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熊本大対策

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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ウィキペディア熊本大学の記事があります。

本項は、熊本大学の入学試験対策に関する事項である。

熊本大学は、熊本県熊本市にある総合大学である。旧制官立医大を基とする医学部医学科は毎年非常に高い倍率(6 - 8倍)となり激戦である。熊本大学の入学試験において、センター試験の割合が非常に高い(特に文系学部)ので、センター試験対策はしっかりやらなければならない。多くの学部の目安は70%である。ただし、医学部医学科と薬学部は他の学部のようにはいかず、医学部医学科は85%、薬学部は80%の得点が求められる。

科目別対策

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英語
解答時間は120分である。例年4大問構成で、長文読解2題,和文英訳1題,会話文1題である。会話文以外はいずれも記述問題である。長文読解問題は、1つは自然科学系、もう1つは社会科学系を主題としたものが例年出題されており、文系・理系の受験生両方に公平な出題になっている。長文自体は、大学入試標準レベルであるため、高校の授業に沿ってしっかりと英語学習をしていれば問題ない。試験時間が問題量に対して十分に余裕があるため、じっくりと丁寧に解いていこう。和文英訳は、日本語の文章中に下線部が引かれたと部分を英文にするものが多い。和文英訳の対策としては、単語集や熟語集に載っている例文を丸暗記することである。暗記した例文を組み合わせて解くのである。難しい構文を敢えて使おうとすることは厳禁である。

国語
解答時間は120分である。問題構成は現代文2題・古文・漢文の計4題。現代文は評論と小説または詩という組み合わせが続いている。かなりの長文(特に評論)を読ませるわりに、設問は、評論は3問(うち1問は書き取り)、小説または詩は2問と極端に少なく、一問一問が非常に重い。現代文では、読みにくい文章が出題される(例:現古融合文、難解な現代詩)ため、古文・漢文をしっかりと得点できるようにしよう。問題を解くときも古文・漢文から先に解く方が良い。

数学
基本から標準的な問題が中心で、文系、理系ともに微分法・積分法(数学Ⅱ・Ⅲ)、ベクトル、数列が頻出である。標準的な問題が多いため、教科書と入試標準レベルの参考書(例:黄色チャート)をしっかりやれば、満点も十分狙える。ただし、医学部医学科のみ、数問やや難しい問題が出題されるので、医学部医学科受験生はプラスアルファ応用力を身につけるための問題集もやっておくべきである。

理科
物・化・生すべて、標準問題が多く、難しい問題は出題されない。得意な者は8割以上狙うことも十分可能である。

模試

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大手三予備校では代々木ゼミナールが九州地区限定で熊本大プレテストを実施していたが、2015年実施分より廃止となった。ただし、九州・山口地区で主に展開されている予備校である北九州予備校や、熊本の壺渓塾では毎年11月に熊大プレテストを実施している。

外部サイト

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