料理本/スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
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(料理本/ペペロンチーノ から転送)スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ | |
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Spaghetti aglio, olio e peperoncino | |
カテゴリ | イタリア料理 |
提供人数 | 1人 |
調理時間 |
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カテゴリツリー |
スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ ( Spaghetti aglio, olio e peperoncino )は、にんにく、オリーブオイル、唐辛子を主な調味料とする簡単でありながら奥深い味わいのパスタ料理です。
材料
[編集]- スパゲッティ 160g(デュラム小麦製)
- 水 2リットル
- にんにく 1片
- 唐辛子 1本(唐辛子の量は辛さによって調整)
- 粗塩 10g(約ひとつかみ)
- エクストラバージンオリーブオイル 21g(約3杯)
調理器具
[編集]作り方
[編集]- 大きな鍋で水を沸騰させる。
- にんにくの皮をむき、輪切りにするか、手のひらと作業台で軽く押して潰す。にんにくを食べるのが好きな場合はそのまま、香りだけ楽しみたい場合は潰す程度で。
- フライパンに油の半分を入れてにんにくを炒める。にんにくが焦げないように注意しながら軽く焼き色をつける。唐辛子も加え、軽く温める。香りと辛味が出れば十分。
- フライパンの火を止め、唐辛子を取り出す。にんにくが苦手な場合は取り除くが、残しておくのをお勧めします。
- 水が沸騰したら塩を加え、パスタを投入する。
- パスタがアルデンテになる少し前に、茹で上がったら水を切る。パッケージに記載された茹で時間の1分ほど前が目安。
- 茹でたパスタを油の入ったフライパンに加える。【注意!】パスタが湿っていると油がはねるので、火傷に注意。油を先に消しておくのが良いでしょう。
- フライパンの火を再び点け、パスタを油で軽く炒める。残りの油も加え、約30秒ほど炒める。
- 熱々の皿に盛り付け、すぐに食べる。パセリで飾る人もいますが、あまり一般的ではありません。パルメザンチーズや他のチーズで味付けするのは避けてください。
ポイント
[編集]- 大人数分のパスタを作る場合は、スパゲッティがたっぷりの水で茹でる必要があります。水が冷めてパスタがくっつかないように、人数分の水を追加しましょう。目安としては1人分につき約1リットルの水。
- 塩は水の量だけでなく、にんにくの「甘さ」を抑えるために通常より多めにする必要があります。
- デュラム小麦のみで作られたスパゲッティを使用してください。良いスパゲッティは茹でた水が濁らず、透明です。予め調理されたスパゲッティや缶詰は避けてください。太めのスパゲッティの方がより歯ごたえがあり、すぐに柔らかくなりません。
- にんにくを炒めるために油を最小限に使いましょう。生のオリーブオイルは消化しやすく、健康的です。
- 唐辛子に関しては、専門の本が書けるくらいです。ピリピリという小さな唐辛子を使うと便利で、炒める際にそのまま使えるし、取り出すと種が残りません。
- 辛いものが苦手な人がいる場合は、テーブルで唐辛子オイルを使うと良いでしょう。好みでパスタにかけてもらいます。唐辛子をエクストラバージンオリーブオイルに数週間漬けて作りますが、長期間放置すると風味が変わるので注意してください。
- 市販の唐辛子パウダーは、赤色の着色料が含まれていることがあります。自分で唐辛子を挽くのが良いでしょう。これは長持ちし、使いやすいです。
- 常にエクストラバージンオリーブオイル、またはそれがない地域ではオリーブオイルを使用してください。オリーブオイルは加熱に最も耐える油です。
- にんにくと唐辛子は焦がさないように注意する
- パスタの茹で汁を加えることで、ソースにとろみが出る
- 仕上げに良質なオリーブオイルを少量かけると風味が増す
バリエーション
[編集]- ベーコンやアンチョビを加えてアレンジも可能
- 茹でたブロッコリーを加えると栄養価が上がる
推奨ワイン
[編集]- シンプルな料理はワインの長所と短所を際立たせます。最低でも品質の良いワインを使用しましょう。少量で良いワインを選ぶことがポイントです。
- ドライな構造がしっかりした白ワインが最適です。香りが強すぎるとにんにくの香りを消してしまうので、私のおすすめはD.O.C.フラスカーティですが、他にも適したワインがあります。
まとめ
[編集]スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノは素材の味を活かしたシンプルな料理です。材料や調理法をマスターすれば、自分好みの味に仕上げることができます。