D言語/インストールおよび実行方法

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インストール方法[編集]

Winowsでは、D言語の開発元のDigitalMarsが配布しているコンパイラであるDMDをインストールするのがラクです。

Linuxでは、もしGnome系のデスクトップ環境を使っているなら、gnu Cコンパイラを D言語用に拡張したコンパイラである gcc-gdc をインストールするのがラクです。gcc-gdc は略して「gdc」とも呼びます。gun (グニュー)とは、主にオープンソース関連のアプリケーションを開発しているコミュニティのひとつです。

gcc および gdc は、DMDとは別のコンパイラですので、混同しないように。gcc の開発元である gnu は、D言語以外の他の多くのプログラム言語のコンパイラも開発しています。

なお、Windows版gccであるMinGW自体は、D言語には対応していないです。

名前の似ている「GDB」というGCC関連ツールがgccやMinGWにありますが、GDBはgccのデバッグ(debug)ツールですので、D言語とは無関係です。


DMDのダウンロード/インストール[編集]

D言語の公式ホームページから環境に合わせてインストーラ、あるいはzipファイル等をダウンロードしてください。


Windows版もLinux版も存在します。

ですが、Windows版の場合、日本語対応が不十分で、文字化けが起こります。

なので、英語だけでWindows版D言語を使うか、あるいは日本語を表示したいならLinux版を使うと良いでしょう。


Windows版の場合、DOSプロンプトからD言語を使えるようにするため、D言語インストーラーに出てくる「DMC」にもチェックを入れて、DMCを追加インストールしてください。

インストールの設定時、DMD動作環境として MinGWを使うか、Visual Studio を使うかを聞かれます。初心者には MinGW のほうが設定がラクでしょう。(Visual Stuido は設定が複雑だったり、アカウント登録が必要だったりと、なにかとメンドウです。)


さて、DMDがインストールが出来たら

rdmd -v

でバージョン確認します。

rdmd build 20200611
Usage: rdmd [RDMD AND DMD OPTIONS]... program [PROGRAM OPTIONS]...
Builds (with dependents) and runs a D program.
Example: rdmd -release myprog --myprogparm 5
(後略)

のように、表示されます。


gdcをインストールする場合[編集]

OS が Fedora Linux の場合なら、コマンド

sudo dnf install gcc-gdc

または

sudo dnf install gdc

でインストールできます。

実行の仕方[編集]

DMDで実行する場合と、gdcでインストールする場合とで、実行の方法が違います。

DMDの場合[編集]

コマンドプロンプトでカレントディレクトリを合わせた後

dmd 対象ファイル名.d
対象ファイル名.exe

でコンパイルと実行。もしくは

rdmd 対象ファイル名

の一行でコンパイルと同時に実行できます。

DMDとは、D言語の公式コンパイラです。

gdcの場合[編集]

コマンド

gdc ファイル名

です。

なお、「gcc-gdc」はコマンドにならないです。「gcc-gdc」だとアプリケーション名です。

Linux の場合、特に出力ファイル名などを命名しなければ、「a.out」というファイル名になるので、もしホームフォルダで作業していれば

./a.out

などのコマンドで実行できます。

※ 参考: Hello World[編集]

import std.stdio;

void main()
{
    writeln("Hello World!");
}
※ 文法の解説については省略します(別ページで解説しています)。ファイル実行のチェックの際、実行するコードとして活用してください。