高等学校英語英語I/リーディング
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始めに
[編集]全編においてen.wikipedia.orgのfeatured articleに分類される 記事を教材として扱う。これは、これらの記事が特に内容が豊富だからである。 また、いくつかの記事はこれらを(英語で)読み上げた音声データが添附されているので、 これらをリスニングの題材として用いることも出来る。 音声データは各々の教材の英語版のページから手に入れることが出来る。
読解演習
[編集]タミル民族
[編集]タミル民族はインド周辺に住む民族である。ここでは、彼らの暮らしとその 歴史に関する文章を扱う。人数の多い少ないに関わらず、それぞれの民族には それぞれの歴史と文化があり、お互いを理解することは容易ではない。 彼らの習俗や慣例を1つ1つ把握する以外にお互いを理解する方法はなく、 そして、実際にそれを実行することは、それを口にするよりもはるかに難しいことなので ある。ここでは、比較的なじみのないと思われる民族について扱うことで、 他の文化を理解することの難しさを感じてもらいたい。
- 出典
http://en.wikipedia.org/wiki/Tamil_people
- 本文
Tamil people
タミル人
Tamils
タミル人とは
The Tamil people are an ethnic group from South Asia with a recorded history going back more than two millennia.
タミル人は2000年以上の記録された歴史を持つ、南アジアの民族である。
ethnicは'民族の'という意味を持つ語である。millenniaはmillenniumの複数形(ラテン語の語形変化)であり
1000年と言う意味を持つ。
The oldest Tamil communities are those of southern India and northeastern Sri Lanka.
最も古いタミル民族の集まりは、南インドとw:スリランカ北東の人々である。
'the oldest 名詞'の使い方は形容詞の最上級を用いる場合の通常の使い方である。 スリランカはインドの南西にある島である。
There are also a number of Tamil emigrant communities scattered around the world, especially in Malaysia, Singapore, Fiji, Mauritius, and South Africa, with more recent emigrants also found in Australia, Canada, and parts of Europe.
いくつかの移民たちの集まりが世界中に散らばっているが、特にマレーシアやシンガポールや w:モーリシャスやw:フィジーや南アフリカに存在し、より最近の移民は オーストラリアやカナダやヨーロッパの一部にも見られる。
emigrantは移民という意味を持つ語である。似た言葉でimmigrantという単語がありこれも
移民と言う意味を持つが、emigrantは'ある国から出て行った方の移民'(ex "out"+ migrant)であり、
immigrantは'ある国に入ってきた方の移民'(in + migrant)のことを表す。ここでは、元々タミル民族が
住んでいた地域から出て行った方を指していることからこちらの語が用いられている。
scatterは'まき散らす'という意味だがここでは単に'散らばっている'という程度の意味である。
マレーシア、シンガポールはそれぞれ東南アジアの国の名前である。
モーリシャス、フィジーはそれぞれインド洋、太平洋に位置する国の名前である。
Unlike many ethnic groups, the Tamils have never been governed by a single political entity; Tamizhagam, the traditional name for the Tamil lands, has always been under the rule of more than one kingdom or state.
多くの民族とは異なっているのだが、タミル族はただ1つの政治的組織によって統治されていた
ことは1度もなく、タミル地域の伝統的な名前としてTamizhagamという名前を持つ
地域は、常に1つ以上の王国や国によって統治されてきた。
unlikeはここでは前置詞であり、'他のものとは異なっているのだが'という意味である。
これは前置詞'like'の'〜のように'の反対の意味である。接頭詞unは
ここでは意味を反転させる働きがある。似た意味の言葉にlikely, unlikelyという語があるが
これらの語は前置詞ではなく形容詞である。最後の-lyに引きずられて副詞としてしまいがち
なので注意。現在完了の文の中でneverが用いられたときには、その文はnotを
用いた文よりもさらに強い否定を表す。neverの位置はhaveやhasの直後におく。
governは’統治する’という意味である。singleは'1つの'という意味だが、oneなどの
場合と違って、冠詞aを省くことはできない。entityは'組織、実体'などという意味の
語である。traditionalは'伝統的な'という意味だが、よい意味にも悪い意味にも用いられる。
under the rule of - ではruleは'統治'という程度の意味であり、'規則、ルール'
といった意味がないことに注意。kingdomは'王国'という意味である。
Despite this, the Tamil cultural identity has always been strong.
このような事実にも関わらず、タミルの文化的な同一性は常に強いものであり続けた。
despiteは前置詞であり、'〜にもかかわらず'という意味がある。同じ意味の語として'in spite of - 'があり、これらの書き換えはよく用いられ、また、実際の文中でも
どちらもよく用いられる。culturalはcultureの形容詞形であり'文化的な'という
意味である。identityは'素性、性質、同一性'などの意味がある語である。
変わった意味として数学の'w:恒等式'という意味もある。
strongは'強い'という意味だが力が強いと言うだけでなく、結びつきが強いなどの
意味で用いられることもある。
Historically, this identity has been primarily linguistic, with Tamils being those whose first language was Tamil.
歴史的には、この同一性はまず第一に言語的なものであり、タミル語をタミル民族たちの 第一の言語とすることだった。
historicallyは、名詞historyから形容詞historicalを経て得られた副詞で
'歴史的には'という意味である。primarilyは形容詞primaryから来た副詞で'主要な'
という意味である。with 名詞 -ing は特殊な分詞構文として説明されるが、
'名詞が〜している状態で'という意味である。接続詞を用いた文と同じ
働きを簡単に実現できるので、よく用いられる。whoseは所有格の
関係代名詞である。
In recent times, however, the definition has been broadened to include also emigrants of Tamil descent who maintain Tamil traditions, even when they no longer speak the language.
しかし近年では、その定義は、 彼らがもはやその言語を話さない場合ですら、 タミルの伝統を守るタミル人の移民の子孫を 含むように拡張されている。
recentは'最近の'という意味の形容詞である。副詞recentlyは'最近'という意味の副詞
だが、こちらもよく用いられる。howeverは疑問視的に用いたときには
'どんな手法を使っても'という意味になるが、副詞として用いた場合には
'しかし、しかしながら'という意味になる。文中の位置としては文頭に置かれる
ことも多いが、主語の後ろで動詞の前と言う場所に置かれることも多い。
broadenは'広げる'という意味の動詞である。'broadcast'は'放送する'という
意味の単語であり、よく用いられる。includeは'含む'という意味の単語である。
alsoは'〜も'という意味の単語でtooと並んでよく用いられる。文中では
通常一般動詞の前かbe動詞の後ろに置くことが通例であるが、ここでは
割合informalに用いているようである。descentは'子孫'などと訳され、
例えば、direct descentで'w:直系'などとなる。maintainは'保持する'という
意味の語である。no longerはこれだけで否定文を作る副詞であり、
'もはや〜ない'という意味である。
Tamils are ethnically, linguistically and culturally related to the other Dravidian peoples of South Asia. There are an estimated 74 million Tamils around the world.
タミル人は民族的にも言語学的にも文化的にも他の南アジアのドラヴィダ民族
と関連している。世界中に7400万人のタミル人がいる。
linguisticallyはlinguistics、'言語学'から来た語で'言語学的に'という
意味である。relateはrelation'関係'と似た語だが'関係づける’という意味で
用いられるため、関係があると言う意味で用いるときには受動態にする
必要がある。'Dravidian'は学術的な用語なので詳しくはWikipediaなどを
参照してほしい。
Culture
文化
Language and literature
言語と文学
literatureは'文学'という意味だが、単に小説だけに留まらず広い意味での'文献'という
意味でも用いられる。
Tamils have strong feelings towards the Tamil language, which is often venerated in literature as "tamil̲an̲n̲ai," "the Tamil mother."
タミル人はタミルの言語に強い愛着を持っており、その言語は文献の中でしばしば
"tamil̲an̲n̲ai," タミルの母と呼ばれ尊敬されている。
feelingは単に'感じ、気持ち'という意味で、よい意味にも悪い意味にもなる。
しかし文脈からタミル人のタミル語への好感を表しているようなので、
ここでは'愛着'とした。venerateは難しい語だが、'尊敬する'という意味である。
It has historically been, and to large extent still is, central to the Tamil identity (Ramaswamy 1998).
それは歴史的にタミルの同一性の中心であり、現在でもかなりの程度そうであり続けている。 (Ramaswamy 1998)
stillは平叙文で用いられた場合'まだ'という意味を表す。否定文で
'まだ〜ない'という意味を用いるときはyetを用いるので注意。
また、stillには'しかし'という意味の副詞としての用法もあるが、
'まだ'の場合にはstillの置き場所が動詞の直前になるのに対して、
'しかし'の場合には通常文頭になることから見分けられる。
Like the other languages of South India, it is a Dravidian language, unrelated to the Indo-European languages of northern India.
