古典文学/古典文法/動詞/四段活用

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四段活用は、ア・イ・ウ・エの四段に活用するものである。「歩く」「書く」「笑ふ」など、基本的な動作の言葉が多く属し、種類も多い。

活用[編集]

例・・・書く

語幹  か

未然形 か

連用形 き

終止形 く

連体形 く

已然形 け

命令形 け

音便[編集]

「て」「たり」が接続するときには音便がおきる場合がある。いずれも活用形は連用形のときである。

  • イ音便
カ・ガ・サ行四段活用動詞は活用語尾が「い」となる。
例:「書きて」→「書いて」
  • ウ音便
ハ・バ・マ行四段活用動詞は活用語尾が「う」となる。
例:「言ひて」→「言うて」
  • 撥音便
バ・マ行四段活用動詞は活用語尾が「ん」となる。
例:「読みて」→「読んで」
  • 促音便
ハ・タ・ラ行四段活用動詞は活用語尾を「つ」とし、「っ」で読む。
例:「立ちて」→「立つて」(読みは「たって」)

現代語との関わり[編集]

現代語の五段活用にほぼ相当する。江戸時代ごろから意志・推量の「むmu」のmが消えて「うu」だけとなったが、このときに歴史的仮名遣いのルールにより、「書かう」と書いて「書こう」と読んだことから現代の五段活用となった。四段活用動詞は意味の変化も少ない。