学習方法/高校現代社会

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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検定教科書や参考書を読むと分かるのですが、この科目は、「政治経済」と「倫理」をあわせて半分にうすめた内容です。

そして、高校の『倫理』科目とは、名前に反して、哲学史を覚える科目です。

なので哲学史をあつかう『倫理』科目と同様に『現代社会』の参考書でも、国学者の本居宣長の研究業績なども紹介されていたり、古代日本のハレとケの宗教意識などが書かれていたり、もはや何がどう「現代」の社会なのか、意味不明な科目になっています。(2020年の指導要領の改訂で、科目『現代社会』は廃止予定の科目です。)


さて、高校の現代社会の本の厚さについて、現代社会の参考書の厚さは、政治経済の参考書よりも、うすめです。


世間には、デタラメで「高校の『現代社会』は、現代の社会の仕組みを教える科目である」などのデタラメを言う人もいますが、デタラメなので信じてはいけません。

このデタラメは、1990年代ぐらいの過去の教育改革の議論で、日本の高校教育に『現代社会』が導入された時の科目のイメージの議論をそのまま、時代遅れになったのに現状を調べずに昔の思い込みを繰り返して連呼してるだけの人なので、無視しましょう。


高校1年生のかた以外は、なるべく、「現代社会」でなく「政治経済」を(参考書などで)勉強することをオススメします。

また、センター試験などでも、難関大では、現代社会の受験を認めない大学も多く(代わりの公民科目として「倫理・政治経済」というのがある)、最初から政治経済を学んだほうが入試対策にもなります。


現代社会の参考書の内容は、けっこう中学の復習も多いです。たとえば「公共料金」「国内総生産」など、中学で聞いた用語も出てきます。

もちろん、発展的な内容もありますが、しかし『政治経済』にも、そういう発展内容は書かれているし、「政治経済」のほうが、さらに先まで説明が書かれているので、いっそ最初から政治経済を勉強したほうが、ラクです。


なお検定教科書には、ところどころ、高校範囲をこえた、参考書には記述の無い専門的な知見がありますが、しかし入試には、そういうのは出ません。なぜなら、一般の参考書では、勉強しようが無いからです。