南インドの他の言語と同様、それはドラヴィダ語族であり、 北インドにあるような他のインド・ヨーロッパ語族とは 関係がない。
unrelatedはrelateの反対の意味の語で、unrelatedの形で用いられたとき
'関係していない'という意味になる。
The language has been far less influenced by Sanskrit than the other Dravidian languages, and preserves many features of Proto-Dravidian, though modern-day spoken Tamil, especially in Tamil Nadu, freely uses loanwords from Sanskrit and English.
その言語は他のドラヴィダ語族の言語より、サンスクリットに影響された度合いがかなり少なく、 前ドラヴィダの多くの性質を持っている。ただし、近年のタミル語の話し言葉では、 特にタミル・ナードゥ州ではそうなのだが、サンスクリットや英語からの語が 自由に用いられているのだが。
less - than - は通常の比較級だが、lessは'より〜ない'という意味を表し、
moreの反対語のように扱われる。lessを修飾する語は
他の比較級と同じで、veryなどは用いられず、far, muchなどが
用いられる。preserveは'保持する、残している'という意味の語である。
thoughは従属接続詞であり'〜であるのだが'という意味を表す。
同じ意味の語でalthoughがあるが、これらはほとんど同じ意味で用いられる。
especiallyは'特に'という意味の副詞である。loanwordは'他の言語から
入ってきた語'という意味である。
Tamil literature is of considerable antiquity, and the language was recently recognised as a classical language by the government of India.
タミルの文献は古典としての価値があり、その言語は近年インド政府によって 古典的な言語であると認められた。
considerableはconsiderから来た語で'考えるに値するほど、非常に'という
意味である。antiquityはやや難しい語だが、'古いもので非常に良いもの'
という意味である。
Classical Tamil literature, which ranges from lyric poetry to works on poetics and ethical philosophy, is remarkably different from contemporary and later literature in other Indian languages, and represents the oldest body of secular literature in South Asia (Hart 1975).
タミル語の文献の古典的なものは、w:叙情詩から詩学や 民族の哲学にまで及ぶが、その時点やそれ以降のインドの タミル語以外の言語の文献と比べて非常に 異なっており、南アジアの宗教的でない文献として最も 古いものである。 (Hart 1975)
rangeは動詞として用いられたときには、'〜にまで及ぶ'という意味になる。 lyric poetryは叙情詩と言う意味である。philosophyは'哲学'という 意味である。remarkablyはremarkという語から来ているが、 remarkは動詞としても名詞としても用いられ、意味は'言及する'、'言及'である。 remarkable自体は'言及するに足る、重要な'という意味になる。 contemporaryは'話に出ている場面と同じ時代の'という意味である。 representは'代表する、〜である'という意味である。 representativeは、'(会議などに出席する)代表者'という意味で、 ニュースなどでよく用いられる。
Notable works in classical Tamil literature include the Tirukkural by Tiruvalluvar, the five great Tamil epics and the works of Auvaiyar.
タミルの古典文献の中で重要な仕事として、TiruvalluvarによるTrukkuralや タミルの5つの重要な叙事詩やAuvalyarによる仕事などがある。
notableはnoteから来ており、noteは動詞としての意味は'述べる'という 意味になる。notableは'述べるに足る'から、'重要な'という意味になる。 epicは歴史に関することを述べる文章であるが、ここでは 叙事詩で良いようである。実際にはある時代の王族の活躍などに 書いているようだ。詳しくはen.wikipediaの文章を参照。
The written language has changed very little over the years, with the result that much of classical literature remains easily accessible to modern Tamils and continues to influence modern Tamil culture.
書き言葉(としてのタミル語)は長い間ほとんど変わっておらず、 多くの古典的な文献は、現代のタミル人にとって簡単に 読むことができるものであり続けており、現代の タミル文化に影響を与え続けている。
resultは名詞としては結果という意味である。動詞としてはresult in - で用いられ、
'〜という結果になる'という意味になる。accessibleは'使用可能である'という
様な意味でaccess"接続"から来ている。continueは-ingを目的語に取って
'〜し続ける'という意味を持つ。通常to不定詞を目的語とすることは
ないとされるが、ここでは間違えたのだろうか? influenceは
'影響する'という意味である。似た意味の語としてaffectがある。
affectはeffectと違って名詞としては用いられないことに注意。
Modern Tamil literature is considerably diverse, ranging from Indian Nationalism in the works of Subramanya Bharathy, to historical romanticism in the works of Kalki Krishnamurthy, to radical and more moderate social realism in the works of Pudhumaipithan and Jayakanthan respectively, to feminism in the works of Malathi Maithree and Kutti Revathi.
近年のタミル文献は非常に多様であり、Subramanya Bharathy の仕事によるインドの国家主義からKalki Krishnamurthy の仕事による歴史的ロマン主義や Pudhumaipithan による過激な社会的現実主義であったり ayakanthanによる、より穏健なそれや Malathi Maithree and Kutti Revathi.によるw:フェミニズムにまで 及んでいる。
diverseはやや難しいがよく用いられる語で、'多様な'という意味である。
nationalismは基本的には'国家主義、民族主義'という意味だが、
時代や状況によってかなり意味が変わってくる語なので使用には
十分な注意が必要である。romanticismもとりあえず'ロマン主義'と訳される。
radicalは、'過激な'という意味であり、よく用いられる語である。
moderateは'穏健な'という程度の意味である。respectivelyは
意外に用いられない語だが、'それぞれ、順に'という意味であり、
複数のものを列挙するときに、それらの対応を明示する語である。
feminismはfemineから来ており、feminine自体の意味は
'女性的な'である。
Sujatha, an author whose works range from romance novels to science fiction, is one of the most popular modern writers using the Tamil language.
Sujathaはその仕事が恋愛小説からSFにまで及んでいる作家だが、 タミル語を用いる現代の作家の中で最も人気のある作家である。
authorは'作家、作者'という意味である。novelは'小説'という意味である。 scienceは'科学'という意味であり、fictionは'架空の'という意味である。 science fictionはSF小説のことをさす。 popularは'人気のある'という意味である。modernは'現代の' である。
In more recent years, Sri Lankan Tamil literature has produced several powerful pieces reflecting the civilian tragedy caused by decades of war.
近年では、スリランカのタミル語文献は、長年の戦争によって引き起こされた
文化的な悲劇を反映したいくつかの力強い作品を作り出している。
produceは'作り出す'という意味であるが、makeと比べると、
工業的に作り出されたという意味合いが強い。工場の生産物のことを
productと呼ぶが、ラテン語の受動(過去)分詞に由来する。severalはsomeと
似た意味で'いくつかの'という意味である。reflectは'反映する、反射する'
という意味である。civilianは特にここでは'非戦闘員'という
意味のようである。tragedyは'悲劇'という意味である。
There is also an emerging diaspora literature in Tamil.
さらに、タミル語のディアスポラ文学が現れ始めている。
w:ディアスポラとはかなり難しい語だが、元々いた国を 追われた民族のことである。emergeは'現れる'という 意味である。
インドの経済
[編集]インドは近代において伝統的に貧しい国のイメージが強かったが、現在では中国と並んで、経済の発達が 著しい地域である。インドの人口は8億人を超えており、21世紀中には中国とともに 経済規模で米国を超える大国となることが予測されている。 しかし、現在でも貧困や悪い公衆衛生に悩む人々も多く、 富裕な国への道は険しいものとなっている。 ここでは、インドの経済について説明した文章を読む。 特に、経済的なのものの見方や、日本と他国の発想の 違いや歴史観の違い等に注目するとおもしろく読めるだろう。
- 出典
http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_India
- 本文
Economy of India
インドの経済
economyは'経済'という意味を持つ語である。経済は生き物であると 言われるが、実際多くの人間の活動の集合であるため、 どのような権力を用いても、これを完全に制御することは困難である。 そのため、これを制御する立場にある政府は、様々な経済指標を 見比べながらの慎重な舵取りが必要となる。 その成果は国によって様々であるが、ここでは特に、 インドの経済に注目する。日本や他国の立場と比べながら 読むと楽しめる。
The economy of India is the fourth-largest in the world as measured by purchasing power parity (PPP), with a GDP of US $3.36 trillion.
