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この項は高等学校数学I 二次関数の演習問題Aである。
二次関数
のグラフを平行移動して、頂点が次の点に来るようにしたとき、その放物線の式を求めよ。



解答
の二次関数
のグラフが三点
を通るとき、
を
の式で表せ。
解答
四次関数
の最小値、最大値を(あれば)求めよ。また
がそれらの値を取るときの
の値も求めよ。
解答
二次関数
の定義域
における最大値
と最小値
を求めよ。
解答
あるいは
。
あるいは
。
あるいは
。
求める式を
とおく。これらが与えられた点を通るから、

がなりたつ。
- (2) - (3) より
。 よって、
… (4)。
- (1) - (3) より
。(4) を代入して、
。
- (1) より
。
以上より、求める式は
。
と置くことで、
は
の二次関数となる。

であることに注意すると、この関数は
のとき最小値1をとる。すなわち、
のとき最小値1をとる。
最大値は存在しない。ほぼ明らかだが、ここでは丁寧に示してみよう。ある実数
が
の最大値であるとする。
であるから、
は実数である。そして、この
に対して

である。これは
が最大値であることと矛盾する。よって、最大値は存在しない。

であるから、グラフの軸
の位置により場合分けする。
最大値については、
のとき、すなわち
のとき、
である。
のとき、すなわち
のとき、
である。
最小値については、
のとき、すなわち
のとき、
である。
のとき、すなわち
のとき、
である。
のとき、すなわち
のとき、
である。