小学校国語/5学年

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

敬語[編集]

尊敬語(そんけいご)[編集]

相手を高めるためにつかう言い方。

いらっしゃる
くださる
めしあがる
なさる
お ~~ になる
「お答えになる」「お帰りになる」
ご ~~ になる
お~~、 ご~~
(例)
「ご意見」
「お名前」、「お顔」
れる、られる
「出発なされる」


謙譲語(けんじょうご)[編集]

自分の動きや、自分の家族の動きなどについて言うときに、動きのおよぶ先の相手を高めるときにつかう言い方。

自分について言うときに、自分をへりくだる言い方。

丁寧語(ていねいご)[編集]

和語・漢語・外来語[編集]

漢字の読み方には、音読みと訓読みがあります。

たとえば、「多」を「た」と読むのが音読みです。

いっぽう、「多い」などの「多」を「おお」と読むのが訓読みです。


「小」を「しょう」と読むのが音読み。

「小さい」の「小」を「ちい」と読むのが訓読みです。


音読みは、むかしの中国(いまの中華人民共和国)の発音がもとになった読みです。

※ 広島県とか岡山県などの「中国地方」ではない。


漢語(かんご)とは、たとえば「帰省」(きせい)、「生物」(せいぶつ)などのように、音読みの発音でいわれる言葉のことです。(帰省は「かえりせい(×)とは読まない」)

漢語の多くは、むかし中国から日本につたわってきた言葉が多く、たとえば「貿易」などが、中国からつたわってきた言葉です。

しかし、「心配」などのように、日本でつくられた漢語もあります。

また、「人工衛星」などのように、20世紀になってから出来たような言葉であっても、音読みなので、漢語として分類するのが普通です。


また、漢語は普通、漢字で書かれますが、しかし肉を意味する「にく」という、ひらがなの表記のように、ひらがなで書かれていても、読みが漢字の音読みのものなら、その言葉は漢語とするのが普通(ふつう)です。


「調査する」の「調査」は音読みです。

「調べる」の「調」の読み「しら」は訓読みです。


「人」を「ひと」と読む場合、訓読みなので、和語です。

たとえ漢字で書かれていても、訓読みで書かれる言葉は、和語として分類します。


和語には、中国から漢語がつたわるよりも前に、もともと日本に昔からあった言葉が、もとになっている場合が多くあります。

なお、中国から漢語がつたわるよりも前から、もともと日本に昔からあった言葉のことを「大和言葉」(やまとことば)といいます。

つまり、和語には、大和言葉を由来とする言葉が、多くあります。



外来語(がいらいご)とは、外国から、つたわってきた言葉のことです。

日本人にとっての「外来語」とは、つまり、日本以外の国からつたわってきた言葉のことです。


日本人でない外国人にとっては、日本語こそが外来語になります。しかし、この「国語」という教科は、日本語を教えるための教科ですので、とくにことわりのないかぎり、「外来語」といったら、ふつうは日本人にとっての外来語のこと、つまり日本語いがいの国の言葉(たとえば英語など)のことをいいます。


たとえば、「サッカー」、「ボール」、「ダンス」、「ペン」、「パン」、「リュックサック」などが外来語です。


外来語の発音をなるべく正確に書くために「ティ」や「フォ」などのように、小学校の1~2年では教わらなかったかもしれない書き方をする場合も、よくあります。

たとえば、

「パーティ」や「スパゲティ」、
「フォーク」
「トロフィー」

などです。

また、外国人の名前の発音を日本語であらわすために、たとえば「アンディー」とか「ジェームズ」とか「ミケランジェロ」みたいに、「ディ」とか「ジェ」とかの言葉がカタカナで使われることもあります。


ただし、むかしの中国や朝鮮(ちょうせん)からつたわってきた言葉の多くは、日本の古い書物などにも多く書かれたいたりするので、外来語との見分けがむずかしいなどの理由もあるので、むかしの中国や朝鮮からつたわってきた言葉については「外来語」とはいわない場合もあります。


たとえば、よく「コマまわし」などでいう「コマ」という言葉は、古い時代に朝鮮半島からつたわってきた言葉だろうと考えれています。 料理の「みそしる」の「みそ」も、古い時代に朝鮮半島からつたわってきた言葉だろうと考えれています。


ややこしいのは、「ギョーザ」・「シューマイ」などの、漢字でなくカタカナで書かれた、中国に由来する中華料理などの言葉を、どう考えるかです。

日本の小学校教育では、「ギョーザ」や「シューマイ」などは外来語であると、しています。

外来語ではない言葉のカタカナ表記[編集]