インドの経済はPPPで測ると世界で4番目に大きく、そのGDPは3兆3600億円ドルに上る。
fourth-largestは'4番目に大きい'という意味である。この使い方は、より一般的なもので、
second fastestなどとすると'2番目に早い'という意味になり、'序数 最上級'
という形になるのである。
一方twice as large as - などのように順位ではなく何倍であるかを扱う文では
once, twice, three times, four timesのように回数として用いられる語が
用いられる。asは接続詞として用いられており、このときにはasはwhenと同様
'〜のときに'という意味になる。asを接続詞としたとき、主語がなくなるように思える。
しかし、ここでは、主語と動詞はthe economy of India is であり、この文の主文の
主語と述語と同じものを用いていることから、これらの主語述語は省略できる。
同様の現象は、when, if などの接続詞に対しておこるが、
特に従文でbe動詞を用いた場合によく行われる。
purchaseは'購入する'という意味である。 purchasing power parityは
経済学の用語であるので、詳しくはw:購買力平価説などを参照。
trillionは'1兆'という意味である。一方、million, billionは、それぞれ
'100万'、'10億'という意味である。
GDPは'w:国民総生産'のことである。
When measured in USD exchange-rate terms, it is the tenth largest in the world, with a GDP of US $691.87 billion (2004).
USD取引レートで測ったときには、それは世界で10番目に大きく、GDPは691億8700万ドルになる。
(2004)
USDは米ドルのことで、アメリカの通貨である。tenth largestは、10番目に大きいという 意味である。
India was the second fastest growing major economy in the world, with a GDP growth rate of 8.1% at the end of the first quarter of 2005–2006.
インドは主要な経済の中で世界で2番目に速く成長している経済であり、2005-2006の第1四半期
のGDP成長率は8.1%であった。
growは'成長する'という意味で過去形はgrew, 過去分詞はgrownの不規則動詞である。
quarterは'4分の1'という意味である。
However, India's huge population results in a relatively low per capita income of $3,100 at PPP.
しかし、インドの非常に多い人口によって、人口あたりの所得は PPPで3,100ドルと比較的低い。
hugeは'巨大な'という意味である。populationは'人口'である。resultはここでは 動詞だが、resultは自動詞であり、前置詞inとともに用いられ'〜に帰着する'という 意味となる。per capitaは'一人あたりの'という意味の連語である。 incomeは'収入'という意味である。
The country's economy is diverse and encompasses agriculture, handicrafts, industries and a multitude of services.
国の経済は多様であり、農業や手工業や産業や様々なサービスを
含んでいる。
diverseは'多様な'という意味である。encompassは'含んでいる'という意味の語だが、 難しい語ではないものの非常に頻繁に使われる語ではない。 agricultureは'農業'、handicraftは'手工業', industryは'産業'である。 multitudeは'様々なもの'という意味の語である。serviceはいろいろな意味で用いられるが、 経済の文章では通常'形のない商品'w:サービスのことである。
Services are the major source of economic growth in India today, though two-thirds of the Indian workforce earn their livelihood directly or indirectly through agriculture.
3分の2のインドの労働力が直接的にかもしくは間接的に農業を通じて、収入を得ている けれども、サービス業は今日のインドの経済成長の主な源である。
growthは、growの名詞形で'成長'という意味である。two-thirdsは3分の2という
意味であるが、一般に分数を扱うときには、'分子 - 分母の序数'という
様にする。ただし、分子が1より大きい数なら、分母の序数の後に-sをつける。
例えば、five-seventhsなどは'7分の5'に対応する。
workforceは'労働者'という意味であり、earnは'手に入れる'だが、特に労働の
代償として手に入れるという意味である。livelihoodは'生活費'のことである。
directlyは形容詞directから来た副詞であり、意味は'直接に'である。
indirectlyはその反対の意味である。
In recent times, India has also capitalised on its large number of highly educated people who are fluent in the English language to become a major exporter of software services, financial services and software engineers.
近年では、インドはソフトウェアサービスや金融サービスやソフトウェア技術者などの主要な 引受人となるための、多くの高度な教育を受け流暢な英語を話す人々でも注目されている。
capitalizeは'重要であると認める'という意味で、形容詞capital'主要な、大文字の'
からくる。educateは'教育する'という意味である。fluentは'流暢な'という意味の形容詞であり、
対応する副詞fluently'流暢に'もよく用いられる。softwareは、
やや技術的な語だが、計算機を動かす命令群のことである。
financialは'金融の'という意味である。engineerは'技術者、エンジニア'のことである。
ただし、アクセントが-neerの部分にあるため、単に'エンジニア'といっても
通じないものと思われる。
India has adhered to a socialist-inspired approach for most of its independent history, with strict government control over private sector participation, foreign trade, and foreign direct investment.
インドはそれが歴史上独立している時間のほとんどにおいて、 私的な経済の参加や外国との貿易や外国からの直接投資において、政府の厳格な制御を 必要とする、社会主義に影響されたやり方に固執してきた。
adhereは'固執する'という意味の動詞であり、名詞形のadherenceもよく用いられる。
adhereは、難しい単語だが、これ自体も割合よく用いられる。
socialistはsocialism'社会主義'から来た語で'社会主義者'という意味である。
詳しくはw:社会主義を参照。inspireは、'鼓舞する、奮い立たせる'
という意味である。approachは名詞では'アプローチ、接近'という意味だが、
動詞では'近づく'という意味となる。independentは、'独立の'という意味である。
strictは'厳しい、厳格な'という意味である。privateは'私的な'であり、
sectorは'部分、部門'という意味だが、経済学的には、private sectorは、
民間部門という意味になる。これは、政府によって制御されていないもの全体のことである。
participationは、participate'参加する'からくる語で、意味は'参加'
である。似た意味の語として、take part in - があり、この書き換えは有名である。
foreignは、'外国の'という意味で、tradeは、'貿易'である。
更に、investmentは、'投資'である。'投資する'という意味の
動詞investの名詞形である。通常-mentで終わる単語は
対応する語の名詞形である。
Since the early 1990s, India has gradually opened up its markets through economic reforms by reducing government controls on foreign trade and investment.
1990年代始めから、インドは外国との貿易や外国からの投資への政府の制御を減らすことによる
経済の改革を通じて、段階的に市場を開放し始めた。
graduallyは、'だんだんと'という意味である。marketは、ここでは特に'市場(しじょう)'の ことであり、経済用語である。一般的には単に'売り場'程度の意味で用いられる ことも多い。reformは'改革'の意味である。reduceは'減らす'という 意味だが、同じ意味の語としてdecrease, diminishがある。 また、反対語としてincreaseがある。これらはどれもよく用いられるが、 diminishがやや使われる頻度が少ないかもしれない。
Privatisation of public-owned industries and opening up of certain sectors to private and foreign players has proceeded slowly amid political debate.
公的所有の産業の私有化や、いくらかの部門の私有部門や外国の投資家への開放は
政治的な対話の中で、ゆっくりと進んできた。
privatization は、経済用語に近いが、民営化のことである。
これは、国家が行っていたことを民間に任せることで、競争原理を
導入し、より効率的な実現を図る手法である。
ownは、動詞としては'所有する'という意味である。
publicは'公的な'という意味だが、特に経済用語では
民間に対応して政府のという意味である。通常民間の
企業などが自身の利益を得ることを目標とするのに対して
政府は例えば市場全体の利益を追求するという違いがある。
pubic-ownedは、'政府が所有する'という意味である。
certainは'ある'という意味で、someに近い意味だが、
対象を限定する働きがある。また、It is certain that -
の形で用いられたときには、'〜なことは確かだ'という
意味になる。open up to private はやや難しく
専門的な言い回しだが、'もともと国有の主体があつかっていた部分を
民間企業に任せる'という意味である。この場合も
経営の効率化などが期待されるが、失敗すると安定した
サービスの供給が阻害されることがある。
playerは、ここでは'(経済活動の)主体'の意味であり、
'選手'などの意味はない。foreign playerは、
実際には'外国企業'の意味であり、
proceedは'進行する'という意味である。amidは、'〜の中で'という意味である。
debateは、'話し合い'という意味だが、単に'ディベート'といっても
日本語では通じるかもしれない。一方アクセントがaにあることから
単に'ディベート'では英語としては通じにくい。
The socio-economic problems India faces are a burgeoning population and lack of infrastructure, as well as growing inequality and unemployment.
