都留文科大対策

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本項は、都留文科大学の入学試験対策に関する事項である。

都留文科大学は山梨県都留市田原3丁目8-1に本部を置く公立大学である。 1953年(昭和28年)山梨県立臨時教員養成所として発足し、1955年(昭和30年)に都留市立都留短期大学に、さらに1960年(昭和35年)に4年制の都留市立都留文科大学となった。文学部のみの単科大学であるが、公立大学で唯一の教員養成系大学であり、これまで多くの小・中・高等学校教員を全国に輩出しており、卒業生の多くが教職に就いている。とりわけ創設以来、小学校教員養成には力を注いでいる。国立大学とは別日程をとり教員志望者が「地元の国立大学とは別に受験する大学」という地位を徐々に築いてきた。 なお、すべての学科で小学校教諭一種免許を取得することができる。

本学の一般入試は後期日程の募集がなく、国立大学と同じ「前期日程」と公立大学独自の「公立大学中期日程(以下「中期日程」という)」の分離・分割方式である。本学の入試制度の特徴として、前期日程の募集人員より中期日程の募集人員のほうが多く、他の国公立大学と比べて募集人員の比率が逆転している。さらに中期日程は他の国立大学との併願が可能であるため志願者が多く、倍率も高くなる傾向にある。全国12か所(都留・札幌・仙台・東京・富山・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇)に試験会場を置く「地方試験」を導入しており、志願者が最寄りの試験地で受験することができる。 入試の配点は全体的に「センター試験重視型」と言えるが、個別学力検査(以下二次試験という)の比重は決して小さくない。まずはセンター試験でできる限り高得点をとることが大切である。 それに合わせて志望学科の二次試験対策もしておく必要があるだろう。なお前期日程ではセンター試験のみ課し、二次試験等は課さない。二次試験は学科・専攻ごとの出題である。

センター試験[編集]

一般入試(前期・中期日程)及びセンター試験利用推薦入試では、基本的にセンター試験で2~3教科3科目を課される。科目数が少ないこともあり、特に一般入試においては高得点を取ることが必要である。 具体的には、その年の難易度や受験人数にもよるが、3科目で80%程度の得点を取ることが望ましい。 なお、センター試験において必要科目数以上を受験した場合、選択科目では高得点の科目が利用される。

二次試験(中期日程)[編集]

初等教育学科[編集]

科目は「小論文(1000字程度)」が課される。試験時間は100分である。日本語で書かれた課題文を読み、設問に対して自分なりの意見を論述していくものである。例年課題文1題に対して設問は2問である。必ずしも教育をテーマにした課題文であるとは限らない。難易度に関しては試験時間などを踏まえれば標準的である。

問1は例年課題文の内容把握、説明を求めるもので200字程度である。 問2は意見論述で600~800字程度である。毎年必ず条件が提示されており、「自分の経験や体験を踏まえて自分の意見を述べる」という条件が非常に多い。

なお、解答用紙が2枚(同一のもの)配布されるため、一枚を下書き用紙として用いることができる。

国文学科[編集]

科目は「国語総合・現代文・古典」が課され、試験時間は100分である。例年、現代文・古文・漢文が各1題出題され、設問はすべて記述式である。現代文は比較的読みやすいが、記述が多いためやや難しい。古文・漢文は標準的な難易度と言える。

英文学科[編集]

科目は「英語(英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディング・ライティング)」が課され、試験時間は100分である。例年問題数は大問5題で、文章を読んでその意見を述べる問題1問、読解3問、英作文1問という構成。読解量が多いため速読は必要。また記号問題の割合が少なく、ほとんどが記述問題なのでその対策も必要になる。難易度はやや難しい。

社会学科[編集]

科目は「小論文(800字程度)」である。2005年度入試までは「総合問題」が課されていたが、2006年度入試から「小論文(1000字程度)」となり、さらに2007年度入試からは学科再編に伴い「現代社会専攻」・「環境コミュニティ創造専攻」が設置され、各専攻ごとの出題となり、字数も800字程度に変更された。いずれの専攻でも時事問題に対して関心を持ち、説得力のある意見を論述できるようにすることが大切である。難易度は標準的である。なお課題文は横書きである。

  • 現代社会専攻

日本語による課題文を読み、設問に対して自分の意見を述べるものである。問は2~3問程度で、試験時間は100分である。課題文の内容は時事的なもので、現代社会における政治・経済・思想・文化といったものである。

  • 環境コミュニティ創造専攻

日本語による課題文を読み、設問に対して自分の意見を述べるものである。問は3~4問程度、試験時間は100分である。課題文の内容は環境・地域社会・地域経済に関するものが中心である。

比較文化学科[編集]

科目は「英語(英語Ⅰ・英語Ⅱ)・小論文(600字程度)」の融合問題である。 例年大問1題で英語の長文読解と英文の内容に関して自分の意見を600字程度述べる小論文が課せられる。試験時間は100分でほとんどが記述問題で、特に和訳問題が多い。英文の内容は毎年時事的なものが採りあげられる。難易度に関しては標準的である。