たとえば、理科の書物などを読むと、よく「カエル」とか「イヌ」(犬)とか「バッタ」、「ウサギ」とかのように、または「アサガオ」(朝顔)や「ヘチマ」などのように、動物や植物などの名前がカタカナで書かれている場合がよくあります。

※ 子供むけの本だけでなく、大人むけの本でも、「カエル」などのようにカタカナ表記をする場合もよくあります。

このように、カタカナで書かれていても、外来語ではない場合もあります。



外来語だった言葉[編集]

「カルタあそび」などのカルタは、もともとはカードという意味のポルトガル語「カルタ」が江戸時代やその少し前の時代ぐらいに日本につたわってきたのですが、しだいに「歌留多」のような当て字がつくられるようになりました(※ 当て字は覚えなくて良い)。


けむりの出る「タバコ」(煙草)も、もともとはポルトガル語でした。

雨の日に着る「カッパ」も、もともとはポルトガル語でした。



いろいろな外来語[編集]

「カード」も、病院などの「カルテ」も、かるた遊びの「カルタ」も、もとは外来語で、それぞれの言葉のもとの国では似たような意味でした。

カルテはドイツ語に由来する外来語です。

カードは英語に由来する外来語です。


しかし、「カルテ」というドイツ語が日本に紹介されるときに、医学の分野で紹介されたので、日本では「カルテ」が病院で使う、お医者さんが診察結果などを記録する用紙のことになりました。

なお、「ガーゼ」もドイツ語に由来する外来語です。石膏(せっこう)ギプスなどの「ギプス」もドイツ語に由来する外来語です。


(※ 範囲外: )明治時代に日本が欧米の言葉を輸入したとき、医学の分野では、「ドイツの医学が、世界でもっとも進んでいるだろう」と当時の日本では考えられたので、医学の分野ではドイツ語に由来する外来語が多くあります。
いっぽう、絵画や音楽などの芸術の分野では、フランスとイタリアが進んでいるだろうと考えられていたので、芸術の分野では、フランスまたはイタリアに由来する外来語が多くあります。

デッサン、バレエはフランス語からの外来語です。

ピアノ、ソプラノ、テンポは、イタリア語からの外来語です。


なお、料理通のことをいういう「グルメ」はフランス語に由来する外来語です。

料理のひとつ、「グラタン」はフランス語に由来する外来語です。


「マヨネーズ」もはフランス語に由来する外来語です。




オランダ語は、江戸時代の日本と交流のあったこともあってか、科学技術に関する外来語のなかに、オランダ語に由来する言葉がけっこうあります。

「スポイト」「コンパス」「レンズ」などは、オランダ語に由来します。

また、「アルカリ」という言葉は、もともとはアラビア語が起源ですが、日本にはオランダ語を経由して「アルカリ」として伝わったといわれています。


外来語になかには、たとえば「通勤ラッシュ」の「ラッシュ」のように、漢字と組み合わせて使われるようになった言葉もあります。


また、「じゃがいも」は、もともと南方の地名「ジャカルタ」地方からの芋(いも)のことでした。

ラーメンのように、ラー麺(ラーめん)という複合語と考えるべきか、「ラーメン」という1語の外来語と考えるべきか、なやましい言葉もあります。


「テーマソング」という外来語は、ドイツ語に由来する外来語「テーマ」と、英語に由来する外来語「ソング」との組み合わせになっています。


英語の「テレビジョン」がもとになった外来語「テレビ」や、英語の「アニメーション」がもとになった外来語「アニメ」など、外来語のなかには、もとの発音を省略したものも、よくあります。


外国で通用する日本語[編集]

日本料理の「スシ」という言葉は、日本以外の外国でも、よく通用します。


スシはローマ字で SUSHI と書けば、日本のあの生魚の料理だと、外国でも通用します。


また、現代では、「アニメ」という省略された言葉が、日本のアニメの外国での人気の高まりにより、日本でなく、外国でも「アニメ」(ANIME)という省略した呼び方でも通用するようになりました。

マンガはもともと日本語の「漫画」が由来ですが、MANGAで外国で通用します。


スポーツの柔道も、JUDO で通用します。空手は KARATE で通用します。

万葉がな[編集]

方言と共通語[編集]

※ 6年の範囲: 特別なカタカナ[編集]

(※ 三省堂の6年の教科書の巻末に、該当の単元がある。)

