり、また、京大英作文の対策として、英語の学習のみならず、難解でこなれた日本語を簡潔な表現に直すという練習も積んでおきたい。問題の別解を考えてみるのも、柔軟な思考力を養成するのに効果的であろう。

やはり和文英訳同様、最初は1問20分の制約を無視して時間を気にせず最高の答案を作り上げるようにしたい。

その後、赤本・青本や、教学社の「京大の英語25カ年」などを使用して、数をこなし、徐々に制限時間内に問題の趣旨に合う答案が書けるようトレーニングを積んでいきたい。

その他留意点[編集]

過去にはごく稀ながら、英文和訳の代わりに要旨要約問題や文中の空欄を選択肢から選んで補充する問題、和文英訳の代わりに自由英作文問題の出題がなされたことがあった。

また、2005年度には、英文和訳大問2つのうち、1つは「~について書かれた文を見つけて、その文を和訳せよ」という指示に変わった。

2006年度以降、年々増加傾向にある。

2008年度では和訳部分の総語数は、数年前までの約2倍近くまで増加している。

構文や訳をじっくり吟味する時間や見直しの時間がほとんどとれない。

制限時間内に全問題を解き終えることさえ困難である。

精読力のみならずかなりの速読力をつけないと対応できないので普段から京大レベルの難解で抽象的な文章を速読する練習を積んでおく必要がある。

また時間配分等もしっかり考えておくべきである。

2009年度は一転して語数が大幅に減少した。

来年度以降、再び2007・2008年度の語数に戻るともわからない。

油断は禁物である。

数学[編集]

概説[編集]

京都大学の理系は150分間で6題(200点満点・各学部で配点に応じて素点を換算)、文系では120分間で5題(150点満点・各学部で配点に応じて素点を換算)を解答する。

各大問の配点は30点または35点である。

各大問の配点は問題用紙に記載されている。

出題範囲[編集]

理系・文系を問わず、確率、初等幾何(空間図形も含める)、微積分が頻出である。

また整数問題が出題されやすい(年に2問の出題もある)。

証明問題以外でも論理展開が重要な問題が出題されることが多い。

これが古くから「論証の京大」と呼ばれる所以である。

問題[編集]

問題は全問記述式である。

理系数学は6つの大問を150分で解答する。

文系配当の数学では5題を120分で解答する。

配点は各大問30点または35点である(近年はまれに理系数学で40点の大問も見られる)。

どの問題が何点配当かは問題用紙に記載されている。

配点を見ながら解く順番を決めることも可能である。

難易度[編集]

2006年度を最後に後期試験が廃止された。

以降、本学は数学において傾向と対策を取られない様に、内容においても難易度においても大きく変動させている。

理系でも難易度の高い設問がしばしば共通問題として出題されている。

近年の傾向[編集]

2002年以前は著しく難易度の高い問題や、煩雑な処理計算問題が出題さ、極めて高水準な問題ぞろいであった。

しかし、それでは受験生が解けず、差が出なかった。

京大教授陣が0完合格者の常態化を懸念し、かつ部分点戦略を王道とする予備校の指導方針に危機感を抱いた。

これを受けて2003年以降は文系・理系とも易化傾向にあり、現在へと継承される京大独自路線の代名詞でもある完答主義へと方針を大きく転換させた。

2007年度から京大入試改革がなされ、各科目で出題方針と試験時間で再編成がなされた。

2007年度、2009年度、2012年度、2020年度理系数学入試は難化した。

2003年度、2004年度、2005年度、2006年度、2010年度、2011年度、2013年度、2021年度入試は易化した。

目標点数[編集]

他科目との兼ね合いもある。

理系に関しては、医学科で4~5題分(7割弱)、その他の理系学部で3題と部分点(6割弱)、易しめの年では4題分の確保を目標としたい。

全5題で構成される文系学部は2題と部分点ないし3題分(5割5分)を一つの目安にするのが無難である。

採点・答案作成に関して[編集]

京大数学は証明問題の多さからもわかるように論理力・表現力を非常に重視している。

数学の発想のしかた[編集]

京大では、知識は教科書レベルでも発想の仕方で差が生まれる問題が多い。

また、文系であっても数学IIIの知識を用いて構わないのと同様に、指導要領外の解法で解答しても、論理的に正しければ満点が与えられる。

対策[編集]

椅子に座る習慣をもつ必要がある。

そのうえで机の上に問題集とノートを開くことが第二のステップである。

次に、長考をストレス無く習慣化していく。

まずは高校の授業で習う定型的な解法をマスターすることが京大数学攻略への第一歩である。

受験生はまず日々の授業の内容を完全に理解するように努めるべきである。

教科書の基本公式や基礎問題は第三者に説明できるまで理解を深めることが重要である。

友人や教師と内容について議論することも理解を早める処方箋となる。

公式は自分の手で導けるようにしておくのがよい。

その他留意点[編集]

