HTML Living Standard/caption
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caption 要素
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要素は、HTML 表(<table>
要素)にタイトルや説明を付けるために使用されます。この要素は表の最初に配置され、表の内容を簡単に理解する助けとなります。
基本構造
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要素は、<table>
要素の最初の子要素として使用される必要があります。以下は基本的な構造です:
<table> <caption>この表は商品の価格を示します</caption> <tr> <th>商品名</th> <th>価格</th> </tr> <tr> <td>ノートパソコン</td> <td>100,000円</td> </tr> </table>
使用例
[編集]以下は、<caption>
要素を使った表の例です:
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <title>Table with Caption Example</title> <meta charset="UTF-8"> </head> <body> <table border="1"> <caption>製品情報一覧</caption> <thead> <tr> <th>商品名</th> <th>価格</th> <th>在庫状況</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>ノートパソコン</td> <td>100,000円</td> <td>在庫あり</td> </tr> <tr> <td>スマートフォン</td> <td>80,000円</td> <td>在庫なし</td> </tr> </tbody> </table> </body> </html>
属性
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要素自体には特定の属性はありませんが、HTML のグローバル属性をサポートします:
class
: CSS クラスを指定します。id
: 一意の識別子を指定します。style
: インラインスタイルを指定します。
スタイリングの例
[編集]CSS を使用して caption
要素をスタイリングする例を示します:
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Styled Caption Example</title> <style> caption { font-weight: bold; font-size: 1.2em; text-align: center; margin-bottom: 10px; color: #333; } </style> </head> <body> <table border="1"> <caption>月間売上データ</caption> <tr> <th>月</th> <th>売上</th> </tr> <tr> <td>1月</td> <td>1,000,000円</td> </tr> <tr> <td>2月</td> <td>900,000円</td> </tr> </table> </body> </html>
アクセシビリティ
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要素を使用することで、スクリーンリーダーを利用しているユーザーにも表の内容を分かりやすく説明できます。以下のポイントを考慮してください:
- 表の内容を簡潔に要約する説明文を記載します。
- 表の目的が明確になるように記述します。
関連仕様
[編集]練習問題
[編集]- 練習1: あなたが最近購入した商品のリストを含む表を作成し、
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を使用してタイトルを付けてください。 - 練習2: CSS を使って
caption
のフォントサイズと色を変更してください。 - 練習3: スクリーンリーダーを使用しているユーザーにも分かりやすい表を設計してください。