いくつか前の節で「フォーク」の「フォ」など、小学校の低学年では習わないカタカナを説明しました。


このようなカタカナのうち、よく使われるものの一覧を、つぎに示します。


イェ

ウィ、ウェ、ウォ

例: ウェディングドレス、ミネラルウォーター

ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ

例: ヴァイオリン、ヴェルサイユ (「バビブベボ」の代わりとして使われることがある。)

シェ

例: シェークスピア


ティ

例: レモンティー

チェ

例: チェロ

ツァ、ツェ、ツォ

ファ、フィ、 フェ、フォ 

例: ファミリー、フィギュアスケート、フェンシング、フォーク
「フゥ」は普通、使われないです。

フュ


ジェ

例: ジェット

ディ

例: ウェディングドレス

デュ

例: リデュース

新聞の読み方[編集]

議論(ぎろん)や討論(とうろん)のしかた[編集]

議論(ぎろん)とは、討論(とうろん)とは、[編集]

なにかのテーマにそって、みんなで話し合って、一番よさそうなアイデアを決めことが、議論です。

(※ 範囲外: )討論(とうろん)とは、議論を対戦スポーツみたいに楽しくしたりするために、有力なアイデアについて賛成派(さんせいは)と反対派(はんたいは)とにグループを分けたりして、勝ち負けを楽しむものです。

(※ 教科書でならう範囲内:)また、討論のようにチームわけすることで、論点が何なのかも、分かりやすくなります。また、グループわけをして、相手のグループから自分たちのアイデアが反論されることにより、自分たちが見落としていた、アイデアの欠点を、発見しやすくもなります。


※ 範囲外: 実社会では3つ以上のグループで討論する場合もある。しかし小学生むけに説明を単純化するため、2個のグループの場合で説明する。検定教科書でも、2グループの場合しか扱ってない。


とはいえ、いくら討論で、グループわけしたりして、勝ち負けをあらそっても、いちばん大切な目的は、良いアイデアをさがすことです。

ときどき、アイデアをよくする事をそっちのけで、自分が勝つ(かつ)ことだけに熱中しがちですので、目的をわすれないように気をつけましょう。

グループのほかにも必要な役[編集]

議論・討論では、グループのほかにも、司会(しかい)の役(やく)と、審判(しんぱん)の役という、必要(ひつよう)な役があります。


司会の仕事[編集]

よい議論をするための方法として、

まず、司会(しかい)を決める必要があります。

司会の仕事には、次のような仕事があります。

・ 時間の管理(かんり)
・ 議題(ぎだい)の管理


司会は、公平な立場でないと、いけません。

なので、司会の人は、対立しあっている両方のグループのどちらにも、参加しないようにする必要があります。


時間の管理

議論では、両方のグループが、それぞれ同じ時間だけ、アイデアを発表します。

司会のしごとのひとつは、それぞれのグループのアイデアを発表する時間が、どちらかのグループにばかり、かたよらないに、議論を進行させていくことです。


なので、時計などを見ながらも、司会をする必要があります。


また、司会は、グループひとつ毎(ごと)の、発表の時間を決める必要があります。

スケジュールの例
 時間  グループA グループB
0分間 (先生による開始の合図)
5分間 グループ内で
うちあわせ
グループ内で
うちあわせ
3分間 意見の発表 聞くだけ
3分間 聞くだけ 意見の発表
5分間 グループ内で
うちあわせ
グループ内で
うちあわせ
5分間 反論 聞くだけ
5分間 聞くだけ 反論
5分間 グループ内で
うちあわせ
グループ内で
うちあわせ
5分間 反論 聞くだけ
5分間 聞くだけ 反論

たとえば、

「各グループそれぞれ、さいしょの発表の時間は3分間です。各グループとも代表者を立てて、交互(こうご)に発表してください。そのあと、5分間それぞれのグループ内で話し合ってから、それぞれのグループが5分ずつ、反論しあうようにします。代表者は、1回目の人と同じ人でもいいし、別(べつ)の人でも かまわないです。そして、両方のグループとも反論を1回ずつしたら、もう一度5分間グループ内で話し合って、さきほどと同様に5分間ずつ反論してもらいます。このときの反論の代表者は、かえても、かえなくても、かまいません。

