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古典ギリシア語/第一類/基本文法/下書きのイオータ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

ギリシャ語にはかつて ι(アーイ)、ηι(エーイ)、ωι(オーイ)という二重母音があったが、次第にイの音が発音されなくなった。その結果 ι(イオータ)の文字が綴りから消え、そのかわりに α, η, ω の下にちいさなイオータがおかれて、ᾳ, ῃ, ῳ と書かれるようになった。このイオータのことを「下書きのイオータ」と呼ぶ。現在では ᾳ, ῃ, ῳ をそれぞれ「アー」「エー」「オー」と読んでも、「アーイ」「エーイ」「オーイ」と読んでも、どちらでもかまわない。


大文字で書くときは下書きのイオータは用いられず、Α, Η, Ω の右側に ι または Ι が添えられる。