Lojban For Beginners 日本語訳/4のまとめ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

この章では数と数の疑問文に加えて、ロジバンにおける危険水域である冠詞の問題に立ち入りました。冠詞は初めは難しく感じます。これらが完璧に論理的なために少し直観的でない考え方をしなければいけないので、始めるのに問題を感じてしまうのでしょう。興味を満たすために冠詞やそれに類するものをあげます。

la ~と固有名の付いたもの(個別)
le ~と(私が)呼ぶもの(個別)
lo 本当に~であるもの(個別)
li ただの数
(lu は冠詞ではなくて実は はてなマークです)

la'e ~の指示概念(本当の冠詞ではありません。sumti または 代sumti を冠し、「di'u(直前の文の実際の言葉)」に対して「la'edi'u(直前の文が言及しているもの)」とするような使い方をします。)
le'e ステレオタイプな/固定観念に合った
lo'e 典型的な

lai ~と固有名の付いたもの(群)
lei ~と(私が)呼ぶもの(群)
loi 本当に~であるもの(群)

la'i ~と固有名の付いたもの(集合)
le'i ~と(私が)呼ぶもの(集合)
lo'i 本当に~であるもの(集合)
(集合という考え方は授業が進むにつれて便利さが明らかになっていきます)

lu'o については簡単ですが学びましたね。集合を群に変えるやつです。逆に群を集合に変えるのは lu'a でした。実のところ厳密にはこれらは冠詞ではないのですが。

もしこれらがとんでもなく複雑に見えても、どうか萎えないでください。御覧のようにこれらの冠詞は la、le、lo の変形です。しかも「一応存在する」という程度のものではなく、全部よく使うものなので学ぶ価値もあります。それでもやっぱり初心者のうちは難しいですね。そこで個人的な助言(ロジバンの公式な方針ではありません)としては、迷ってどうしようもなくなったら le を使うようにしましょう。というのは le を付けるのが完全な間違いになるのは cmene(もちろん付けるのは la です) の前に付けたときだけだからです。他の冠詞が適当であるようなときに le を使えば言いたいことを望むとおりに言うことはできませんが、少なくとも文法的におかしいダメな文を言うことにはならない訳です。