そして、最後(さいご)に、審判(しんぱん)が勝ち負けを判定します。」

のように、司会はスケジュールを宣言する必要があります。


なので、議論・討論では、時間の管理がとても必要です。


そもそも、議論を始める前に、議論をいつ始めて、いつ終えるのかも、あらかじめ決める必要があります。


意見を対立させる時間は、あくまで議論のあいだだけです。


議題の管理

また、グループのだれかが、ときどきルールを守らない(まもらない)で、議論に関係のない話をし始めたりする人がいます。そういう場合いん、議論に関係のない話を中断させたり、議論に関係のある話にもどすように命令するのも、司会の仕事です。


まとめ

これまでの、司会に必要な仕事をまとめると、次のようになります。


< 司会に必要な仕事 >
時間の管理
    ・ 議論の始めと終わりの時間の管理。
    ・ それぞれのグループの発表時間の管理。

議題の管理
    ・ 議題に関係のない話をする人がいれば、関係ない話を中断させる。


その他、教科書には書かれてないですが、対立しているグループどうしに、ていねいな言葉づかいをさせるように、指導(しどう)しましょう。

つまり、野次(ヤジ)をとばさせてはいけません。

※ こまったことに、これをできない大人(おとな)も国会に多くいるが・・・


もうひとつ必要な役[編集]

討論では、司会(しかい)の役のほかにも、審判(しんぱん)の役が必要です。

討論では、対戦スポーツみたいに勝ち負けを決めるのですから、当然、審判(しんぱん)が必要です。


審判(しんぱん)の仕事は、どの意見が、いちばん説得力があったかを決めることです。


つまり、討論での勝利(しょうり)の条件は、審判に説得力がある意見を言うことです。

※ 学校での国語の授業としての「議論」なら、ふつう、国語の先生が審判をするでしょう。


議論の本当の目的は、みんなにとって良い意見を探すことです。

なので、審判が説得力のある意見を決める場合にも、みんなにとって説得力のある意見をさがす必要があります。


つまり、審判が自分だけで「きっと、正しいにちがいない!」とか思ってるような意見は、えらんではいけません。

また、そういう人は、そもそも審判の役にさせては、いけません。

※ 学校の場合なら、先生が審判の役をするので、そういう問題は無い。
※ しかし、学校の外の場所での議論の場合、そういうダメな人が審判をしている場合もあるので、気をつけよう。

司会の人も、審判の人も、対立しあっている両方のグループには、入れないようにする必要があります。


させ、もしも先生でない生徒が審判の役をする場合は、審判の役の生徒は、自分が「この意見は、いちばん良い意見だ。」と選んだ意見について、なぜ、それを選んだのかという理由を説明する必要があります。

でないと、ほかの生徒が納得しません。

また、「いちばん良い」理由を説明できないような意見は、そもそも選んではいけません。

ちゃんと、理由を説明できるような意見を選びましょう。


対立するグループの人たちの仕事[編集]

2つのグループに分かれて対立しあっているグループの役の人たちにも、仕事があります。

それは、

討論をとおして、論点をハッキリさせたりすることと、
審判の人が理解をしやすいように、自分たちの提案の理由を説明すること、

などです。

また、発表のできる時間は、かぎりがあります。

なので、短い時間でも、自分の意見が何かという説明と、その意見になった理由を説明できるように、ふだんから、自分の考えを丁寧(ていねい)に説明できるように練習(れんしゅう)しておきましょう。



また、対立相手のグループに反対の意見を言う場合は、相手のグループのどこの意見に反対なのかを、言う必要があります。(※ 学校図書の小5国語の下巻で、そう指導している。)


つまり、けっして「とにかく私は反対だから、反対なの!」というような反対の仕方は、ゆるされないのです。

司会や審判の人も、対立しあっているグループの人で、このような反対をする人がいたら、そうしないように注意をする必要があります。


また、賛成でも反対でも、意見を出す場合には、よのなかの人の立場になったつもりで、意見を出す必要があります。


さいごに[編集]

討論(とうろん)の勝負ごっこが終わったら、対立しあってたグループどうしだった人も、もう対立はやめましょう。

そして、議論・討論のさいごのほうに、審判または司会の人が、とりあえず決めた、とりあえずの「一番」よさそうなアイデアを出します。

審判の人の話をきいて、そのあと、それぞれ、自分たちの頭のなかで、対立にとらわれずに、もっと本当に一番よさそうなアイデアを考えましょう。

議論はもう終わっているので、自分で考えた「もっと本当に一番よさそうなアイデア」については、もう発表はしなくてもいいです。


ですが、これこそが議論や討論の、本当の目的です。

小学校でならうような議論の目的は、考えを深めることです。(※ 検定教科書でも、そう言っています。)


