コンテンツにスキップ

OpenOffice.org Writer 文書の操作

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

OpenOffice.org Writer > 文書の操作


文書の操作

[編集]

ここでは、文書の操作について述べます。あらゆる文書で共通に含まれる操作が多く扱われます。

文書の印刷

[編集]

文書の印刷を行なうには、w:プリンタが必要です。プリンタの設定はこの文書の範囲を超えているので別の書籍等を参考にして下さい。ここでは、既にプリンタの設定が済んでいるものとして、文書を印刷する方法について述べます。

文書を印刷するときには、'ファイル'>'印刷'を用います。このとき、印刷のためのウィンドウが表示されるので、'OK'を選んで印刷します。印刷のためのウィンドウはCtrl+pでも開くことができます。

'印刷プレビュー'の使用

[編集]

印刷プレビューとは、実際に印刷される内容を画面上で表示する機能です。編集画面では、実際には印刷されないw:編集記号が置かれて、印刷内容と異なった内容が表示される場合があります。そのため、印刷プレビューを用いた確認が必要となるわけです。

印刷プレビューを用いるには、'ファイル'>'印刷プレビュー'を選択します。これによって、文書の内容が表示されます。印刷プレビューを閉じたいときには、ツールバー内の'印刷プレビューを閉じる'ボタンをクリックします。

'ブラウザでプレビュー'の使用

[編集]

OpenOfficeには、対応する機能は存在しません。

文書内の移動

[編集]

文書の中では、キーボードやマウスを用いて移動することができます。しかし、非常に大きな文書を扱うときに は、そのような移動手段では移動に時間がかかることがあります。

OpenOfficeでは、'ナビゲータ'という機能を用いてページ間の移動を行なうことが出来ます。ナビゲータはいくつかの機能をもっていますが、ここではページ間の移動だけを扱います。

ナビゲータ機能は、'編集'>'ナビゲータ'を選択し、'ナビゲータ'ウィンドウを開きます。ウィンドウには、'前のページ'、'次のページ'というアイコンが存在し、それらを用いることで、ページ間の移動ができます。

ページ番号の挿入

[編集]

ページが変わったときに自動的に値が変化するページ番号フィールドを挿入することが出来ます。ページ番号は、w:フッターとして挿入されることが多いフィールドです。フッターの使い方については後に述べます。

ページ番号は、'挿入'>'フィールド'から挿入できます。'挿入'>'フィールド'のサブメニューには、'ページ番号'という項目があるので、それを選ぶことで、フィールドを挿入できます。

印刷の向きの設定

[編集]

用紙を縦に用いて印刷する場合と、横に用いて印刷する場合があります。縦置きと横置きのどちらを用いるかを設定するには、'書式'>'ページ'を用います。'書式'>'ページ'を選択すると、ページを設定するためのウィンドウが開きます。ここで、'ページ'タブを選択し、'用紙サイズ'の中の'配置'で縦と横を選ぶことが出来ます。

余白の設定

[編集]

ページのw:余白を設定することが出来ます。文書の余白を設定するには、'書式'>'ページ'を用います。ここで、'ページ'タブを選び、余白中の左、右、上、下の値を動かして、余白を設定します。

ジャンプを使って文書中で指定した項目を見つける操作

[編集]

ページ番号の作成と編集

[編集]

既にページ番号を挿入する方法を見ました。しかし、ページ番号には他にも機能があります。例えば、いくつかの種類のページ番号の中から適当なものを選んで用いることができます。

w:既定のものと異なったページ番号を挿入するには、'挿入'>'フィールド'のサブメニューで'その他'を選択します。この時、フィールドを選択するウィンドウが表示されるので、ドキュメント'タブを選び、'フィールドタイプ'の'ページ'を選び、続いて'選択'の'ページ番号'を選びます。この時、'書式'に様々なページ番号が現われるので、適当なものを選び、'挿入'ボタンをクリックします。

既に挿入したフィールドを編集するには、'編集'>'フィールド'を選択します。 この時、カーソルが変更したいフィールドの前に来ている必要があります。カーソルが外れているとメニューが表示されないので注意して下さい。'編集'>'フィールド'をクリックすると、先ほどと似たウィンドウが現われるので、矢印のアイコンを用いて変更したいフィールドを選びます。最後に変更したいフィールドについて適当な形式を選んで'OK'を選ぶと、フィールドが変更されます。

ヘッダーとフッターの作成と編集

[編集]

w:ヘッダーw:フッターはそれぞれ、文書の各ページの最初と最後につく情報のことです。ヘッダーは各ページに共通の見出しとしてよく用いられ、フッターはページ番号などを書く欄としてしばしば用いられます。

ヘッダーとフッターはそれぞれ、'挿入'>'ヘッダ'と'挿入'>'フッタ'を用いて挿入することが出来ます。また、'書式'>'ページ'内の'ヘッダ'タブと'フッタ'タブを用いてもヘッダーとフッターを用いることが出来ます。'書式'>'ページ'では、ヘッダーやフッターの詳細な位置や、外枠、背景色などを定めることが出来ます。

テキストを垂直方向に配置する操作

[編集]

日本語の文章を縦書きにすることができます。縦書きを用いるときには、'書式'>'ページ'でウィンドウを開き、'ページ'タブの'文字の方向'から、'右から左へ(縦書き)'を選びます。

段組みの適用と編集

[編集]

w:段組みとは文章を何段かに分けるレイアウトを作成する機能です。段組みを用いるには、'書式'>'段組み'を用いて段組みの設定のためのウィンドウを開きます。このウィンドウの内容は、'書式'>'ページ'で開かれるウィンドウの'段組み'タブの内容と同じです。

開いたウィンドウの、'プリセット'内にある'段数'の中の数値を変更することで文書の段組みを変更することが出来ます。このウィンドウ内では、他にも'幅と間隔'、'境界線'などの項目があり、これらを変更することで、段組みの詳細を変更することが出来ます。

宛名ラベルの準備と印刷

[編集]

'スタイル'の適用

[編集]

セクションごとに異なる書式

[編集]

クリックアンドタイプの使用

[編集]