2007年度から理系数学は学部学科によって甲(標準)・乙(発展)に分かれ、乙のほうがレベルの高いものになっている。理系甲は、総合人間学部(理系)、教育学部(理系)、医学部人間健康科学科(旧保健学科)看護専攻・作業療法専攻。理系乙は、理学部、医学部医学科、人間健康科学科(旧保健学科)理学療法専攻・検査技術専攻、薬学部、工学部、農学部で使用された。
2008年度入試では変更があり、07年度入試で数学甲を選択していた総合人間学部(理系)が08年度では数学乙を選択した。また教育学部(理系)、医学部人間健康科学科(旧保健学科)の全ての専攻で数学甲が採用された。
2009年度では教育学部(理系)、医学部人間健康科学科看護学専攻・作業療法学専攻は数学甲を選択し、それ以外の学部は全て理系乙を選択した。新設の経済学部理系入試も数学乙の選択であった。
2010年度では08年度と同じく教育学部(理系)、医学部人間健康科学科(旧保健学科)の全ての専攻で数学甲が採用され、他の理系学部は数学乙が採用された。

なお、2011年度からは、理系は再び全学部共通の問題が使用されている。 2019年度では文理共に常用対数表が出題された。

国語[編集]

京都大学の国語では、文系では120分、理系では90分でともに3つの大問を解答することになる。文系は150点満点(但し教育学部の文系は200点満点)、理系は100点満点である。

  • 文系国語

第一問は評論、随筆、第二問は、従来は文語文が出題されていたが、近年では小説や随筆が出題される事が多い(ただし、やや文語的なものが出題される)。第三問は古典である。主に古文が出題される。各大問とも配点はそれぞれ50点である。

  • 理系国語

2006年度までは文系と同問題の3題から2題を選択して解答する方式であったが、2007年度から文系と理系が別問題になり、全問必答になった。第一問は文系と共通問題であり、設問数は文系より一つ少なく、40点である。削られる設問は、比喩問題のような、所謂文系向けのやや難度が高い設問であることが多い。第二問は柔らかめの評論や随想から出題され、30点である。第三問は古文であり、配点は30点である。試験時間は文系より30分短く、各大問における小問の数は文系より少ない。しかし単位時間あたりの記述量は文系理系とも差は無く、理系の問題のほうがやや易しめではあるものの、記述の負担は同等である。なお、2009年度入試より工学部全学科においても国語が課された。

解答欄の特徴[編集]

京大国語の特徴として解答欄が非常に大きい。多くの受験生は、解答欄を埋めきるために本文の語句を拾ってとりあえず何か書いておけばよいだろうと思いがちだが、出題される文章自体が凝縮され無駄の無い簡潔なものであり、ただ本文の要素をつなぎ合わせただけでは解答の形をなさない。京大の国語は命題に対してどれだけ豊富な要素を持って答えられるかが問われており、本文の内容に準じて自らの理解を補った自分自身の言葉で解答を書かなければならず、難度は非常に高い。以前は棺桶と呼ばれる、線などがない真っ白い大きな箱が解答用紙にあるだけだったが、2003年度後期から解答欄の横幅1センチごとに線が引かれている。これにより解答字数のだいたいの目安が立てやすくなった。一行あたりの大きさはヨコ1センチ、タテ14センチである。

現代文[編集]

概説[編集]

以前は物故した学者のすでに評価の定まった文章からの出題が多かったが、最近は評論に近年の新しい学者の著書が出題されることが多い。過去の京大の現代文は古めの出典が多いので最近の学術的話題を知りたい場合は、東大の評論問題に出題されているものを参考にするとよい(東大は比較的最新の学術書から出題されているため)。ただし、設問の傾向が両大学では大幅に違うので、内容を確認するにとどめ、無理に問題を解く必要は無い。小説、随筆ではやや古めの文章が出題される。2007年度入試において国語の問題が文理別になってから、文系の問題には理系より文学的な文章が出題されている。

問題[編集]

全問とも記述・論述形式である。また、漢字書き取り・読み問題はしばらく出題されていなかったが、2007年度で復活した。漢字問題は2007年度には文理とも第二問、2008年度には文理とも第一問で出題され、2009年度も2008年度を踏襲した。第一問が文理共通の問題であることを考えると、第二問ではなく第一問に漢字問題を課すのは当然であると言える。今後も漢字は第一問で出題されると思われたが、出題頻度は近年は低くなり、2016年度を最後に出題はされていない。あくまで論述設問のみで読解力と表現力を推し量る路線が貫かれているといえよう。 文系の場合、小問は両大問とも5つであり、漢字問題が出題された大問では、4つが記述問題、漢字問題が出題されない大問では5つが記述問題である。2008年度以降の理系の場合は、第一問は小問4つ(うち漢字問題1つ)、第二問は小問3つである。記述論述形式の問題は、基本的には文章に施される傍線部に関する説明問題である。傍線部の内容説明問題、傍線部に関する理由説明問題などが主なものであり、さらに京大現代文の特徴として、比喩に関する設問が多いことが挙げられる。比喩問題では何と何が例えているのかを本文に即して自力で考えて理解しなければならない。その他の問題であっても、本文自体には直接的には述べられていない言外のニュアンスを読み取らなければならない設問が多い。また、最終設問は傍線が引かれず、本文の要旨をまとめよ、といったものであったり、傍線が引かれる場合であっても本文の要旨をまとめる問題であることが多い。

