電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

物理的真空中に帯電体があると,そのまわりに電場ができる. 電場が物理的量として意味をもつためには,その測定方法があたえられなくてはならない. そのため,あらかじめ帯電させた点電荷をもちいる. このとき,点電荷とは電子のような素粒子的な意味における点電荷ではなく,巨視的な意味で点とみなせるほど微小な古典的粒子という意味である. したがって,厳密にはある 1 点における電場というものは物理的に意味を持たない. ただ,ある微小な空間領域における平均的な場のみが測定可能である. さて,この微小電荷を試験子として電場内にもちこみ,その座標値が であたえられる場所にそれを静止させたとき(電子のような素粒子を試験子として用いたのでは,その量子力学的交換のため,それを静止させることはできない),それにはたらく力が であったならば,

(2.1)