インドが直面している、社会的経済的な問題には、増大する不均等と失業同様に、
増加する人口やインフラの欠如がある。
socio-economicは、social'社会的な'とeconomic'経済的な'から作られた造語である。
faceは、'直面する'という意味の他動詞である。faceは、be faced with - として
用いてもほぼ同じ意味で用いられる。faceは名詞として用いられた場合には、
'顔'である。burgeonは、'増える'という意味の語である。
infrastructureは、'インフラ、基盤'という意味である。
inequalityは、'不平等'の意味であり、equal'等しい'、equality'平等、等式'
から来ている。unemploymentは、employ'雇用する'から来ており、'非雇用'
の意味である。
Poverty also remains a problem although it has seen a decrease of 10% since the 1980s.
1980年代から10%の現象を経たけれども、貧困も問題になり続けている。
povertyは、形容詞poor'貧しい'から来た名詞で、意味は'貧困'である'。
sinceは、接続詞としての用法以外に、前置詞としても扱われ、'〜以降'の
意味になる。
Sectors
部門
どちらかといえば、この語も経済用語である。
Agriculture
農業
Agriculture and allied sectors like forestry, logging and fishing accounted for 25% of the GDP, employed 57% of the total workforce in 1999-2000 and despite a steady decline of its share in the GDP, is still the largest economic sector and plays a significant role in the overall socio-economic development of India.
農業と林業や木材や水産業などの農業に関連する部門は 1999-2000年にはGDPの25%を占め全労働力の57%を雇用しており、 GDPの割合における確実な減少にも関わらず、いまだに最も大きな経済の部門であり、 全体的なインドの社会経済的発展において重要な役割を担っている。
allyは'同盟を結ぶ'といった意味で、例えば、allied armiesは、'同盟軍'という意味である。
ここでのalliedは、単に'付随した'程度の意味である。forestry'林業'は、
forest'林'から来た語である。logging'材木業'??は、log'丸太'から来た語である。
fishingは、'釣り'の意味だが、ここでは'漁業'である。account for -
は、'〜を占める'という意味の非常に重要な連語であり、よく用いられる語である。
employは、'雇用する'である。steadyは、'確実な'という意味である。
declineは、'下降'の意味である。shareは、'取り分、持ち分'といった意味であり、
ここでは、GDPのうちで、農業が占める割合のことを表している。
significantは、'重要な、かなりの'という意味である。
roleは、'役割'である。RPGは'role-playing game'から来ているが、
これは、'役割を演じることによって成立するゲーム'という意味である。
overallは、'全体的な'という意味である。developmentは、develop'発展させる'という
語から来た語であり、'発展'という意味である。
Yields per unit area of all crops have grown since 1950, due to the special emphasis placed on agriculture in the five-year plans and steady improvements in irrigation, technology, application of modern agricultural practices and provision of agricultural credit and subsidies since the green revolution.
5年計画での特別な農業に対する強調があったことや、確実な灌漑や技術の
改善や近代的な農業手法の適用や緑の革命以降の農業の金融や交付金などの支給によって、
1950年からあらゆる作物の単位面積あたりの収穫は増え続けている。
yieldは、名詞で用いられたときには、'収穫'という意味になり、動詞では、
'生み出す'といった意味である。perは、per - で、'〜ごとに'という意味である。
例えば、cm/sec は、centimeter per second と読まれるが、これは、
cm/sec が、1秒間に物体が何cm進むかを記述した量であることによる。
areaは、'地域、面積'だが、ここでは'面積'の意味である。cropは、'穀物'という意味である。
due to -は、'〜のために'という意味で、because of - との書き換えが可能である。
また、thanks to - と書き換えることもあるが、これは文脈によって使い分けがなされるので、
注意が必要である。dueは、単独では名詞で、'義務'という意味があるが、due to -
の形ほどよく用いられるわけではない。emphasisは、emphasize'強調する'から来た語で、
'強調'という意味がある。improvementは、improve'改善する'から来た語で、'改善'
という意味である。irrigationは、やや難しい語だが、irrigate'灌漑する'という語から来た語で、
'灌漑'という意味である。technologyは。'技術'という意味である。
applicationは、apply'適用する'から来た語で、'応用'という意味である。
practiceは、'練習する'という意味があるが、ここでは単に'手法'という程度の意味である。
provisionは、'提供'という意味である。creditは、'資金を借りること'の意味である。
subsidyは、少し難しい単語だが、'補助金'の意味である。green revolutionは、
'w:緑の革命'と呼ばれ、近代における重要な出来事の1つである。
However, international comparisons reveal that the average yield in India is generally 30% to 50% of the highest average yield in the world.
しかしながら、国際比較によるとインドの平均的な収量はおおよそ世界で最も高い平均収量の
30%から50%である。
internationalは、'国際的な'という意味である。'インターナショナルスクール'などと
日本語的にも使われるが、そのまま読んでも通じないと思われる。
comparisonは、動詞compare比較する'から来た名詞であり、
意味は'比較'である。revealは、'明らかにする'という意味の動詞である。
averageは、'平均'という意味の名詞である。また'平均的な'という意味の形容詞にもなる。generallyは、形容詞general'一般の'
から来た副詞で、意味は'一般に'である。
The low productivity in India is a result of the following factors:
Illiteracy, general socio-economic backwardness, slow progress in implementing land reforms and inadequate or inefficient finance and marketing services for farm produce.
インドでの低い生産性は次のような要素の結果である。すなわち、 識字率の低さ、一般的な社会経済的な後進性、農地改革の実行の遅い進行、そして 適切でないか効率的でない金融と市場に関する農場生産へのサービスである。
productivityは、'生産性'という意味の名詞である。productは、'製品' という意味の名詞であり、productivityは、製品を作りだす性質という 意味である。resultは、名詞として用いられたときには'結果'という 意味を表わす。followは、'続く'という意味の動詞だが、 ここでは、followingで、'次に続く'という意味である。 factorは、'要素'という意味の名詞である。 illiteracyは、'文字が読めないこと'という意味の名詞である。 illiteracyは、literacyの反意語で、literacyは、 '識字率'という意味である。generalは、'一般的な'という意味の形容詞である。 backwardnessは、backward'後方の'という形容詞から来た名詞であり、 '後れ、後進性'という意味である。slowは、'遅い'という意味の形容詞である。 progressは、'進歩'という意味の名詞である。implementは、 '実行'という意味の名詞である。reformは、'改革'という意味の 名詞である。inadequateは、形容詞adequate'適切な'の反対の 意味を持つ形容詞で、'不適切な'という意味を持つ。 inefficientは、形容詞efficient'効果的な'の反対の意味を持つ 形容詞で、'効果的でない'という意味である。 financeは、ここでは'金融'という意味である。 farmは、'農場'という意味の名詞である。produceは、'生産'という 意味の名詞である。
The average size of land holdings is very small (less than 20,000 m²) and are subject to fragmentation, due to land ceiling acts and in some cases, family disputes.
農地の所有分の平均的な大きさは非常に小さく、(20,000より小さい)
land ceiling act やある場合には家庭内の論争によって細かく分割されている。
averageは、'平均的な'という意味の形容詞である。holdingsは、'手持ち、所有分' という意味の名詞である。subjectは、形容詞として用いられた時には、 be subject to - で、'〜をこうむっている'という意味となる。 subjectは、名詞として用いられたときには、'主題、テーマ'という 意味となる。また、文法用語として、'主語'という名詞の意味もある。 fragmentationは、'分割'という意味である。 due to - は、'〜のために'という意味の語で、because of - との 書き換えはよく用いられる。disputeは、'議論、争論'という意味の名詞である。 disputeは、動詞としても用いられ、'議論する、論争する'という 意味となる。
Such small holdings are often over-manned, resulting in disguised unemployment and low productivity of labour.
このような少量の持ち分はしばしば人あまりを引き起こし、隠された非雇用や低い 労働生産性へとつながる。
oftenは、'しばしば'という意味の頻度を表わす副詞である。 over-mannedは、'人が余る'というような意味の形容詞である。 result in - は、'結果として〜になる'という意味の語である。 disguiseは、動詞として用いられたときには'覆い隠す'という 意味になる。disguiseは、名詞として用いられたときには'偽装、変装' という意味になる。unemploymentは、名詞employment'雇用' から来た名詞で、'非雇用'という意味になる。employment自体は、 動詞employ'雇用する'から来ている。lowは、'低い'という 意味の基本的な形容詞である。labourは、'労働'という意味の名詞である。
Adoption of modern agricultural practices and use of technology is inadequate, hampered by ignorance of such practices, high costs and impracticality in the case of small land holdings.
