剣道/稽古着・袴の着用

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

稽古着は単に胴着(道着)とも呼ばれています。 色は藍色と白があり,白はもっぱら女性剣士が着ることが多い傾向にあります。形状は和服の様なものですが,素材は綿の様なものが使われてまして,汗を吸収する設計になっています。結び目が1つないし2つ程度ありますが,縦に結ぶより横に蝶結びするのが一般的ですし,見た目もよいとされています。背中が膨らまないように着ることも欠かせません。

袴は前に5枚の襞があり,これには様々な意味が込められていると言われています。色は胴着よりは藍色の普及率が高いですが,やはり女性剣士を中心に白い袴も着られています。ただし藍色の胴着に白い袴はヴィジュアル的にいただけないので,あまりその様な着こなしは見られません。 一部ではパンダのようだと揶揄されます。袴は前下がり後ろ上がりに着ることが理想です。