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古典文学/古典文法/動詞/上二段活用

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

上二段活用とは、正格活用の一つで連体形は「る」、已然形は「れ」、命令形は「よ」が語形につく。

活用

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語…起く

語形 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ きよ

上二段活用の動詞一覧

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動詞…起く・過ぐ・懲る・抉づ・朽つ・恥づ・恋ふ・侘ぶ・恨む・落つ・老ゆ・恨ゆ・報ゆ・生く・下るなど。

上二段活用の特徴・注意

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特徴

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上二段活用において、未然形と連用形、命令形はイ段、終止形と連体形、連用形はウ段に属する。 

注意

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上二段活用は命令形に着目すると語形がある活用形で命令形だけイ段で終わっているため注意する必要がある。また、上二段活用のなかで「恨む」という動詞は、口語では五段活用に属するため混ざらないように注意をしなければならない。