難易度[編集]

素材文自体はいたずらに難解ではなく、設問にも悪問・奇問は存在しないため受験生の国語力を見る良問と言える。ただし他大学と比べても記述量がかなり多く、本文を正確に読解して解答しなければならない。さらに、比喩問題や本文には書かれていない事柄を行間から推測して答える問題、および書かれていない筆者の言おうとするところを推測して答える問題などが含まれ、深い読解と膨大な記述にかかる時間に比して試験時間が十分とは言えない。

近年の傾向[編集]

  • 文系

2007年度に文理で問題が分かれて以降、文系の問題は第二問の難度が上がっている。特に2008年度の第二問は、例年以上に比喩問題が多く、その難度も高めのものが多かった。また、本文中にはっきりとした根拠が無く、本文の記述から類推して自分で答案をまとめねばならない設問も含まれ、過去の京大現代文の中でもかなり難度が高かった問題であったと言える。第一問も論述字数が多く、難度も高めであった。2008年度の現代文は総合的に難しかったと言える。 2009年度は、第一問は論旨が明白な読みやすい随想からの出題であった。記述量が減少し、各設問も解答要素がほぼ本文中にある点で易しめであり、比喩問題も標準的といったことから2008年度よりも易化し、京大現代文としては標準からやや易しめとなった。第二問は随想から出題され、本文の難度はやや下がり、答えやすい設問もいくらか含まれていたが、心情の読み取りなどやや難度の高い設問も見受けられ、やはり文系の問題として難しめに作られている印象がある。過去の京大の現代文の中ではやや難しいほうに入ると思われるが、今後、文系の第二問の難度はこの程度が標準になると思ったほうが良いかもしれない。2009年度の文系現代文は2008年度より易化したが京大としては標準的であったと言える。

  • 理系

2007年度に文理で問題が分かれたが理系は文系に比べるとやや易しいと言える。2008年度は文理共通の第一問は難化し、第二問も記述量が増加し、本文中のこなれた表現を適当な言葉でまとめ直したり、解答要素は発見しやすいもののどのようにまとめればよいかに悩んだりする設問が見受けられ、やや難化した。 2009年度は、文理共通の第一問は文章、設問とも易化した。本文を丁寧に読み取れば解答要素が自ずと見えてくる問題であったと言える。第二問は昨年と同じく随想から出題された。四字熟語の意味を知らないと解答が困難な設問があったものの、意味さえ知っていればそれほど難しい問題ではないと言える。その設問も含めて、解答要素を本文中から見つけて説明するのではなく自分の言葉で的確に表現する設問が見受けられたが、ごく標準的な難度の問題であると言える。本文が易しく、解答行数も減ったのでやや易化した。2009年度の理系現代文は全体的にやや易化したと言える。理系入試が導入されてまだ三年目であり、今後どの程度の難度に落ち着くのかに注意したい。

対策[編集]

難易度の項でも触れたように京大現代文では本文の正確な読解に基づいて解かなければならないため、受験テクニックといった類のものはまず本学には通用しない。このような問題に対処するには日々の学習の積み重ねで磐石な基礎力を確立し、論理的思考力と記述力、豊富な語彙力を培うしかない。

評論文対策については、まずは日々の授業や参考書で現代文に良く出てくる語句の意味や頻出漢字を押さえ、いわゆる「受験テクニック」に頼らずに、論理的に文章を読むことを習得し、主題把握や基本的な記述演習をこなすことから始めるべきである。評論読解で求められるのは主観を廃し、あくまで本文のみに従って論理的に理解することであると肝に銘じなければならない。本文読解においては各段落の要旨をまとめたり本文の要約をするなどして筆者の主張を的確につかめるようになりたい。本文を一読して筆者の『最も言いたい事』を掴むことができるようになれば主題把握力は十分ついており、京大に出題される文章のうち、易から標準レベルの文章には対応できると言えよう。だが、京大現代文において、文章内容の理解から設問攻略という次のステップに進むには、読解力だけでなく、高度な記述力と表現力が必要なので、記述式の参考書や問題集で記述力を養っておきたい。小説は評論以上に論理的思考力が求められる。普段読書するときのような自由な感覚で読むのではなく、あくまで本文の心理描写に則って主観を排して読解すること。

古文[編集]

概説[編集]

近世擬古文、説話、擬古物語などが頻出である。近世擬古文は江戸時代に執筆された中古を回顧する文章や歌論書、説話は主に仏教説話、擬古物語は源氏物語などの中古の作品を真似た作品が多い。ちなみに、擬古物語とは平安文学の物語を手本にして書かれたものであるため、文章自体の読みにくさは擬古文や説話を数段上回る。

問題[編集]

現代語訳問題、および説明問題が出題される。文法や語句の意味や文化史を直接聞いてくる問題は無く、全問記述式である。文系では、小問5~6題前後で構成されることが多く、3~4題が現代語訳問題、2~3題が説明問題であることが多い。理系の場合は現在のところ小問は3つである。現代語訳問題は、単に訳す問題と自分で言葉を補ってわかりやすく訳す問題の二通りがある。いずれの場合かは設問で指示されるのでそれに従えばよい。説明問題は、登場人物の心情説明問題や、それに関わる理由説明問題、歌論や説話の場合は筆者の主張や各部の意味の内容説明問題が多い。また、京大古文の特徴として和歌に関する問題が多いことが挙げられる。和歌の現代語訳問題・解釈問題(現代語訳問題と同じであると考えてよい)・解説問題がある。和歌は特段難解でないときもあるが、掛詞などの修辞技法が含まれている難度が高めのものが出題されることが多い。

