料理本/イルカのタレ
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イルカのタレは、静岡県の一部地域で古くから親しまれてきた郷土料理です。新鮮なイルカの赤身を醤油、みりん、ニンニク、ショウガで漬け込み、天日干しにしたものです。独特の風味と歯ごたえがあり、ビールや日本酒のおつまみとして最適です。
レシピ
[編集]- 材料(1~2人分)
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- イルカ赤身:1枚(約180g)
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ3
- おろしニンニク:1かけ(またはチューブ1.5cm)
- おろしショウガ:1かけ(またはチューブ1.5cm)
- 作り方
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- イルカ赤身を厚さ5mm程度に切り分け、包丁の背で軽く叩きます。
- ボウルに水とイルカ赤身を入れ、3回ほど水を替えながら血抜きをします。その後、ザルに上げ、1時間ほど水切りします。
- 醤油、みりん、ニンニク、ショウガを全て合わせてタレを作ります。
- イルカ赤身をポリ袋に入れ、3のタレに漬け込みます。冷蔵庫で一晩寝かせます。
- 4からイルカ赤身を取り出し、キッチンペーパーで余分なタレを拭き取ります。
- 魚焼き器や油を引かないフライパンで両面をこんがりと焼き色がつくまで焼きます。
- 食べやすい大きさに切り分け、そのまま召し上がったり、七味マヨネーズを添えたりして、お楽しみください。
- ポイント
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- イルカは皮脂とセットで売っていることが多いので、皮脂はコンニャクと炒め煮にするなどして、無駄なく活用しましょう。
- しっかりと漬け込み、しっかり干すことで、クセがなく美味しく仕上がります。
- 焼きすぎると硬くなってしまうので、注意しましょう。
- その他
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- イルカのタレは、静岡県の一部地域でしか手に入らないため、ご自宅で作ることがおすすめです。
- イルカ肉は、高タンパク質、低脂肪で栄養価が高い食材です。
- イルカ肉は、クセが強いと感じる人もいるので、初めて食べる場合は、しっかり下処理をしてから調理することをおすすめします。