コンテンツにスキップ

古典ギリシア語/第一類/基本文法/アクセント

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

ギリシャ語のアクセントは単語の最後の 3 つの音節のどれかにある。 アクセントのある母音には記号をつける。 アクセント記号には次の 3 種類がある。

(1) 鋭アクセント

鋭アクセントのある音節は高く発音する。 ά, έ, ή, ί, ό, ύ, ώ

(2) 曲アクセント

曲アクセントのある音節はいったん高い音で発音して、その後音を下げて発音する。また、短母音の ᾶ, ῖ, ῦ はそれぞれ長く発音する。 ᾶ, ῆ, ῖ, ῦ, ῶ

(3) 重アクセント

最後の音節に鋭アクセントがある語に別の語が後続する場合、その後の鋭アクセントが重アクセントになる。重アクセントには音の上でのアクセントはない。 ὰ, ὲ, , , , ,