Maxima/Common Lisp処理系の選択

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Maxima > Common Lisp処理系の選択


Common Lisp処理系の選択[編集]

Maximaを利用するにはCommon Lisp処理系を先にインストールしなければならない。そのCommon Lisp処理系はどのようなものがあるのかを以下に示す。現在Maximaで使えるのは6つの処理系である。一部これらの処理系は、linuxにおけるdeb/rpmやmacosx上のfink/darwin portsを利用してインストール出来る。

clisp[編集]

windows上でも利用出来る一番良く知られているCommon Lisp処理系である。バイトコードと呼ばれるものに変換される為に各OS移植は他の処理系に比べて容易のようだが速度は他に比べて遅い事が知られている。maximaには対応している。

cmucl[編集]

カーネギーメロン大学で開発されたCommon Lisp処理系でlinux,freebsd,macosxで動く。数値演算を前提として開発された為に速度には定評がある。修正BSD/パブリックドメインラインセンス。maximaには対応している。

sbcl[編集]

cmuclから分岐したCommon Lisp処理系。cmuclよりメンテナンスを容易にして活発に開発がされている。ベンチマークテストではcmuclと速さは同程度で一部64ビットCPUに対応している。様々なOSに対応しているのも特徴である。修正BSD/パブリックドメインラインセンス。maximaには対応している。

acl[編集]

商用Common Lisp。商業利用では有料だが、個人利用では登録制ではあるが自由に使えるようになっている。windows, linux, freebsd ,macosなどで利用出来る。

gcl[編集]

前身は日本で生まれたKyoto Common Lispとして知られている処理系で一番最初にcommon lisp規格にのっとった処理系になった事で有名。Gnu Public ライセンス

ecl[編集]

eclはgclから派生した処理系で、C言語などの他の言語でも活用できるようなライブラリ作成も出来る処理系である。最新版ではmaximaが対応している。

Gnu Public ライセンス

Clozure CL[編集]

マック上のcommon lispとして開発されたものだが、現在はlinux/freebsdでも動き、powerpcもしくは64ビットのintel cpu (core 2 duoなど) で動くようになっている。開発版では64ビットチップに真っ先に対応したフリーの処理系とした特徴を持ち合わしている。2008年openmclはClozure CLと改名される。また、maximaでは部分的に対応している。Gnu Public ライセンス