日本のすがた 地理 都道府県/茨城県

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地形[編集]

南部の利根川沿いに低地があり、霞ヶ浦(かすみがうら)などの湖がある。

工業[編集]

沿岸部に、鹿島臨海工業地域(かしま りんかい こうぎょうちいき)がある。

大手電機メーカーの「日立」(ひたち)の創業地が茨城県の日立市(ひたち し)であるため、茨城に日立(ひたち)関連の工場が多い。

そもそも銅山が日立市にあって、そのため企業の「日立」(ひたち)が設立された。

日立市は、いわゆる、企業城下町でもある。

東海村(とうかいむら)に、日本国内初の原子力発電所がある。1999年、放射能漏れの事故は起こり、社会から批判された。


鉄道では2005年に「つくばエクスプレス」(常磐新線 (じょうばんしんせん) )が開通し、東京の秋葉原から線路が結ばれている。

江戸時代は、茨城は徳川御三家のひとつの水戸藩(みとはん)の拠点であった。

茨城県の県庁所在地も水戸市(みと し)。

農業[編集]

レタス、白菜、ピーマン、ねぎ、トマト、などを近郊農業で生産。

つくば市と研究所[編集]

1970年代に筑波研究学園都市(つくば けんきゅう がくえんとし)が設立され、東京から国の研究所などが茨城に移転してきた。

また、1988年に4町1村が合併してつくば市が誕生した。