立教大対策

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ウィキペディア立教大学の記事があります。

本項は、立教大学の入学試験対策に関する事項である。

立教大学は、豊島区池袋に本部を置く私立大学。それほど規模は大きくない大学だが、知名度は高く、競争も激しい。問題の難易度はそれほど高くないが、合格最低点はかなり高くなっており、しっかりとした実力がなければ合格は難しい。

私大の入試の特徴として、定員以上の人数の受験者に合格が与えられることが挙げられるが、立教大学もその例に洩れず、どの学部も定員の5倍程度の人数が合格になっている。よって、表面的な倍率(受験者数÷定員数)はどこの学部も20~25倍近いが、実質倍率(受験者数÷合格者数)は5~8倍程度である。しかし、実質倍率5~8倍は大学入試としては高い方なので、優秀な受験生でも注意が必要である。

個別学部日程[編集]

公式に合格最低点は示されていないが、池袋キャンパス就学の学部は75%(法・経営・異文化コミュニケーション学部は80%)、新座キャンパス就学の学部は70%がボーダーと予測される。

英語[編集]

長文2題、文法(正誤なども含める)・会話問題(出題無し場合も有)2題、記述問題1題の5問構成。長文はミッション系の学校だけあって「高度」と思われがちであるが、実際はそれほど難しいものではない(センター試験の問題よりやや難易度が高い程度である)。むしろ、「長い」というのが特徴である。よって試験時間75分の中でどう裁けるかが問題になる。本文を読む前に、先に設問に目を通しておき、あらかじめヒントを拾っておくと良い。設問は文章の内容を聞く客観問題と20字程度の記述問題がある。どちらも標準的な難易度なので落ち着いて取り組もう。ただし、長文には十分に慣れ、ある程度の速読技術も習得する必要があるだろう。また、時間配分にも注意するようにしよう。

次に文法・会話問題であるが、これもまた標準的難易度であり、市販の文法書などで十分に対応できる。最後の記述問題と言うのは、短い文章がありその中の空欄に自分で単語を書いていくというものである。おそらく、ここで一番差がつくと思われる。問われている単語自体は難しくないものの、「どの単語がどのような場合に使われるのか」というような実践的知識がないと難しくなってしまうかもしれない。単語を覚える際は、例文と一緒に覚えるということを習慣づけておきたい。総じて難易度は高くないが、前述されている通り合格点はかなり高い。受験者層のレベルも考えれば、一問も落とせないような熾烈な戦いが展開されるだろう。

文学部は和文英訳を課すことがあるので、対策をしておくべきである。

国語[編集]

現代文2題、古文1題の構成(文学部を除く)。試験時間は75分。現代文、古文ともに記述問題がある。

  • 現代文は分かりやすい文章から抽象度の高い文章まで様々である。全体の難易度としては高め。傍線部の客観問題、記述問題、内容真偽がある。客観問題は最初に自分で答えを作り出してから、選択肢を吟味していくと良い。また解答の根拠が傍線部から離れている場合もあるので即答は危険である。記述問題は40字程度の自由記述である。上手くまとめるのが難しい。解答の根拠を部分で見つけるのではなく、文章を一読し作者の言いたいことを加味しつつ考えること。内容真偽は微視的に一つ一つの選択肢を本文と照らし合わせていく。
  • 古文は単語の意味を直接聞くものや客観問題、さらには漢字の古文独特の読みを平仮名で記述させる問題もある。基盤がしっかりしていれば、それほど怖ろしくはないレベルだが、時代背景や平安貴族の文化などを多少勉強しておくと差をつけられるだろう。源氏物語からの出題が頻出。
  • 漢文は文学部のみ出題される。難易度はセンターと同程度。

選択科目[編集]

文系は日本史・世界史のいずれかを選択する(観光学部のみ地理で受験可能)。 理系は物理・化学・生物から1科目を選択。

日本史
大問が2個あり、内容はどちらも空欄を埋める問題と下線部についての設問である。問題数が多く、難しい用語を書かせる問題や20字程度の記述問題も出題される。また、マイナーな事項のテーマ史が頻出なので、資料集にも目を通しておきたい(社会経済史では「土地制度」や「近代以降の女性運動」、文化史では「思想・宗教」「江戸時代の大衆文化」が頻出)。記述式の解答が約半数を占めるため語句を正確に覚えることが必要である。

世界史
幅広い地域・時代・分野から出題される。大部分は教科書を中心とした基本的な問題だが、中には細かな知識を含む問題も見られるので、用語集・資料集も使ってより幅広い知識の形成を目指そう。年によっては、20~30字程度の記述問題も出題される。

数学
大問数3問であるが、小問に分かれており、得点しやすくなっている。全体的にはやや易〜標準的な問題だが、経済学部などは3問目の小問に積分的な問題すなわち二次関数の面積の問題がでることがあり、この問題が最も難しいので時間が無ければ小問1問だけなので飛ばすこともやむを得ない.しかし受験勉強としては数Ⅰ・Ⅱの範囲を万遍なく演習しておく方がいい。

地理
観光学部のみ受験可能。基本的な問題が多いが、論述問題や描図問題が多いため日本史、世界史と同様に正確な知識が必要である。

センター試験利用入試[編集]

センター試験の結果のみによって合否が決まる試験方式である。全学部全学科で行われている。科目数は3教科型と4教科型に分かれる。合格するためには、学部学科にもよるが、85~95%は必要である。3教科型は私大専願の受験生でも受験可能である上に、センター試験の問題は立教大の全学部日程や個別学部日程の問題より若干簡単であるため、国公立受験生だけでなく私大受験生も積極的に挑戦するべきである。

経営・コミュニティ福祉学部は古典の試験を課さないなど、学部により入試科目が微妙に異なる。

全学部日程[編集]

立教大学では、個別学部日程のほかに全学部日程も行っている。合格難易度は学部別日程よりも若干高いが、入試問題自体は個別学部日程とあまり変わらない。

3教科方式[編集]

一般的な入試方式。学部学科の併願はできない。 2017年度入試より、文・異文化コミュニケーション学部以外の文系学部は政治経済での受験が可能となった。

グローバル方式[編集]

以下の出願資格を持つ者のみ出願可能。

出願資格
  • GTEC CBT…1000点以上
  • TEAP(Reading/Listening+Writing+Speaking)…226点以上
  • IELTS…4.0以上
  • TOEIC & TOEIC SW…790点以上
  • TOEFL iBT…42点以上
  • 実用英語技能検定(英検)…準1級以上

(2016年4月以降〜 2級以上)

外部サイト[編集]