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高等学校日本史B/テーマ史別/文化史

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

使用道具

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旧石器時代には、石を砕いて作る打製石器を使用した。打製石斧、狩猟用に、ナイフ型石器・尖頭器を棒先端につけた石槍があった。旧石器時代終わりには中国東北部・シベリアから流入した細石器があった。新石器時代(縄文時代)には、黒曜石・ひすいによる磨製石器を使用し、また、弓矢、煮るための縄文土器、農耕用の打製石鍬、木の実をつぶす石皿・すり鉢、漁業用の骨角器(釣り針等)、網に用いる石錘があった。弥生時代BC8~AD3Cには、青銅器(銅鐸、銅剣、銅矛等)、石斧、穂摘み用の石包丁、弥生土器(甕、壷、鉢、高杯等)、鉄製農具、石製・金属製武器があった。古墳時代には、銅鏡、碧玉製腕輪、鉄製農武具等の呪術的副葬品、埴輪が使用された。また朝鮮半島から、鉄器、須恵器、織物、金属工芸などが入った。飛鳥時代からは、貨幣や交易品としての糸・布を使用していった。

住居

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先史時代
旧石器時代は、テント式の小屋で、一時的な洞窟利用もされた。
縄文時代は、定住的生活が始まり、地面に窪んだ穴を掘り、屋根をかけ、炉を持ち炊事を行い、一世帯で住む竪穴建物平地建物を営み、集落を形成した。
弥生時代は、竪穴建物を受け継ぐ。集落は大規模化し、環濠集落が生まれる。
古墳時代は、民衆の集落は環濠はなく、竪穴建物と平地建物、高床建物から構成された。豪族は、民衆集落から離れた所に、環濠や柵をめぐらす居館を持ち、支配者・被支配者で住居差がつけられた。5世紀には竪穴建物は造り付けの竈を持った。
飛鳥時代
飛鳥に大王が王宮をたて、王族・中央豪族は王宮と別に邸宅をかまえた。飛鳥寺、法隆寺などの寺が建立されたが、寺は僧侶の住居である。
奈良時代
民衆住居は竪穴建物であるが、西日本では掘立柱建物が徐々に普及し始めた。
平安時代
平城京と同様、天皇・皇族は平安京の宮城の内裏など、貴族は白木・檜皮葺(ひわだぶき)で、畳の寝殿造に住んだ。摂関家は京中に大邸宅、院政期の法皇は京都郊外に離宮、地方では武士が館(たち)を築いた。民衆住居は、平安京では掘立柱の平地建物が普及するが、東日本などの地方では平安時代中期の10世紀・11世紀代まで竪穴建物が使用された。
鎌倉時代
武士は河川近くに堀・溝・塀をともない、寝殿造を簡素化したとされる館を建てた。
室町時代
足利義政の銀閣にみられるような書院造が生まれ、庭園をともない、座敷の装飾性が高まり、掛軸・襖絵・生花などがおかれた。
戦国時代
春日山城、駿府城、安土城、大坂城など城郭が築かれ、狩野永徳らによる濃絵、千利休によって茶道が大成された。また、出雲阿国によって歌舞伎踊りが行われた。
江戸時代
村落では本百姓は家屋敷だったが、一般の百姓の住居は萱(かや)や藁(わら)の粗末な家屋であった。城下町には武士・町人が居住区ごとに屋敷を持った。土地を借りて家屋を自分で建てる、家屋を借りて住むなどがあった。町人は町屋敷、中国人(当時の清朝)は長崎の唐人屋敷、天皇家や公家は平安時代から変わらず京都に住んだ。街道沿いには宿があった。1700年代前半ころは、出稼ぎで農村から流入した人々や、日用稼ぎの人々が、町の裏長屋など、零細な棟割(むねわり)でせまい長屋に住んだ。
明治時代~昭和時代(戦前)
都市部では洋風建築が増えたが、農民は税負担により土地を手放し、住居を失う場合があった。都市部では、鉄筋コンクリート建築、郊外の中流階層では和洋折衷の文化住宅が流行し、電灯、水道、ガス設備をともなう住宅が増えた。一方で、農村はこのような西洋化が遅れ、囲炉裏付きや萱葺きなどの住宅も多かった。第二次世界大戦中は、都市の建築物の強制取り壊しや、空襲による住居焼失があり、防空壕が住居として使われたこともあった。
昭和時代(戦後)~現在
戦後復興期には、都市民衆は防空壕や焼け跡にバラックを建てた。この戦後復興の中、GHQの影響でアメリカ的生活様式が入った。高度経済成長期は、都市郊外に住宅建設、大都市周辺に高層アパートが広がり、以後テレビ・洗濯機・冷蔵庫・自動車・クーラーなどを備えるようになって、現在に至る。

使用金属

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食器

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墓・廟

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食材

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衣服

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髪型

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メディア

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江戸時代
瓦版が代表的なメディア。
明治時代~昭和時代(戦前)
新聞、雑誌、紙芝居など、紙メディアが中心。末期にはラジオ放送が始まった。
昭和時代(戦後)~現在
ラジオ、テレビなど、同時多発的な電波メディアが中心。1990年代末期からはインターネットが普及しだした。

ラジオ

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映画

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スポーツ

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テレビ

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文字使用

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書籍

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漢字文化

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書籍形態

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書写材料

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出版

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新聞

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雑誌

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文体

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