近代的な農業手法の採用と技術の使用はそのような手法に対する無知に邪魔されて、不適切となり、
小さい土地に対しては高いコストと非実用性につながる。
adoptionは、動詞adopt'採用する'から来た名詞で、'採用'という 意味である。agriculturalは、名詞agriculture'農業'から来た形容詞で、 '農業に関する'という意味である。practiceは、ここでは、'手法' といった程度の意味である。practiceは、名詞としては、 '練習、慣行'といった意味で用いられることが多い。useは、ここでは 名詞として用いられており、'使用'という意味である。名詞として 用いられたときには、'ユース'と発音されることに注意が必要である。 technologyは、'技術'という意味の名詞である。 hamperは、少し難しい語だが、'邪魔する'という意味の動詞である。 ignoranceは、'無知'という意味の動詞であり、動詞ignore '無視する、軽視する'から来ている。costは、'コスト、経費'という 意味の名詞である。impracticalityは、形容詞impractical'非実用的な' から来ている単語で、'非実用性'という意味である。impracticalは、 形容詞practical'実用的な'の反対の意味の語であり、practicalは、 動詞practice'練習する'から来ている。 caseは、'場合'という意味の名詞である。
Irrigation facilities are inadequate, as revealed by the fact that only 53.6% of the land was irrigated in 2000-01 , which result in farmers still being dependent on rainfall, specifically the Monsoon season.
ただ53.6%の土地だけが2000-01年に灌漑を受けたという事実からわかる通り、
灌漑施設は不適切であり、そのことは農家がいまだに、特にモンスーンの季節には
雨に依存していることにつながっている。
irrigationは、やや難しい単語だが、動詞irrigate'w:灌漑する'から 来ており、'灌漑'という意味の名詞である。 facililtyは、'施設'という意味の名詞である。 revealは、'明らかにする'という意味である。factは、'事実'という意味の 名詞である。farmerは、'農家'という意味の名詞である。 stillは、肯定文で用いられ'まだ'という意味である。 dependentは、動詞depend'依存する'から来た形容詞で、 '依存している'という意味である。dependは、自動詞であり depend on - で'〜に依存する'という意味となる。 dependentについては be dependent on - で、'〜に依存している' という意味となる。rainfallは、'雨'という意味である。 Monsoonは、'w:モンスーン'の事である。 seasonは、'季節'という意味の基本的な名詞である。
A good monsoon results in a robust growth for the economy as a whole, while a poor monsoon leads to a sluggish growth.
よいモンスーンは健常な経済全体の発展を引き起こすが、 一方悪いモンスーンは遅い経済成長に至る。
robustは、'健全な、安定した'という意味の形容詞である。growthは、 動詞grow'育つ、成長する'から来た名詞で、'成長'という意味である。 economyは、'経済'という意味の名詞である。wholeは、'全て'という 意味の名詞である。as a whole は'全体'という意味の表現で よく用いられる。poorは、'悪い、貧しい'という意味を持つ形容詞である。 lead to - は、'〜になる'という意味の表現である。 sluggishは、'遅い'という意味の形容詞で、名詞slug'ナメクジ' から来ている。
恐竜
[編集]恐竜は2億3千万年前からおよそ1億6千万年前まで、地球上に存在していたとされる 生物である。多くはトカゲのような姿をしていたようだが、その形と大きさは 多種多様であり、ひとくくりにすることはできない。 映画ジュラシックパークでも重要な役を担ったティラノサウルスを始め、 有名な恐竜は数多い。恐竜に関しての研究は現在も進行中であり、 依然としてわかっていないことも多い。恐竜はなぜ絶滅したのか、 なぜこれほどに大きいのか、時期によって現れる恐竜の種類に 違いがあるのはどうしてかなど疑問は尽きない。 ここでは、恐竜についての百科事典的な説明を読むことで、 既に知られていることと、今後の展望などを考える。
この文章は音声として録音されているので、listeningの練習に
用いることができる。
- 出典
http://en.wikipedia.org/wiki/Dinosaur
- 本文
Dinosaurs are vertebrate animals that range from reptile-like to bird-like.
恐竜はトカゲのようなものから鳥のようなものがいる脊椎動物である。
dinosaurは、'恐竜'と言う意味の名詞である。 vertebrateは、かなり難しい語だが、'脊椎'という意味で、 vertebrate animalで、'脊椎動物'という意味である。 rangeは、'〜に及ぶ'という意味の動詞である。名詞として用いられたときには、 '範囲'という意味の名詞となる。
Dinosaurs dominated the terrestrial ecosystem for over 160 million years, first appearing around 230 million years ago.
恐竜は約2億3千万年前からおよそ1億6千万年の間地球の生態系の中でを有力な地位にあった。
dominateは、'有力である'という意味の動詞である。似た意味の形容詞に dominant'有力な'がある。terrestrialは、やや専門的な語だが'地球の' という意味の語である。millionは、'百万'という意味の語である。 appearは、'現われる'という意味の自動詞である。 また、seemと似た使い方で、'〜に見える'という意味でも用いられる。 この時には、He appears busy.'彼は忙しそうに見える。'などと用いられる。
65 million years ago, at the end of the Cretaceous period, all non-avian dinosaurs became extinct.
6億5千万年前の白亜紀期の終わりに、全ての羽がない恐竜は絶滅した。
avianは、'羽がある、空を飛ぶ'などの意味だが、実際にこの使い方がされるのは 少し専門的である。実際には、avian flu'w:鳥インフルエンザ'などとして 用いられることが多い。extinctは、'絶滅した、途絶えた'という意味の形容詞である。 恐竜が既に絶滅したという事実は有名である。
Dinosaurs still exist today in the line of birds (avian dinosaurs).
恐竜は現在でも鳥の一種として存在している。(avian dinosaurs)
existは、'存在する'という意味の動詞である。
Knowledge about dinosaurs is derived from both fossil and non-fossil records, including fossilized bones, feces, trackways, gastroliths, feathers, impressions of skin, internal organs and soft tissues.
恐竜に関する情報は化石や化石以外の記録から得られているが、その中には
化石化した骨や、羽や肌触りや、臓器や組織などが含まれている。
knowledgeは、'知識'という意味の不可算名詞である。この語はknowと関係がある。 deriveは、'導出する'という意味である。fossilは、 科学系の文章以外ではあまり用いられないが'化石'という意味である。 recordは、'記録'という意味である。includeは、'含む'という意味である。 fecesは、'糞'という意味の名詞である。trackwayは、'足跡'という意味の 名詞である。gastrolithは、'胃石'という意味の名詞(-lith Grc. 石)である。 w:胃石は、消化のために胃の中に貯えられた石のことであり、 現在でもw:ニワトリなどがこのような習性を持つことが知られている。 featherは、'羽'という意味の名詞である。impressionは、'印象'という意味の 語であり、skinは、'肌'という意味の名詞である。 internalは、'内部の'という意味の形容詞である。反対語は external'外部の'である。organは、'臓器'という意味である。 tissueは、'(体内の)組織'という意味である。
Dinosaur remains have been found on every continent on Earth, including Antarctica.
恐竜は地球上の全ての大陸で見つかっているが、その中には南極も含まれている。
continentは、'大陸'の意味であり、科学的だがそれなりに用いられる語である。 Antarcticaは、'南極'の意味である。
Numerous fossils of the same dinosaur species have been found on completely different continents, corroborating the generally-accepted theory that all land masses were at one time connected in a super-continent called Pangaea.
同じ種類の恐竜の多くの多くの化石が全く違った大陸から見つかっており、 そのことは全ての陸地が以前は一つのパンゲアという超大陸であったというよく確認されている理論と符合している。
numerousは、'多くの'という意味の語である。speciesは、'種'という意味の語である。 completelyは、complete'完全な'という意味の形容詞から来る副詞で、 '完全に、全く'という意味の語である。completeは、動詞としても用いられ、 '達成する、やり遂げる'という意味となる。 differentは、'違った'という意味である。corroborateは、'(証拠によって)示す' という意味である。generallyは、general'一般的な'という意味の形容詞から 来た語で、意味は'一般的に'である。 acceptは、'受けいれる'という意味の動詞である。 thoeryは、'理論'という意味の名詞である。 landmassは、'地塊'という意味の語であり、 それぞれの大陸のことを指す 科学用語である。connectは、'接続する'という意味の動詞である。 名詞は、connection'接続'である。 w:パンゲアは古くに全ての大陸が1つであり、それらが分割することで、 現在の大陸が出来たとする考えを採用したときの、最初の大陸のことである。
Pangaea began to break up during the Triassic period around 230 million years ago.
パンゲアは2億3千万年前の三畳紀に分裂し始めた。
Triassic periodは、'三畳紀'という意味の固有名詞である。
時期については、w:三畳紀を参照。
Since the first dinosaur was recognized in the 19th century, their mounted, fossilized skeletons have become major attractions at museums around the world.