難易度[編集]

京大の古文は平易で、全体の概要を掴む事は比較的容易であり、基本的な語彙と古文常識、文法知識があれば現代文に比して点数が取り易いといえる。ただし京大レベルの受験生にとって、この程度のレベルの本文が読めることは大前提であり、概要を掴むことはできても細部の理解が困難なことも多く、如何に完成度の高い解答が書けるかがポイントになるため、わずかなミスも見逃せない。現代文同様、記述量はかなり多く、書くべきポイントを意識せずに漫然と解くだけでは得点には結びつかない。「読める」ことと「解ける」ことが別物だとはっきり感じさせられる問題である。また、和歌に関する問題は京大古文の定番とも言える頻出問題であり、和歌の解釈や、時には和歌の技法や解説といった高度な問題も含まれ、記述量の多さから考えても難易度はかなり高いと言える。

近年の傾向[編集]

2008年度入試に関しては、文系は擬古物語から出題された。文章自体は2007年度よりやや難化したが全体の内容理解はさほど難しくないと言える。現代語訳や説明問題も京大古文におけるやや易か標準レベルと言え、実力のある者の中にはほぼ満点をとれる者もいたのではないかと思われる(ただし現代語訳で主語の判定が難しい問題が出題され、各予備校の解答速報や赤本、青本などでそれぞれ答えが一致していない。結局のところ出題者である京大にしかいずれが正答かはわからない)。和歌に関する問題も出題されず、和歌が含まれ難度の高かった2007年度に比べると易化したと言える。総合的には京大古文の中では標準かやや易しい部類に入ると思われる。理系は和歌を含む説話が出題された。全て現代語訳問題であり和歌もそれほど難しくはないが理系にとっては厳しかったかもしれない。2007年度と難易度は同程度であり、ともに京大古文の中ではかなり易しい部類に入る。ただしそれはこれまで京大古文が文理共通であったためであり、理系にとっては標準かやや易しい程度と言える。 2010年代に入ってから、文理共に和歌に関する出題が多く見られるようになった。本文に和歌が登場する物語はもちろん、注釈に和歌が登場したり、あるいは歌論が本文になったりと、その出題は多岐にわたる。2012年度文系、2014年度理系においては、百人一首に収録されている和歌が題材となった本文が出題されており、その和歌を知っていたかどうかで差がついたと思われる。2016年度文系では『伊勢物語』が出題された。本文中に登場する5首の和歌を、注釈や設問を頼りに読み解くという問題構成であり、難易度は高いと言えよう。2018年度、2019年度と、文系では2年連続で歌論が出題された。特に2019年度は京大古文にしては珍しく、本文が1000字を超えており、例年に比べて難しかったと言える。2020年度は、文系は『和泉式部日記』、理系は『北辺随筆』が出題された。やはりどちらの本文にも和歌が含まれている。今後とも和歌は出題される可能性が高いと言えるだろう。

その他留意点[編集]

以前は京大国語と言えば近代文語文が定番であったが2002年度の出題を最後に現在まで出題されていない。しばらくは近代文語文からの出題は無いのではないかと考えられるが、1989年度を最後に出題されていなかった小説が2002年度に復活した例もあるので、心配な人はいくらか対策を練っておけばよい。近代文語文対策の参考書としては『近代文語文問題演習』(駿台文庫)がある。福沢諭吉、森鴎外、夏目漱石などの文語文を読んでみて近代文語文に慣れるのも対策の一つである。近代文語文は漢文の素養と知識、および現代文の要旨把握力があれば十分対応できる。逆に言えば、現代文と漢文の学習が確立してから取り掛かることが望ましい。

2006年度の京大発表の出題範囲からは「漢文除外」の項目が削除され漢文の出題があるのではないかと予想されていた。同年度の小説において一部に漢文が含まれた文章が出題され(設問には直接は影響しない)、また2008年度では漢文の句法を含む文章が出題され、設問になった。2008年度の問題は、傍線部の比喩説明問題であり、漢文の知識が無ければ解答は難しいと思われる(もっとも、ごく基本レベルの句法であり、現代語として用いられることもあるものであったので、間違える人間はそういなかったと思われる)。2016年、2017年度以降も漢文に関する問題が出題される可能性はあるのでセンター試験レベルの漢文が楽に読める程度の対策はしておくのが望ましい。

地歴[編集]

世界史[編集]

概説[編集]

京都大学の世界史は東洋史と西洋史に関する問題がそれぞれ2題ずつ出題される。時代に関して言えば古代から現代まで広く浅く出題されており、世界史に関する広範な知識体系の確立が受験生には要求される。問題形式は短答式・小論述式の問題が2題と、長論述式問題の問題が2題というスタイルが定着している。過去には教科書の内容を逸脱した出題がなされたこともあったが、現在では基本的に、検定教科書の範疇を超えない問題が出題されるようになっている(特に論述)。

