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料理本/鍋

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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鍋は調理の基本となる重要な器具です。用途や材質によって様々な種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは主な鍋の種類と、その特徴、使い方について解説します。

鍋の種類

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両手鍋

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特徴:
大容量で、両サイドに取っ手がついている
煮込み料理や大量調理に適している
熱の伝わりが均一で、長時間の調理に向いている
用途:
カレー、シチュー、煮込み料理
パスタやうどんなどの麺類の茹で調理
スープストックの作成

片手鍋

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特徴:
片側に長い取っ手がついている
軽量で扱いやすい
小回りが利き、素早い温め直しに便利
用途:
ソースやグレービーの作成
少量の野菜の茹で調理
牛乳の温めなど

圧力鍋

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特徴:
密閉式で内部の圧力を上げて調理する
調理時間を大幅に短縮できる
食材の栄養素を逃がさず調理できる
用途:
豆類や硬い食材の調理
時短調理が必要な場合
低温調理や保存食の作成

中華鍋(炒め鍋)

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特徴:
底が丸く、側面が急な傾斜になっている
熱伝導が良く、高温での調理に適している
軽量で扱いやすい
用途:
炒め物全般
揚げ物
煮込み料理(少量の場合)

土鍋

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特徴:
熱をゆっくり均等に伝える
保温性が高い
独特の風味を料理に加える
用途:
炊飯
鍋料理
じっくり煮込む料理
鍋の形状と用途
名称 形状 用途
片手鍋 小さめの鍋で、片手で持ちやすい スープ、温め、ちょっとした煮込み料理
両手鍋 大きめの鍋で、両手で持ちやすい 煮込み料理、パスタ、茹で野菜
土鍋 土で作られた鍋で、熱伝導率が低く、保温性に優れている ご飯、鍋料理、煮込み料理
鋳鉄鍋 鋳鉄で作られた鍋で、重く頑丈で、熱伝導率が高い 煮込み料理、ステーキ、揚げ物
ステンレス鍋 ステンレス鋼で作られた鍋で、錆びにくく、お手入れしやすい スープ、茹で野菜、蒸し料理
ホーロー鍋 鉄鍋にホーロー加工を施した鍋で、酸や熱に強く、調理後の洗いやすさも特徴 煮込み料理、スープ、無水調理
アルミ鍋 アルミ製で、軽量で熱伝導率が高い 湯沸かし、温め、ちょっとした調理
圧力鍋 密閉性の高い鍋で、加圧することで食材を短時間で調理できる 煮込み料理、豆類の煮物、スープ
電気鍋 電源で加熱する鍋で、火加減の調節が簡単 しゃぶしゃぶ、すき焼き、煮込み料理
ミルクパン 小さな鍋で、牛乳を温めたり、少量のソースを作ったりする ミルク温め、ソース作り、バター溶かし
スキレット フライパンと鍋の機能を兼ね備えた調理器具 炒め物、ステーキ、焼き魚
グリル鍋 魚介類や野菜を焼くための調理器具 魚焼き、野菜焼き、バーベキュー
註記:
  • この表はあくまでも網羅的なものではなく、鍋の種類は他にもたくさんあります。
  • 各鍋の用途は一般的なものであり、必ずしもすべての鍋に当てはまるわけではありません。
  • 鍋を選ぶ際は、用途や人数、キッチン環境などを考慮して選ぶことが大切です。

補足情報

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鍋を選ぶ際には、以下の点も考慮すると良いでしょう。

  • 素材: 素材によって、熱伝導率、保温性、錆びやすさなどが異なります。
  • 形状: 形状によって、使いやすさや調理できる料理の種類などが異なります。
  • サイズ: 人数や用途に合ったサイズの鍋を選びましょう。
  • 機能: 蓋付き、蒸し器付き、タイマー付きなど、様々な機能付きの鍋があります。

鍋は料理に欠かせない調理器具です。自分に合った鍋を見つけて、料理を楽しみましょう。

材質による特徴

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ステンレス製
丈夫で長持ち
お手入れが簡単
熱伝導性はあまり高くない
アルミニウム製
軽量で扱いやすい
熱伝導性が高い
比較的安価
鉄製
熱伝導性が高く、温度調節がしやすい
使い込むほど油なじみが良くなる
重量があり、扱いに慣れが必要
銅製
最も熱伝導性が高い
温度変化に敏感で、繊細な調理に向いている
高価で、お手入れに手間がかかる

鍋の選び方のポイント

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  1. 調理する料理の種類や量に合わせてサイズを選ぶ
  2. 熱源(ガス、IH等)に適合しているか確認する
  3. 重さや扱いやすさを考慮する
  4. 予算に応じて、耐久性と機能性のバランスを取る

適切な鍋を選び、用途に合わせて使い分けることで、より効率的で美味しい調理が可能になります。初めは基本的な両手鍋と片手鍋から始め、料理の幅を広げていくにつれて、専門的な鍋を追加していくことをおすすめします。

料理

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Wikipedia
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