最初の恐竜が19世紀に認識されてから、それらの巨大で化石化した骨は、世界中の博物館の 重要な(人気のある)展示物となった。
recognizeは、'認識する、発見する'という意味の語である。
mountは、'飾る'という意味の動詞である。fossilizeは、
fossil'化石'から来る動詞'化石化させる'である。
skeletonは、'骨'という意味の名詞である。
attractionは、'展示物'という意味の名詞で、attract'引きつける'
という意味の動詞から派生した。museumは、'博物館'という意味の名詞である。
Dinosaurs have become a part of world culture and remain consistently popular, especially among children.
恐竜は世界の文化の一部となり、特に子供の間で、 継続的に人気のある対象である。
cultureは、'文化'という意味の名詞である。consistentlyは、consistent '一貫した'という形容詞から来た副詞で、'一貫して'という意味である。 popularは、'人気のある'という意味である。 childrenは、child'子供'の複数形である。
They have been featured in best-selling books and blockbuster films such as Jurassic Park, and new discoveries are regularly covered by the media.
それらは`ジュラシックパーク'のようなベストセラーの本や、 商業的に成功した映画の題材となり、それらに関する新しい発見は多くの場合メディアによって 取り上げられている。
featureは、'特徴'という意味の名詞として用いられる事が多いが、 映画などの話で用いられるときには、'(劇中で)重要な役を担わされる' という意味の動詞となる。best-sellingは、'ベストセラーの'という意味である。 blockbusterは、'非常に成功した'という意味で、映画などに対してよく用いられる。 Jurassic Parkは、映画の名前であり、恐竜を題材にした映画として 有名である。discoveryは、'発見'という意味の名詞であり、 discoverは、'発見する'という意味の動詞である。 regularlyは、'決まって'という意味の副詞であり、形容詞regular'規則的な、 正規の'から来ている。mediaは、単に'メディア'と訳されることが多いが、 w:マスコミのように、多くの人間に情報を伝達する手段のことである。
The term dinosaur is also used informally to describe any prehistoric reptile, such as the pelycosaur Dimetrodon, the winged pterosaurs, and the aquatic ichthyosaurs, plesiosaurs, and mosasaurs, though none of these are dinosaurs.
実際にはそれらは恐竜ではないけれども、恐竜という語は非形式的には
ディメトロドンやプテラノドン、イクチオサウルス、プレシオサウルス、モササウルス
などの古代の爬虫類を描写するときにも用いられる。
termは、'語'という意味の語である。informallyは、'非形式的に'
という意味である。describeは、'書く'という意味である。
prehistoricは、ここでは単に'古代の'という意味である。
reptileは、'ハ虫類'という意味である。pelycosaurは、
という意味の科学用語である。
wingedは、'羽がある'という意味の形容詞であり、名詞wing'翼'
から来ている。aquaticは、'水生の'という意味の形容詞である。
thoughは、'〜だけれども'という意味の接続詞である。
同じ意味の接続詞としてalthoughがあるが、これらにはほとんど意味の違いがない。
none of - は、'〜のうちの1つとして〜ない'という意味で用いられる。
The ongoing renaissance in the scientific understanding of dinosaurs began in the 1970s and was triggered, in part, by John Ostrom's discovery of Deinonychus, an active, vicious predator that may have been warm-blooded (homeothermic), in marked contrast to the prevailing image of dinosaurs as sluggish and cold-blooded.
恐竜に関する理解の今も続いている現代的な発展は、1970年代に始まり、それは 一部にはJohn Ostrom のDeinoncychusという活動的で抜け目の無い 恒常性であったかもしれない肉食獣の発見により 引き起こされ、そのことは恐竜がのろまで、変温動物であるという支配的な印象とは 重要な対立をなしていた。
ongoingは、'現在続いている'という意味の形容詞である。 renaissanceは、ここでは'隆盛'という意味の名詞である。 元々はw:ルネサンスという歴史的事実から現われた語であるが、 現在では他の情況にも転用され用いられている。 scientificは、'科学的な'という意味の形容詞であり、science'科学'という 名詞から来ている。understanding'理解'は、understand'理解する'から来た 名詞である。triggerは、'引き起こす'という意味の動詞である。 activeは、'活動的な'という意味の形容詞である。 viciousは、'悪い、抜け目の無い'という意味の形容詞である。 predatorは、'捕食者'という意味の名詞である。 warm-bloodedは、'温血の'という意味である。bloodは、'血'という 意味の名詞である。homeothermicは、かなり難しい単語だが、'恒温の' という意味で、体温がまわりの温度に影響されないという意味である。 markedは、'重要な'という意味の形容詞であり、contrastは、'対称'という 意味の名詞である。prevailは、'有力な'という意味である。 sluggishは、'のろまな、愚鈍な'という意味の形容詞で、 slug'なめくじ'から来ている。
Vertebrate paleontology, arguably the primary scientific discipline involved in dinosaur research, has become a global science.
vertebrate paleontology は、実際のところ恐竜に関する探求活動としての 主要な科学的な活動だったが、それは全地球的な科学となっている。
vertebrateは既に出て来た語だが、'脊椎'という意味である。
paleontologyは、'古生物学'という意味である。難しい語ではないが、
その性質上日常会話で用いられることは少ない。 は、'化石の研究を通じて、
絶滅した生物の行動や外見を見出す研究活動'の事である。
この部分でarguablyから次のカンマまでは、paleontologyを説明する
部分であり、全体として名詞である。この様なカンマの用法をw:同格
の用法と呼ぶ。全体としては、前のカンマを'すなわち'などと訳しておくと
意味が通り易い。arguablyは、argue'議論する'
から来た語で、'おそらく、議論として成立する程'という意味である。
primaryは、'主要な'という意味である。disciplineは、'活動'という様な
意味である。involveは、'含む'という意味である。ここでのinvolvedは、
動詞の過去形ではなく、disciplineを修飾する過去分詞である。
researchは、'研究'という意味である。globalは、'世界的な'
という意味である。global company'世界的な企業'などの文脈で
よく用いられる。
Major new dinosaur discoveries have been made by paleontologists working in previously unexploited regions, including India, South America, Madagascar, Antarctica, and most significantly in China (the amazingly well-preserved feathered dinosaurs in China have further solidified the link between dinosaurs and their living descendants, modern birds).
インドや南アメリカやマダガスカルや北極、また、最も重要なものには中国のように ( 驚くほどよく保存された羽のある恐竜(の存在)は恐竜と現在の鳥とのつながりを さらに強く確認した。) これまでに 探索されていなかった地域での考古学者の活動が、重要な新しい恐竜に関する発見につながっている。
discoveryは、動詞discover'発見'から来た語で、'発見'の意味である。
paleontologistは、paleontology'古生物学'から来た語で、'古生物学者'
の意味である。previouslyは、previous'以前の'という形容詞から来た副詞で
ある。
unexploitedは、exploit'w:搾取する'から来た形容詞で、ここでは'詳しく
調べられていなかった'という程度の意味である。
Madagascarは、'w:マダガスカル'のことである。
Antarcticaは、'南極'の意味である。
significantlyは、形容詞significant'意義深い'から来ており、ここでは
'重要な'という程度の意味である。most significantlyは、副詞の最上級
の用法である。
Chinaは、'w:中国'の意味である。
amazinglyは、形容詞amazing'驚くべき'から来た語で、'驚く程'という意味である。
wellは、'よい'という意味の副詞であるが、比較級はbetter、最上級はbestと
なっており、goodに対する比較級と同じであることに注意が必要である。
preserveは、'保存する'という意味である。
featheredは、名詞feather'羽'から来た語で、'羽のある'という
意味である。solidifyは、形容詞solid'堅い'から来た語で、'堅くする'
という意味である。-fyの語尾は通常動詞を作ることに注意せよ。
例としてterrify'怖がらせる', classify'分類する'などがある。
それぞれterror'恐怖'、class'分類、級'から来ている。
linkは、'つながり'という意味の名詞である。betweenは、'〜の間'という
意味の前置詞である。descendantは、'子孫'という意味の語である。
modernは、'最近の'という意味の形容詞である。
The widespread application of cladistics, which rigorously analyzes the relationships between biological organisms, has also proved tremendously useful in classifying dinosaurs.
