大学受験英語 英文法

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五文型[編集]

以下の文では、主語をS、動詞をV、目的語をO、補語をC、修飾語をMで表す。

第一文型(SV)[編集]

Vは必ず自動詞である。 I run.(私は走る。)

第二文型(SVC)[編集]

第二文型ではS=Cの関係が成り立つ。Vはbe動詞を中心とした自動詞である。

I am Tom.(私はトムです。)

第三文型(SVO)[編集]

目的語を1つ持つ文型である。Vは必ず他動詞である。

I have a car.(私は車を持っている。)

第四文型(SVOO)[編集]

目的語を2つ持つ文型である。

Vは第四文型の用法を持つ他動詞である。第四文型のVのことを授与動詞という。

I give you a pen.(私はあなたにペンを与える。)

第五文型(SVOC)[編集]

第五文型ではO=Cの関係が成り立つ。Vは第五文型の用法を持つ他動詞である。

I call him Dave.(私は彼をデイブと呼ぶ。)

八品詞[編集]

名詞[編集]

ものの名前を表す品詞である。apple, table, schoolなど。

代名詞[編集]

名詞の代わりに用いられる品詞である。I, he, sheなど。

形容詞[編集]

名詞を修飾する品詞である。冠詞も形容詞に含まれる。hot, fast, deepなど。

副詞[編集]

形容詞、副詞、動詞など(名詞以外の品詞)を修飾する品詞である。immediately, surprisingly, alternativelyなど。

動詞[編集]

状態や働きを表す品詞である。play, come, getなど。

自動詞[編集]

その動作・作用が他に及ばず、主語自身の働きを表す動詞。特に英語の場合自動詞は目的語をとらない。be動詞はこれにあたる。

他動詞[編集]

その動作・作用が他に及ぶ意味を持つ動詞。特に英語の場合他動詞は目的語をとる。

接続詞[編集]

文の前に付き、副詞節や名詞節を導く品詞である。and, butなど。

前置詞[編集]

名詞の前に付き、形容詞句や副詞句を導く品詞である。at, in, toなど。

感動詞(間投詞)[編集]

感動や応答・呼び掛けを表す語。oh!, alas!, dear me!など。

句と節[編集]

SVを含まないものを句、SVを含むものを節という。

名詞句[編集]

名詞句は不定詞によって導かれる。

形容詞句[編集]

形容詞句は不定詞や前置詞+名詞の句によって導かれる。

副詞句[編集]

副詞句は不定詞や前置詞+名詞の句によって導かれる。

名詞節[編集]

名詞節は接続詞によって導かれる。名詞節を導く接続詞はthat,if,wheatherの3つだけである。

形容詞節[編集]

形容詞節は関係代名詞によって導かれる。名詞節や副詞節を導く関係代名詞もある。

副詞節[編集]

副詞節は接続詞によって導かれる。副詞節を導く接続詞は多い。