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公認会計士試験/平成30年第I回短答式/企業法/問題14

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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問題

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 株式会社の計算に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)

ア.株式会社は,資本金及び準備金の額を登記しなければならない。

イ.株式会社は,その処分する自己株式を引き受ける者を募集する場合において,株主となる者が当該株式会社に対して払込み又は給付をした財産の額の2分の1以上の額を資本金として計上しなければならない。

ウ.株式会社が剰余金の額を減少して準備金の額を増加する場合,法定事項の決定は株主総会の決議によらなければならない。

エ.株式会社が資本金の額を減少する場合,減少する資本金の額は,当該資本金の額の減少がその効力を生ずる日における資本金の額を超えてはならない。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解

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6

解説

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ア.株式会社は,資本金及び準備金の額を登記しなければならない。911条3項5号

イ.株式会社は,その処分する自己株式を引き受ける者を募集する場合において設立又は株式の発行に際して,株主となる者が当該株式会社に対して払込み又は給付をした財産の額の2分の1以上の額を資本金として計上しなければならない。445条1項2項

ウ.株式会社が剰余金の額を減少して準備金の額を増加する場合,法定事項の決定は株主総会の決議によらなければならない。451条1項2項

エ.株式会社が資本金の額を減少する場合,減少する資本金の額は,当該資本金の額の減少がその効力を生ずる日における資本金の額を超えてはならない。447条2項

参照法令等

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