広範囲に置けるcladisticsの適用は、正確に生物の組織の間の関係を分析するものだが、 恐竜を分類することに関して非常に有益だとわかっている。
widespreadは、'広汎な'という意味である。
wideは、'広い'という意味の形容詞、spreadは、'広げる'という意味の動詞であり、
widespreadは、これら2つの語から出来ている。
applicationは、'応用、適用'などの意味があり、動詞applyから
来ている。cladisticsは、調査のための技術の名称である。
詳しくは、en.wikipedia参照。rigorouslyは、'厳格に'という意味の副詞で、
形容詞rigorous'厳格な'から来ている。analyzeは、'分析する'という
意味の動詞であり、名詞はanalysis'分析'である。
relationshipは、'関係'という意味であり、名詞relation'関係'から
来ている。biologicalは、'生物学的な'という意味であり、
名詞biology'生物学'から来ている。organismは、'生体'という
意味である。proveは、'証明する'であり、名詞はproof'証明'である。
tremendouslyは、形容詞tremendous'凄まじい'から来ており、ここでは
'非常に'という程度の意味である。usefulは、'便利な'という意味の形容詞である。
classifyは、'分類する'という意味の動詞である。
Cladistic analysis, among other modern techniques, helps to compensate for an often incomplete and fragmentary fossil record.
cladistic分析は他の近代的
手法の中で、しばしば不完全で壊れている化石を補うのを助けている。
amongは、'〜の間'という意味の前置詞で、betweenとの使いわけは
やや難しい。'2つのものの間で'(twe- 2)という意味ではbetweenを用い、
'3つ以上のものの間で'という意味ではamongを使うが、
between themなどの言い回しでは3つ以上のものに対してbetween
が用いられることもある。
techniqueは、'技術、テクニック'という意味の名詞である。
発音は日本語のテクニックとは全く異なっており、アクセントが-niqueにつくため
テクニークのような発音になる。詳しくは辞書を参照。
helpは、'助ける'という意味の基本的な単語であるが、
'help to不定詞'の形で、'〜するのを助ける'という意味になる。
更に、'help A to不定詞'の形で'Aが〜するのを助ける'という意味になる。
また、この使い方をするときには、to不定詞のtoは省略されることが多い。
この時には動詞の原形が用いられることになるため、'原形不定詞'
と呼ばれる。compensateは、'埋め合わせる、補う'という意味がある動詞である。
oftenは、頻度を表わす副詞で'しばしば'と訳される。
oftenは、sometimes'時々'より多く、frequently'頻繁に'より少ない
程度の頻度を表わす。
incompleteは、形容詞complete'完全な'の反対の意味を持つ形容詞で、
'不完全な'という意味である。fragmentaryは、名詞fragment'破片'
から来ており、'断片的な'という意味である。
fossilは、'化石'という意味の名詞である。
What is a dinosaur?
恐竜とは何か?
Definition
定義
definitionは、define'定義する'という動詞から来た名詞で、'定義'という 意味である。
The superorder or clade "Dinosauria" was formally named by the English scientist Richard Owen in 1842.
`Dinorauria'という名前?は形式的にはイギリス人の科学者であるRichard Owenによって1842年に 名付けられた。
superorderとcladeは、生物の分類に関する学問的な用語である。 formallyは、形容詞formal'形式的な'から来た副詞であり、'形式的には' という意味である。nameは、名詞で使われたときは'名前'という意味だが、 動詞として用いたときには、'名付ける'という意味である。
The term is a combination of the Greek words deinos ("terrible" or "fearfully great" or "formidable") and sauros ("lizard" or "reptile").
この語はギリシャ語であるdeinos(`恐ろしい'とか`恐怖を抱かせるほどすごい'とか 'びくびくさせる`)とsauros(`トカゲ'や`ハ虫類')をつなげた語である。
termは、'語'という意味の名詞である。
combinationは、動詞combine'結びつける'から来た語で、'組み合わせ'という
意味となる。Greekは、'ギリシアの'という意味の形容詞である。
'ギリシア'は、Greeceという単語である。terribleは、名詞terror'恐怖'から
来た形容詞であり、'恐ろしい'という意味である。
fearfullyは、名詞fear'恐怖'から来た副詞で、ここでは、'恐ろしさを感じさせる程の'
という意味である。formidableは、'恐ろしい'という意味の形容詞である。
lizardは、'トカゲ'という意味の名詞であり、reptileは、'ハ虫類'
という意味の名詞である。
The name was chosen to express Owen's awe at the size and majesty of the extinct animals, not out of fear or trepidation at their size and often-formidable arsenal of teeth and claws.
この名前は 絶滅した動物の大きさと偉大さに対するOwenの畏敬の念によるもので、 や大きさに対する恐怖や、しばしば恐ろしい牙や爪といった武器によるものではなかった。
chosenは、動詞chooseの過去分詞である。過去形はchoseである。 expressは、'表現する'という意味の動詞である。aweは、'畏敬、畏怖'という 意味の名詞である。majestyは、'威風'という意味の名詞である。 extinctは、'絶滅した'という意味の形容詞である。 animalは、'動物'という意味の基本的な名詞である。 trepidationは、やや難しい単語だが、'恐怖'という意味の名詞である。 arsenalは、'武器庫'という意味の名詞である。teeth は、toothの複数形であり、'歯'という意味である。 clawは、'爪'という意味の名詞である。
Dinosaurs are extremely varied.
恐竜は実に異なっている。
extremelyは、形容詞extreme'ひどい、大変な'という意味の形容詞から来た 副詞で、'ひどく、大変'という意味である。variedは、'様々な'という意味の 形容詞である。varyは、'変える'という意味の他動詞である。
Some were herbivorous, others carnivorous.
いくらかは草食性であり、別のいくらかは肉食性である。
herbivorousは、'草食の'という意味の形容詞であり、 carnivorousは、'肉食の'という意味の形容詞であるが、どちらも あまり日常会話で用いられる語ではない。 otherは、名詞として用いられたときには、'それ以外のもの'という 意味である。形容詞として用いられたときには、'それ以外の'という 意味となる。
Some dinosaurs were bipedal, others quadrupedal, while others could walk easily on two or four legs, such as the dinosaur Ammosaurus.
いくらかの恐竜は
2足歩行であり、別の恐竜は4足歩行であるが、一方、Ammosaurusのような別のものは
2足でも4足でも問題なく歩くことができる。
bipedalは、難しい語だが、'二足歩行の'(bi- 2, ped- 足)という意味である。
quadrupedalも、難しい語だが、'四足歩行の'という意味である。
quadr- は、'4つの'という意味を持つ語根である。
whileは、'その一方'という意味の接続詞である。walkは、'歩く'という
意味の動詞である。easilyは、'簡単に'という意味の副詞であり、
形容詞easy'簡単な'から来ている。
Size
大きさ
Only a tiny percentage of animals ever fossilize, and most of these remain buried in the earth.
非常に小さい割合の動物だけがこれまでに化石化してきており、そのうちの多くは地中に埋められたままに なっている。
onlyは、'ただ〜だけ'という意味の語である。tinyは、'非常に小さい' という意味の形容詞であり、small'小さい'よりも小さいイメージが強い 語である。percentageは、'割合'という意味の名詞である。 everは、'これまでに'という意味の副詞である。 fossilizeは、'化石化する'という意味の動詞である。 remainは、'〜のままである'という意味の動詞である。buriedは、動詞bury '埋める'の過去分詞である。earthは、ここでは'大地'という 意味の名詞である。
As a result, the smallest and largest dinosaurs will probably never be discovered.
結果として、最も小さい恐竜や最も大きい恐竜はおそらく発見されないだろう。
as a resultは、'結果として'という意味でよく用いられる表現である。 probablyは、'おそらく'という意味の副詞である。 neverは、'決して〜ない'という意味の副詞であり、否定文を作る語である。 discoverは、'発見する'という意味の動詞である。
Even among those specimens that are recovered, few are known from complete skeletons, and impressions of skin and soft tissue are rare.
既に復元された標本の中でも、完全な骨格として見つかったものは少ししかなく、 皮膚や組織が見つかることはまれである。
evenは、'〜すら'という意味の語である。specimenは'標本'という意味の名詞である。
recoverは、'元にもどす'という意味の名詞である。
fewは、名詞として用いられたときには'ほとんどが〜無い'という
意味の否定文に近い意味を作る語である。一方、a fewとして
用いられたときには、'いくらかは〜ある'という意味で用いられる。
一方、これらの表現は形容詞としても用いられ、このときには
これらの表現は数えられる名詞にしか用いられない。
数えられない名詞に対しては同じ意味でlittle, a littleが
用いられる。completeは、'完全な'という意味の形容詞である。
skeltonは、'骨'という意味の名詞である。
tissueは、'組織'という意味の名詞である。rareは、'まれな'という意味の
形容詞である。
Rebuilding a complete skeleton by comparing the size and morphology of bones to those of similar, better-known species is inexact, and reconstructing the muscles and other organs of the living animal is, at best, a process of educated guesswork.
