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小学校体育

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
小学校・中学校・高等学校の学習>小学校の学習>小学校体育

小学校体育のページです。体育(たいいく)は、(からだ)(うご)かす教科(きょうか)です。自分(じぶん)から、すすんで体を動かしましょう。

なお、目次のタイトル・項目・内容は、大日本図書の副教材『たのしい体育』に合わせました。

新体力(しんたいりょく)テスト

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入学(にゅうがく)したばかり、または進級(しんきゅう)したばかりの体育(たいいく)では、体力(たいりょく)テストというものを(おこな)います。体力テストには8つの分野(ぶんや)があります。先生(せんせい)指示(しじ)(したが)って行いましょう。また、ここでは6(さい)~11歳までのものを、(あつか)っています。

あく力

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握力(あくりょく)は、()をにぎる(ちから)がどれくらい(つよ)いかをはかるテストです。(みぎ)(ひだり)のじゅんに2(かい)くりかえします。あく力をはかる(とき)は、きちんと()ったまま、はりの部分(ぶぶん)をそとがわにして、(おこな)いましょう。このテストでは右手・左手のテストをそれぞれ2回ずつ(つまり両手で4回)、それぞれの手で、よいほうの記録(きろく)()ります。

上体起(じょうたいお)こし

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上体起こし

上体起(じょうたいお)こしは、ふっきんに(ちか)(うご)き方をするテストです。あおむけのじょうたいからひじが(あし)につくまで(からだ)を起こす動きを30秒間(びょうかん)でできるだけ(おお)く行ってください。(あし)()さえる(ひと)は、しっかりとテストをする人のひざをおさえましょう。また、メガネをかけている人は(はず)してからテストをしてください。テストを()ける人と、足を押さえる人の(あたま)がぶつからないように注意(ちゅうい)してください。

長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)

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長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)は、(からだ)がどれくらいやわらかいかを、はかるテストです。かべに背筋(せすじ)をぴったりとつけて、ダンボールでできたテストに使(つか)道具(どうぐ)(はこ)と箱の(あいだ)(あし)()れます。その状態(じょうたい)両手(りょうて)をダンボールからはなさないようにして(まえ)にできるだけのばします。その(あと)、ダンボールから()をはなして(よこ)にあるものさしで記録(きろく)()みとります。このテストは2回行(かいおこな)って、よいほうの記録(きろく)()ります。


反復横(はんぷくよこ)とび

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(うご)きがどれくらいすばやいかを、はかるテストです。1m(メートル)(はば)のライン3(ぼん)のあいだを、できるだけ(はや)くステップでまたぐ動きを、30秒間(びょうかん)で、できるだけ(おお)(おこな)ってください。またラインは、またいでも点数(てんすう)になりますし、ふんでも点数になります。このテストは2(かい)行って、よいほうのきろくをを()ります。

20m(メートル)シャトルラン

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どれくらい体力(たいりょく)(つづ)くのかを、はかるテストです。20m(メートル)のはばのライン2(ほん)(あいだ)をテープの(おと)(音楽(おんがく)のこともあります)にあわせて(はし)ります。テープから(なが)れる(おと)は1(おん)ずつ(たか)くまたは(ひく)くなります。(つぎ)に「パーン」という(おと)がなるまでに20m先にあるラインまで走ってください。(おと)はだんだんと(はや)くなるのでおくれないようについていきましょう。2(かい)れんぞくで(おと)についていけなくなるとテストは()わりです。1回おくれただけならまだ(つづ)けられます。また、テープは「1・2・3…」と回数(かいすう)()むので、それで記録(きろく)をはかってください。

50m走(メートルそう)

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(あし)が、どれくらい(はや)いのかをはかるテストです。スターターが「位置(いち)について…よーい」のあとに、(おと)や「ドン」「スタート」などのかけ(こえ)にあわせて50m(さき)にあるゴールラインまで、できるだけ(はや)(はし)ります。スピードが()ちないように、できればゴールラインをすぎてから(すこ)し先くらいまで、走っておきましょう。

()ちはばとび

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立ちはばとび

どれくらい(とお)くにとべるかを、はかるテストです。安全(あんぜん)のため、砂場(すなば)(まえ)でテストを行います。つま(さき)をふみきり線のラインの一番前(いちばんまえ)にあわせて、できるだけ遠くにとびましょう。記録(きろく)砂場(すなば)についた位置(いち)で、ふみきり(せん)に一番近いものを()ります。このテストは2回行(かいおこな)って、よいほうの記録(きろく)を取ります。

ソフトボール()

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どれくらいボールを(とお)くにまで、()げられるかをはかるテストです。かかれている(えん)(なか)でソフトボールを()に持ち、おうぎがたの(なか)で、できるだけ(とお)くへ()げます。投げている(あいだ)や投げ()わった(あと)は円の中から()ないようにしてください。このテストは2回行(かいおこな)って、よいほうの記録(きろく)()ります。