問題[編集]

【1】【3】が300字の論述。【2】【4】が小論述を含む単問集合である。

【1】【2】がアジア系、【3】【4】が西欧系(アフリカも含む)という出題が多い。

頻出分野[編集]

地域別にいえばアジア史(特に中国史)とヨーロッパ史が毎年出題されている。近年はそれに加えてアメリカ史が取り上げられるようになってきた。アフリカ史はここ5年程度出題されていなかったが、2008年度と2009年度に取り上げられた。分野別にいえば政治史が頻繁に取り上げられる。当然のことながら、ここで指摘した分野以外も満遍なく勉強するべきなのは言うまでもない。

難易度[編集]

京大の世界史は問題自体は総じて標準レベルである。とはいえ、試験で要求される知識それ自体は教科書で充分に事足りるものの、問題量が時間に比べて多いため、世界史のどの分野も穴のないように仕上げておかないと、なかなか高得点は取りづらい出題形式になっているといえる。

近年の傾向[編集]

2007年から2009年度にかけては大きな難易度の変化は見られなかった。ここ4~5年は難易度は比較的安定している。 以下のサイトに2011年度までの過去問が全部載っている。 http://www.ne.jp/asahi/wh/class/kakamon.html

対策[編集]

まずは資料集や教科書を精読して、おおまかな時代の流れをつかんでおきたい。その上で、問題集を使用して、ゴジック体で強調されている基本語句を覚えていきたい。京都大学の世界史は幅広い分野でのオールラウンドな能力を問うているので、どの分野にも偏りのないように学習しておきたい。定期考査や模試などを活用し、知識の拡充に努めるのが良いだろう。また、資料集などに掲載されている年表を利用し、同じ時代における各地域の状況なども把握しておきたい。特に、フランス革命や第一次世界大戦など、大きな歴史の転換点になった出来事を学習する際は、時代背景とその出来事がその後その地域にいかなる影響を与えたかというようなことを他人に説明できるようになるくらいまで理解しておくことが大切である。論述問題に関しては京大の過去問や他大学の過去問を使用し、制限時間を自分で設けて答案を作成してみるのも効果的である。

日本史[編集]

問題[編集]

京都大学の日本史入試問題は大問4題から構成されており、第1問が歴史史料をもとにした短答式問題、第2問がテーマに関する歴史文章の穴埋め短答式問題、第3問が3つ程度の文章をもとにした短答式問題、第4問が論述問題(200字×2問)、という形態が定式化している。史料問題に関しては、未見史料をもとに基礎事項を問う、というタイプの問題が多い。配点でみれば、短答式問題が1問1点×70問となっており、論述問題が一題15点×2題となっている。

頻出分野[編集]

基本的に古代から近代までを幅広く扱った融合問題であることが多く、偏りはあまり見られない。政治史、外交史、文化史、経済史のどれからも満遍なく出題され、また時代別に見ても、原始、古代、中世、近世、近代、現代のすべてを広く浅く網羅した問題となっている。

難易度[編集]

現在のところ、試験本番で要求される知識量は教科書や一般的な用語集で充分対応できるレベルに落ち着いている。したがって、日本史のどの分野も穴がないように学習した者にとってはそれほど難しい問題ではないと考えられる。だが、史料問題では受験生にはあまり馴染みのない史料が取り上げられることがあるので、それにも対処できる能力を養うためには、やはり相当量の学習が必要だと考えられる。また、90分で大量の問題を処理せねばならないので高い処理能力が必要である。

近年の傾向[編集]

2007年度から2009年度にかけては難易度に大きな変化は見られなかったが、高水準の出題であったことには変わりない。

対策[編集]

京大の日本史で解答を求められる知識の殆どは定期試験や模試等でよく書かされる基本語句レベルである。本番においてこれらを全て正確に解答することができればそれだけでほぼ合格点に近い点数を確保することができる。したがって、まずは教科書を(特にゴジック体になっている重要語句の周りは念入りに)熟読し、図説資料集などで体系的に理解を深め、その語句の意味を用語集で確認するといった作業が必要となる。(語句に関連する情報が多ければ多いほどその語句を覚え易くなるものである。その語句だけを何回も書いて覚えるのは、効率も悪いし応用も全く利かない。時間の無駄である。)もちろん、これだけでは頭に残るはずもないので、覚えた(と思われる)内容を教科書傍用問題集でチェックすることも必要である。また、京大は大問1が史料問題であるから、史料集等を活用し、史料(原典)に慣れておきたい。その際は細かい暗記に走る必要は全くない。その史料がどういう内容を表しているか大まかに掴んでおくだけで充分である。(但し、班田収受の法や、養老律令等の「超」有名な史料に関しては話は別である。この場合はキーワードとなる語句は覚えておきたい。例えば、子代・名代等)論述問題に関しては京大の過去問や、他大学の過去問も参考にしてやってみるとよい。【1】【2】【3】は京都府立大学、【4】は大阪大学の問題が本学の問題傾向と似ており参考にするとよい。