大きさや骨の形態をよく似た、既によりよく知られている 種類の対応物と見比べて完全な骨格を再構成することは完璧とはいえず、生きている動物の 筋肉や臓器を再構成することは、よくいっても、`洗練された想像'の過程である。
rebuild'再構築する'という意味の動詞である。compareは、'比較する' という意味の動詞である。morphologyは、難しい単語だが、'形態学'という意味である。 boneは、'骨'という意味の名詞である。similarは、'似た'という意味の 形容詞である。speciesは、'種類'という意味の名詞である。 inexactは、exact'正確な'という意味の形容詞の反対の意味を持つ形容詞で、 '不正確な'という意味である。reconstructは、動詞construct'建てる' から来た語で、'再建する'という意味である。 muscleは、'筋肉'という意味の名詞である。organは、'器官'という意味の 名詞である。at bestは、'良くても'という意味の表現でよく用いられる。 processは'過程'という意味の名詞である。educateは、'教育する' という意味の動詞である。guessworkは、'推量'という意味の名詞である。
Largest and smallest dinosaurs
最も大きい恐竜と最も小さい恐竜
While the largest and smallest dinosaurs will probably remain unknown, and comparisons involving existing specimens are imprecise, it is clear that, as a group, dinosaurs were large.
最大と最小の恐竜はおそらく知られないままになり、また現在生存している標本などとの比較は 正確ではないのだが、種全体として恐竜が大きいことは確かである。
comparisonは、動詞compare'比較する'から来る名詞で'比較'という 意味である。involveは、'含む'という意味の名詞である。existは、 '存在する'という意味の動詞である。impreciseは、形容詞precise'精密な' の反対の意味を持つ形容詞で、'不正確な'という意味である。 clearは、'明白な'という意味の形容詞である。groupは、'部類' という意味である。
By dinosaur standards the sauropods were gigantic.
恐竜の基準では、w:竜脚下目は巨大である。
standardは、'基準'という意味の名詞である。sauropodは、'竜脚下目'という 意味の名詞である。詳しくはja.wikipediaを参照。 giganticは、'巨大な'という意味の形容詞である。
The smallest sauropods were larger than anything else in their habitat, and the largest were an order of magnitude more massive than anything else that has ever walked the Earth.
最も小さい竜脚下目は彼らの生息地のなかの彼ら以外の どれよりも大きく、最も大きいものはこれまでに地球上を歩いたもののどれよりも巨大な大きさの程度である。
anythingは疑問文で用いられたときには、'何らかのもの'という意味だが、
否定文で用いられたときには、'全ての〜は〜ない'というように
対応する全てのものに対する否定を表わす表現になる。ここでは、
larger than anything else で、'対応する全てのものより大きい'
という意味である。elseは、'他の'という意味の語である。
habitatは、'生息地'という意味の名詞である。orderは、'程度'という
意味の名詞である。magnitudeは、'大きさ'という意味の名詞である。
massiveは、'重い'という意味の形容詞である。
The tallest and heaviest dinosaur known from a complete skeleton is the Brachiosaurus, which was discovered in Tanzania between 1907–12.
完全な骨格によって知られている中で、最も背が高く最も重い恐竜はブラキオサウルスだが、 これは1907-1912の間にタンザニアで発見された。
tallは、'背が高い'という意味の基本的な形容詞である。 heavyは、'重い'という意味の形容詞である。 Tanzaniaは、東アフリカの国w:タンザニアのことである。
It is now mounted in the Humboldt Museum of Berlin and is 12 m (38 ft) tall and probably weighed between 30,000–60,000 kg (33–66 short tons).
それは現在ではBerlin(ベルリン)のフンボルト博物館に展示されており、12mの大きさがあり、おそらく33-66トンの重さであった。
mountは、ここでは'展示する'という意味の動詞である。 museumは、'博物館'という意味の名詞である。weighは、'〜の重さがある' という意味の動詞である。tonは、'w:トン'という意味の名詞である。
The longest dinosaur is the 27 m (89 ft) long Diplodocus, which was discovered in Wyoming and mounted in Pittsburgh's Carnegie Natural History Museum in 1907.
最も大きい恐竜は27mの長さのDiplodocus(ディプロドクス)だが、それは Wyomingで発見され、Pittsburgh(ピッツバーグ)のCarnegie Natural History Museum( カーネギー自然歴史博物館)に1907年に展示された。
naturalは、'自然の'という意味の形容詞である。historyは、'歴史' という意味の名詞である。
There were larger dinosaurs, but knowledge of them is based entirely on a small number of incomplete fossil samples.
より大きな恐竜も存在したが、それらに関する知識は数少ない不完全な化石のサンプルに 全くよっている。
knowledgeは、'知識'という意味の名詞である。baseは、'〜に基づける'
という意味の動詞である。base A on B で、'AがBによっている'
という意味である。entirelyは、形容詞entire'全ての'から来た
副詞で、'完全に'という意味である。sampleは、'標本、サンプル'
という意味の名詞である。
The largest specimens on record were all discovered in the 1970s or later, and include the massive Argentinosaurus, which may have weighed 80,000–100,000 kg (88–121 tons); the longest, the 40 m (130 ft) long Supersaurus; and the tallest, the 18 m (60 ft) Sauroposeidon, which could have reached a sixth-floor window.
記録がある中で最も大きな種は全て1970年代からそれ以降に発見されており、 それらは巨大で80,000-100,000kgの重さがあるArgentinosaurusや 40mの体長があるsupersaurusや、18mの高さがあり、6階の窓に手が届くSauroposeidonを 含んでいる。
includeは、'含む'という意味の動詞である。Argentinosaurus, which may - でのwhichは、主語としての関係代名詞whichの用法であるが、カンマが whichの前にあることから、関係代名詞の非制限用法であることが わかる。通常Argentinosaurusなどの固有名詞が関係代名詞によって 修飾される時には、関係代名詞の非制限用法が用いられる。 Sauroposeidon, which could - のwhichも同じ用法である。 reachは、'届く'という意味の動詞である。sixth-floorは、'6階'という 意味の表現である。windowは、'窓'という意味の基本的な名詞である。
Dinosaurs were the largest of all terrestrial animals.
恐竜は全ての陸生動物の中で最も大きい。
terrestrialは、'陸生の'という意味の形容詞で、陸上に住む動物のことを指す。
The largest elephant on record weighed 12,000 kg (13.2 tons), while the tallest giraffe was 6 m (20 ft) tall.
記録の上で最も大きな象は12,000kgであり、一方最も背の高いキリンは6mであった。
elephantは、'象'という意味の名詞であり、giraffeは、'キリン'という意味の
名詞である。
Even giant prehistoric mammals such as the Indricotherium and the Columbian mammoth were dwarfed by the giant sauropods.
IndricotheriumやColumbian mammoth(コロンビアマンモス)などの前史的なほ乳類であっても 巨大なsauropodsの前では小人に見えた。
giantは、'巨大な'という意味の語である。prehistoricは、 '前史的な'という意味の形容詞である。mammalは、'ほ乳類'という 意味の名詞である。dwarfは、名詞で用いられたときには、'小人' という意味になる。
Only a handful of modern aquatic animals approach them in size, most notably the blue whale (which reaches up to 190,000 kg (209 tons) and 33.5 m (110 ft) in length).
いくらかの現代の水中の動物だけが 大きさで彼らに近づくことができるが、最も重要なのはblue whale(190,000kgに達し 33.5mの長さになる。)である。
handfulは、'一握り'という意味の名詞であり、a handful of - で、 '一握りの〜'となる。aquaticは、'水生の'という意味の形容詞である。 approachは、ここでは'近づく'という意味の動詞である。 notablyは、'重要な'という意味である。blue whaleは、'w:シロナガスクジラ' の事である。reachは、ここでは'到る'という意味の動詞である。 up to - は、'〜にまで'という意味の語である。lengthは、'長さ' という意味の名詞であり、形容詞long'長い'から来ている。
Not including modern birds like the bee hummingbird, the smallest dinosaurs known were about the size of a crow or a chicken.
bee hummingbirdなどの現在の鳥を除けば、 知られている中で最も小さい恐竜はおおよそカラスやニワトリほどの大きさである。
crowは、'カラス'という意味の名詞であり、chickenは、'ニワトリ' という意味の名詞である。
The Microraptor, Parvicursor, and Saltopus were all under 60 cm (2 ft) in length.
Microraptor, Parvicursor, Saltopusなどはどれも60cm以下の大きさである。