広島大対策

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本項は、広島大学の入学試験対策に関する事項である。

広島大学(略称:広大)は、広島県東広島市にある国立の総合大学である。11もの学部からなり、中国・四国地方では人気の高い大学である。

広大の入試問題は、どの科目も教科書学習に沿った標準的な良問を出題しているので、高校の授業をしっかりと理解している人には特別な対策は要らないだろう。努力の差が表れやすい入試である。

センターなんて関係ない! 二次だ!

2次試験科目[編集]

以下が、広大の学部学科ごとの2次試験科目である。

総合科学部(文科系)

  • 「外国語」、「小論文」の計2科目

総合科学部(理科系)

  • 「数学(理系)」と「理科」から2科目選択した計3科目

教育学部第一類(文科系、理科系)

  • 「国語(現代文・古典)」、「数学(文系)」、「英語」から2科目選択

教育学部第二類(自然系)

  • 「数学(理系)」と「理科」から2科目選択した計3科目

教育学部第二類(数理系、技術・情報系)

  • 「数学(理系)」と「理科」から1科目選択した計2科目

教育学部第二類(社会系)

  • 「国語(現代文・古典)」、「英語」の計2科目

教育学部第三類(国語文化、英語文化)

  • 「国語(現代文・古典)」、「英語」の計2科目

教育学部第四類(健康スポーツ、音楽文化、造形芸術)

  • センター試験のみ

教育学部第四類(人間生活系)

  • 「国語(現代文・古典)」、「数学(文系)」の計2科目

教育学部第五類

  • 「国語(現代文・古典)」、「英語」の計2科目

文学部

  • 「国語(現代文・古典)」、「英語」の計2科目

法学部

  • 「国語(現代文)」、「英語」の計2科目

経済学部

  • 「数学(文系)」、「英語」の計2科目

医学部医学科、歯学部歯学科、薬学部、理学部、工学部

  • 「数学(理系)」、「理科」から2科目、「英語」の計4科目

医学部その他

  • 「国語(現代文)」、「英語」の計2科目

歯学部その他

  • 「英語」と「国語(現代文)」・「数学(文系)」・「理科」から1科目選択した計2科目


科目別対策[編集]

英語[編集]

大問数は安定しないが、例年120分で長文読解総合問題が3題、英作文が2題出される。長文問題については第1問が要約問題となっており、文章を訳した上で200字強程度の日本語にまとめるという作業を必要とする。これは一朝一夕では身に付かないので早い時期から本学の過去問などを繰り返し、学校や塾の先生に添削してもらうようにしたい。他2題は典型的な国公立2次型の問題であり、和訳や選択式、論述問題など多岐にわたる。英作文については「グラフを読み取るもの(100語程度)」と「テーマへの自分の意見を論述するもの(80語程度)」の2題出題される。後者は自由英作文としては典型題であり、対策すれば確実に点数が取れるようになる。一方で、前者の方は、大学入試としての頻度は低いため、対策がしづらい。そのため、過去問の問題に取り組み、学校や予備校の先生に地道に添削してもらうのが良いだろう。

国語[編集]

国語に関しては法・医学部型と文・教育学部型の2種類に分かれる。

  • 法・医学部型:

試験時間が120分で現代文のみが3題が出題される。古文、漢文の出題はない。例年大問1が評論、大問2が小説、大問3が随想や評論など多岐にわたる。国公立では珍しい、私大型の抜き出し問題や客観式問題も出題される。どれも標準的なレベルである。

  • 文・教育学部型:

現代文(評論)、古文、漢文がそれぞれ1題ずつ、120分とオーソドックスな国立2次の問題である。現代文は法・医学部型第一問との共通問題。古文は西日本の大学に特徴的な和歌の問題が出題されるので和歌修辞を含めた総合的な理解が必要といえる。漢文は基本的な句型はもちろんのこと、それを駆使した白文の書き下しなども、反復して慣れておきたい。

数学[編集]

理系数学
標準的な問題が多い。計算力を問う問題が多いが、証明などを聞いてくることもある。文系同様、基礎力が身についてきたら過去問対策である。

文系数学
数学IIBの範囲から出題される。例年標準的な問題が多いので基礎の充実に努めたい。だが時折確率漸化式や、各分野の融合問題など難しい問題も出されることもあるので、過去問をどれだけしっかり対策出来たかが鍵となる。

理科[編集]

化学・物理については「重要問題集」を使うのが良い。 無理をして難易度が高い問題集をやりこむよりは標準問題をとけるようにしておこう。 ただし、物理はやや複雑な問題が出題されることがあり、油断していると大きな失点につながるので注意。 生物は、基本知識に加え論述問題・実験考察問題にも多く触れることで高得点を期待できる。 理科に関しても形式に慣れておかないと大きく失点することにつながるので、気をつけよう。

小論文(前期)[編集]

小論文(前期)は総合科学部で出題される(総合科学部の2次試験は英語と小論文)。人文系・社会系の区別なく対応可能であるが、独自の形式をもっている。複数の文章・資料が与えられ、設問はその全て、あるいは数種類の文章に沿って自分で小論文を作成しなければならない。大まかなテーマだけが与えられており、小論文作成時には自分で表題を付けねばならないなど、資料整理力とともに表題の設定・独創性も問われており難しい部類に入る。また、150分の時間があるとはいえ、7000〜8000字という長文を読んでまとめるという辺り、きちんと過去問に取り組み、時間配分などを設定する必要があるといえる。

模試[編集]

大学別模擬試験としては河合塾が広大入試オープン、駿台予備学校が広島大入試実戦模試[1]、東進が広島大本番レベル模試を実施している。模試では広大で重要なセンター試験とのドッキング判定も行っており、また、全国の広大志望者における自己の位置を知るのにもよいので積極的に受験することをお勧めする。また過去問だけでも物足りなさを感じるのであれば、河合出版からの過去の広大入試オープンを5回分を収録した問題集「入試攻略問題集 広島大学」(英語・数学)が市販されているため、時間があれば取り組んでみるのもよい。

脚注[編集]

  1. ^ 答案はWeb返却方式(駿台のマイページにPDF形式で掲載。掲載期間は、Web公開開始日から3ヶ月間。)であり、紙の答案は追加料金を払うことで返却可能である(但し試験会場で使用した答案そのものは返却されず、答案をスキャンして前記のPDF形式のものをプリントアウトしたものを返却)。

外部リンク[編集]