地理[編集]

概説[編集]

京都大学の地理は豊富な知識量と高度な論述力を受験生に要求しているといえる。よって、付け焼刃の学力では京大地理で合格点を取るのは厳しいといえるが、逆を言えば、基礎固めと問題演習を行えば合格点を確保するのは可能であると考えられる。問題形式は短答式・小論述(要するに説明問題)式の問題が中心である。

問題[編集]

産業、社会(都市が多い)、自然及び地図、地誌の4分野からの出題がほとんどであり、自然分野は他の問題の中で小問として扱われることも多い。論述字数は他の2科目に比べて少ないので、解答をコンパクトにまとめる力が要求される。 また図表や統計資料が提示されることも多く、分析能力や読解力を必要とする問題が多い。解答欄の個数は毎年約40個程度である。

頻出分野[編集]

近年の頻出分野は、地域別には日本やアジア、分野別には産業分野などであるが、全体的に総合問題的な色合いが強いので、どの地域(どの分野)の学習にも手を抜くべきではない。

難易度[編集]

京大地理に要求されるオールラウンドな知識・学力と、統計に対する深い読解力・分析力、ポイントを鋭く突いた記述を短時間で作成する能力は一朝一夕に養成できるものではないので易しいとは言いがたい。常日頃からの学習の積み重ねが必要である。

近年の傾向[編集]

2008年度は2007年度に比べてやや難化した。来年度以降も高水準の出題に備えて対策すべきである。

対策[編集]

まずは教科書や地図帳などを積極的に併用して、地名や都市名、地域ごとの気候変動のようす等をおさえることが第一歩である。その際は単なる文字列の暗記に止まるのではなく(そもそも効率が悪すぎる)、理由や仕組みなどを第三者にも説明できるくらい理解しておくということが大切である。また、地図帳や付録の統計等にも目を通しておき、なるたけ関連するような情報は(雑学的なものであっても構わないので)仕入れておきたい。農産物や工業製品の統計順位なども理由付けして覚えていくと頭に入り易い。(これは中学地理の要領で構わない。)さらに、2008年度は出題されなかったものの、京大地理では地形図に関連する問題が毎年のように出題されている。普段から教科書や資料集、問題集を使って読図の練習をしておき、地形図に熟達しておきたい。加えて、昔の地形図と現代の地形図の比較の練習もやっておくとなお良い。論述問題に関しては京大の過去問を使用しながら、解答するべき要素を素早く判断し、指定字数以内でまとめる練習をしておきたい。

理科[編集]

物理[編集]

概説[編集]

多くの問題がかなりの長文の穴埋め形式になっている。

そのため問題文に示される条件を見逃さないように解答することが重要になる。

前の解答が正答でなければつぎの正答が出てこないことがある。

物理学の正統派を貫く素直な問題であるため、公式暗記に頼らず基本に忠実に勉強していけばよい。

2007年度の入試から、いままでにはほとんど見受けられなかった記述問題が多く出題された。

この記述問題にはグラフを書かせることも多い。

2008年度には原子物理が出題された。

しかし力学と電磁気学の知識があれば、その内容は本文から解法が求められるレベルであった。

問題[編集]

電磁気学・力学から各1問、熱力学・波動・原子物理のいずれか1問の合計3題が主流である。

大問1が力学、大問2が電磁気学、大問3が熱力学、波動、又は原子物理の中から1分野出題であることが多い。

各大問に数問ずつ記述問題(証明問題やグラフも含む)が含まれる。

頻出分野[編集]

力学では単振動、円運動、重心系、運動量と力積。

電磁気では電磁誘導、電気回路、サイクロトロン(電場・磁場における荷電粒子のふるまい)。

熱力学は熱力学第一法則を取り扱った問題、熱サイクル、気体分子運動論。

波動は光・音のドップラー効果、回折格子。原子物理ではコンプトン効果や水素様原子の構造などである。

力学や原子物理は運動方程式や運動量保存則、エネルギー保存則、相対運動の取り扱いを問われる。

難易度[編集]

物理の基本法則に関する深い理解と、長文を読みこなして条件など、重要な情報をチョイスして立式していく情報処理能力や正確な読解力、さらにはやや煩雑な数式を場合によっては近似を駆使して解きあげる高い計算処理能力が問われる。

物理やそれに付随する初等的な数学が本当に解っていないと途中で手が止まってしまう大問が多い。

公式暗記では乗り切れないことがわかるだろう。

近年の傾向[編集]

2007年度は180分入試が導入されて初めての年だった。

簡単な微分方程式を取り入れた高度な考察問題など、質の高い問題が出題された。

解答時間を考慮して考えると厳しい出題であった。

2008年度は2007年同様の難易度が維持されていた。

2009年度は分量も増加し、問題の質も上がった。

2009年度には2002年度以来7年ぶりとなる波動分野が出題された。

どれだけ基礎をしっかりしてきたかがストレートに問われた。

2008年度、2015年度、2021年度に原子物理が出題された。

2012年度にて、アインシュタインの相対性理論を踏まえた出題がなされた。

2019年度、2020年度入試はかなり難化した。

2019年度入試は一方の化学は大きく易化したが、2020年度入試は化学と合わせて難化した。

このため2020年度は難問を回避する受験のセオリーが通用しない年度であった。

対策[編集]

