Lojban For Beginners 日本語訳/続々・時と出来事: sumti tcita

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se による転換という強力な手段を手に入れたあなたですが、それでもまだ lenu mi klama cu se tcika la daucac. という表現が長ったらしくて愚鈍なものに感じるかもしれません。それならばもう少しロジバンの技巧を学んでいきましょう。

klama に「行く/来る 時間」という場所が内包されていれば言うこと無しなのですが、実際はありません(しかも selbri の6番目の場所まで学びたいとは誰も思わないでしょう)。この問題を切り抜ける為に、 selbri に場所を追加するという役割を持った一連の cmavo が用意されています。ここで使えそうなのは「ti'u」です。「時刻~において」という意味があります。ということで

mi klama ti'u la daucac.
私は10時に行く。

と表現できるようになりました。klama は 行く人・目的地・出発地・経由地・手段を内包していますが、ti'u を使ったことによってこの移動が起こる時刻も内包するようになったのです。

なぜこれを最初に教えなかったかというと、nu と se に触れておきたかったからです。

注:違うタイプの cmavo は違うクラス(se cmavo または selma'o という)に属しています。例えば全ての冠詞(cmene にしかつけない la を除いて)は同じ selma'o に属していますし、文の同じ場所に同等の条件で入ることが出来るのです。今の例での selma'o は一番よく使われる le にちなんで LE と呼ばれます。同様に、bridi に新しい sumti を追加する cmavo は BAI という selma'o に属しています。「bai(~に強いられて)」から採られたもので、別に「sumti tcita(sumti 貼り札)」という呼び方もあります。これらについては今後の授業でたくさん学ぶことになります。