スピーチのしかた[編集]

もし、紙に書かれた文章を読むときには、分からないことがあっても、そこで、読みかえしたり、辞書(じしょ)を調べたりなどの方法があります。

しかし、スピーチを聞く場合は、そういうことができないことに、気をつけましょう。


なので、スピーチの文章を考えるときには、話のさいしょのほうに、その話でいちばん言いたい内容(ないよう)の話をしましょう。

また、むずかしすぎる言葉は、つかわないようにしましょう。

特に(とくに)、もしも、小学校の低学年(ていがくねん)の子たちに、なにかを話すときなどは、 わかりやすい言葉づかいで話すようにしましょう。

どこで発表をするのか[編集]

発表をする場所ごとに、効果的なスピーチの方法はちがいます。


たとえば、

教室で黒板に大きな紙をはって発表する場合、
プロジェクターを使って発表をする場合と、
校庭でマイクだけを持って発表をする場合とでは、

まったく発表の方法がちがいます。


なぜなら、もしも教室で発表をする場合で、黒板に大きな紙(模造紙など)をはって説明図を見せたりすることができます。

なので、教室では、けっして、なんでもかんでも口で説明しようとはしなくても、形のあるものについての説明なら、図を大きくかいて説明すれば、つたわります。

なお、このように、説明図などをつかって発表をすることを、プレゼンテーションと言います。 パソコンには、プレゼンテーション用のソフトもあります。


なお、図を書くときは、その図がなんの図なのか、図ごとに、その図のタイトルを入れておきましょう。


言葉で説明するほうがつたわりやすい事(こと)と、図で説明したほうが伝わりやすい事とは、区別をしましょう。


いっぽう、校庭や体育館などで、マイクだけをもって発表をする場合は、説明図を使えないです。

このようなマイクだけの場合、そもそも図がないと伝わらない(つたわらない)ことについては、話をしないのが良いです。

つまり、発表をする場所によって、適したテーマを選びましょう。


(※ 国語の授業のスピーチでは、ふつうは教室での発表になります。ですが、実際のスピーチは、かならずしも教室とは、かぎりません。)

スピーチでは漢字がつかえない[編集]

たとえば「市立」(しりつ)と「私立」(しりつ)は、文字で読めば、発音は同じですが、しかし漢字を見れば、意味のちがいが、わかります。


しかし、発表の場合、そういうわけには、いきません。


なので、この場合、

「市立」 のほうは「いちりつ」と発音します。
「私立」のほうは「わたくしりつ」と発音します。

このように、まぎらわしい言葉のある場合、いいかたを変えたりして、工夫します。(※教育出版の小5国語の上巻で、話し言葉の注意点として、「市立」と「私立」の例を紹介している。)

時刻(じこく)の「一時」(いちじ)と「七時」(しちじ)もまぎらわしいので、「お昼の13時のほうの一時」とか、「夜の19時の七時」とか、「ななじ」(七時のこと)とか、言い回しを工夫しましょう。(※ 中学の参考書だが、旺文社(おうぶんしゃ)の中学国語の参考書が、一時と七時の例。)


実際の発表の手順[編集]

まず、何について発表するのかを、さいしょに手短か(てみじか)に数秒で発言します。

発表をする側にとっては言わずに知っていることですが、発表をきく側は、なんについての発表かを言わなければ、わかりません。


次に、そのスピーチをとおして、いちばん言いたいことを、言います。もしくは、いちばん調べるのに手間のかかった内容について、解説(かいせつ)を言います。

たとえば、アンケートの結果の発表なら、つぎのようになります。

たとえば、クラスのみんなに、今年みているアニメについてアンケートしたとしましょう。(※ 教育出版の小5国語のスピーチ例では、アニメ視聴のアンケートを例にしている。)

そのアンケート結果についてのスピーチなら、まずスピーチの最初のほうで、いちばん多くあった回答の、アンケート結果の一位から発表しましょう。(※ 教育出版の小5国語の下巻でも、アンケート結果の発表の例として、一位から発表をしている。)

(※ 範囲外: )テレビ番組では、さいごに一位を発表する番組が多いですが、しかし私たち学生は、テレビのような方法は、マネしない方がいいです。
(※ 範囲外: )実社会では、発表の時間にかぎりがあるので、短い時間で必要なことを伝えるためには、いちばん重要なことから発表をするべきです。

著作権(ちょさくけん)[編集]