そもそもとして、椅子に座ることに抵抗意識をもたないことである。

そのうえで勉学の姿勢の基礎として、姿勢を正すことは出発点である。

文字式に酔わず、混乱せずに複数の小文字を識別していくことも求められる。

闇雲に問題パターンの暗記に走るのではなく、基礎基本に立ち返って問題を考える態度を身につけることが必要である。

例えばドップラー効果の公式ひとつ取っても、その式はどのようにでてきたのか、その式は本質的には何を表しているか、そもそもドップラー効果とはどういうものか誰にでもわかるように説明できるだろうか、といったことを常日頃から考えているかどうかがそのまま理解度の差、ひいては入試における点数差に結びついてくる。

通常の授業にあたっては、出てくる数式がどういった基本原理に基づいて出てきたのかを確認し、その数式がどのような意味を持っているのか説明できるまで参考書や、友人や教師に質問し、理解を深めることが重要である。

その上で、定義をきちっと暗記し、公式などは自分の手で導けるようにしておかなければならない。

このようにして基礎を固めた後に受験用問題集に取り組めばよい。

その上で京大の過去問に取り組めば良い。

時間の割に解答量が豊富である。

限られた時間内で正確な計算を遂行する力を養成する機会ととらえるべきである。

演習を行うときにはただ問題量をこなすのではなく、問題の別解を考えるのも大いに役立つ。

2008年・2009年度では2年ぶりに図示問題が出題された。

来年以降も出題される可能性があるので、演習の際には図示問題も飛ばさずに解いておきたい。

本学はかなり煩雑な近似計算を受験生に要求することがある。

過去問などで数式の近似操作に慣れ親しんでおくとよい。

化学[編集]

概説[編集]

受験生の思考力や計算力を測る上で非常に良く出来た問題である。

十分に基礎固めと問題演習をしておけば合格点を確保できる。

語句や計算結果のみを解答用紙に書くことになる場合は計算ミスは命取りである。

物理同様、前の設問の答えを使って次の設問に答えるという問題も当然ある。

その場合には最初の答えを間違えるとなだれ失点に陥りることになりかねないので要注意である。

問題[編集]

近年は第1問は無機理論の複合問題、第2問は理論分野である。

第3問は有機化合物の構造決定がメイン、第4問は天然高分子または合成高分子から出題というスタイルが定着している。

大問の中でさらに2つに分かれているものもある。

頻出分野[編集]

理論分野では結晶格子、化学平衡が京大化学の名物であり、特に平衡は必ず出題される。

難易度[編集]

年度によって少なくない変動がある。

2019年度、2007年度は大幅に易化した。

2020年度、2017年度、2010年度は大幅に難化した。

高度な計算力、基礎事項を踏まえた思考力、問題文の正確な読解力、化学に関する一般的な教養を問う良問ぞろいである。

制限時間内に全ての問題に解答することは困難である。

近年の傾向[編集]

2007年度は180分入試が導入された最初の年だった。

2007年度と2019年度は問題が大きく易化したため、合格者の中には満点が続出した。

この年の化学の合格目標ラインは8割程度であった。

2010年度、2017年度では難化したため、合格レベルであっても5~6割程度を確保するので精一杯であった。

2020年度は大きく難化したため、医学科以外は5割に届けば合格レベルである。

対策[編集]

物質量の扱いがすべての土台である。

molという表記に抵抗意識をもってはならない。

つねに単位を意識することを習慣とする必要がある。

原子量、式量、分子量などの混同やあやふやな理解はご法度である。

高校生は科学的な単語によく動揺する。

単語には必ず意味付けがされている。

落ち着いて、学習を進めていくべきである。

まずは教科書や資料集を中心に、一般的な傍用問題集を併用して基礎を固めると良い。

知識それ自体は教科書と資料集程度で十分である。

ひたすら問題数をこなすだけでなく、「酸化数」「電気陰性度」等といった語句の内容・定義を深く追求するといった姿勢が必要である。

基礎事項の「深い理解」が京大化学の攻略の近道である。

高校で配布されている教科書だけではよくわからないと思ったら、思い切って大学初年級レベルの教科書・演習書を副読本にしてみるのもよい。

高校の教科書は指導要領の制限上、「なぜこうなるか」をやや省いて記述しがちである。

よほど自分で意識しないかぎり「その場限りの暗記」になりがちである。

赤本や青本等で京大の過去問を解いて、時間配分の練習をすれば良い。

しかしやはり全問を解こうとすると時間が足りないので、出来ない問題を瞬時に見極めて飛ばすことも必要である。

その能力を養うという点でも過去問演習は大変有意義である。

もちろん、解けなかった問題は復習を念入りにすべきなのは言うまでもない。

その際、計算問題などは自分の手でもう一度最後まで計算することも大切である。

生物[編集]

概説[編集]

生物分野に対する幅広い理解と深い考察力を受験生に要求する良問ぞろいである。

充分な基礎固めと問題演習をしておくのはもちろんのこと、常日頃から生物分野に関心を持っておくこと。

問題[編集]

