聖書ヘブライ語入門/文字と子音/数値
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数値
ヘブライ文字で数を表すことは,紀元前 2 世紀頃に始まったらしい.組み合わす場合には,大きい方の数を表す文字を先に,すなわち(右)に書く. たとえば יג は 13, רעה は 275, תשעו は 776 (400+300+70+6) である.神名 יהוה 《ヤハウェ》の略語である יח とיו を数字として用いることをさけるため, 15 は טו (9+6) で,16 は טז (9+7) で表す.千位の数は一位の数を表す文字の上に・を二つつけて表す( א̈ = 1000, ב̈ = 2000). 聖書本文で文字が数を表す箇所はないが,ヘブライ語聖書の刊本には,章節の数をヘブライ文字で記しているものもあるので,できれば覚えておいた方がよい.