生物の問題は全部で4つの大問から構成される。

さらに大問は2つか3つの中問に分割され、テーマは多岐にわたる。

頻出分野[編集]

生殖と発生、遺伝情報とタンパク質の合成、遺伝・遺伝子、生物の群集と生態系、刺激の受容・反応である。

京大生物は分野ごとの偏りが小さく、様々な分野から満遍なく出題される傾向にある。

どの分野も等しく勉強しておくのが望ましい。

難易度[編集]

京都大学の生物は、日本の大学受験の問題の中で最も難しいと言われている。

これは京大の生物を解く上で必要な知識は教科書または資料集の内容で事足りるものの、基礎知識を活用して深く考察し、その内容をポイントを絞って分かり易く簡潔に表現する力やどの分野も満遍なく穴をつくらず対処できる学力を養成するのは、短期間の学習で養える能力ではないというところから来ている。

上辺だけの知識・学力では制限時間内に合格点まで点数を積み上げるのは非常に難しい。

近年の傾向[編集]

2007年度は解答時間に変更があった年であったが、難易度自体に変化はなかった。

2008年度は問題量が増加し、全体としてやや難化した。

2012年と2013年にリード文の分量と論述量が大幅に増加し難化水準になった。

対策[編集]

教科書と資料集を熟読し、一般的な傍用問題集を併用して基礎固めと問題演習をすることを勧める。

地学[編集]

概説[編集]

京都大学の地学の問題は、受験生の地学だけに止まらず物理・化学の総合的な力量を見る上で非常に良くできた問題であり、教科書と資料集を中心に着実に勉強を進めれば充分合格点は確保できる。

問題形式に関しては大きな特徴として、物理や化学に比して穴埋めが少なく、論述・記述問題が大きなウエイトを占めることが挙げられる。

計算問題は計算過程も解答欄に記述するよう指示されるので、論述・記述対策は地学受験者にとって必須である。

問題[編集]

地学の問題は全部で4つの大問から構成される。

1題目は例年論述力と高度な計算力を要求する天体の問題が出題される。

2題目と3題目は固体地球や海洋、気象分野の問題が出題される。(年によっては2題目も天体分野になることがあったり、3題目も地質分野になったりすることがある。)

4題目は地質・岩石分野から主に出題される。

頻出分野[編集]

天体分野ではケプラーの法則(惑星の運動)や銀河の成り立ち、星の明度、太陽の活動とエネルギー、恒星の物理的性質。地質分野からは断層、地層、地震、火成岩、示相・示準化石。固体地球、海洋分野からはプレートテクトニクス、地衡風、太陽高度と日射量、大気圏の気温分布、地球内部の構造、ジオイド関連の事項などがよく取り上げられる。

難易度[編集]

京大の地学は、要求される知識自体は教科書や資料集程度で充分ではあるものの、受験生の地球科学だけに止まらず理系分野全般に対する幅広い教養と、与えられた資料に対する考察力、さらに数学力が存分に試される良問ぞろいであることには違いなく、付け焼刃の知識では合格点を確保するのは難しいと考えられる。

近年の傾向[編集]

2007年度では理科の試験形式が変更された年であったが、難易度や傾向に大きな変更は見られなかった。

2008年度には問題量が増加したため、やや難化した。

また、今年の問題で天文分野の素材として「ニュートリノ」が取り上げられたことも記憶に新しい。

対策[編集]

先ほども述べたとおり、京大地学の問題は概して難易度が高い。また、物理学や化学に対する深い理解も必要である。このような京大の問題に対抗するには、物理(特に力学)や化学(特に無機化学)、地学の教科書の内容を理解するのは当然として、地学分野に関する読み物やテレビ番組等を積極的に活用して、地学分野に慣れ親しんでおくことも大切である。上に述べたことは一見受験にはあまり関係のないように見えるが、そこで養われた雑学的な知識は地学の勉強を進める上でも大きな底力になるはずである。というのも受験地学はあくまでも大きな学問体系としての「地球科学」の表面をさらったものにすぎないからである。受験生は「受験地学」というカテゴリーにとらわれることなく、「地学」という分野そのものを「楽しむ」くらいの気持ちで勉強に取り組むのが丁度いいと思われる。受験期に際しては、問題集を一通り終わらせた後に赤本や青本等を使って過去問を出来る限り解いておきたい。他の理科分野と異なり地学はその性質上、奇抜で凝った問題を作りにくいため、過去の類題を利用することがよくあるからである。余力があれば他大学の地学の問題も予備校のホームページ等から入手してやってみるとよい。演習量自体はそれで充分に補える。

脚注[編集]

  1. ^ 旧称「京大即応オープン」。Z会との共催関係を解消したため、2018年度実施分を以て廃止。
  2. ^ 答案は2014年実施分よりWeb返却(駿台のマイページにPDF形式で掲載。掲載期間は、第1回・第2回共にWeb公開開始日から3ヶ月間。)となり、紙の答案は追加料金を払うことで返却可能となった(但し試験会場で使用した答案そのものは返却されず、答案をスキャンして前記のPDF形式のものをプリントアウトしたものを返却)。

関連リンク[編集]