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Tranwiki:日本語:まずはじめに

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

日本語(にほんご)は、主に日本で使用される言語である。使用者は世界で約1億3千万人。日本以外で日本語を公的に使用する国はなく、多くは日系移民や日本研究家、ビジネスマンなどによって使用・学習される。

明治以降日本人がアメリカやメキシコ、ブラジルやペルーなどに移住しており、これらの地域では移住者やその子孫が日本語を使っている場合もある。

言語学的な特徴として、語の格を示すため語尾変化ではなく助詞を付加することから膠着語に分類される。他言語と大きく異なる点として、表記上の文字体系が複雑であることが挙げられる。日本語表記に使われる文字は、主に表音文字の平仮名・片仮名、表意文字の漢字であり、アラビア数字やアルファベットなども併用される。表記における多様性は、近隣諸国の言語でも、表意文字の漢字を主とする中国語、表音文字のハングルを主とする朝鮮語とは顕著な違いを見せる。

日本語の学習上知っているほうが良い事柄(上記と重複あり)

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  • ローマ字片仮名平仮名漢字等の複数の文字が使用されている。
  • 使用する言葉によって話者の上下関係がわかることが多い(尊称敬称丁寧語謙遜語等)。
  • 女言葉、男言葉があるので注意が必要である。
  • 地方の方言があるので標準語が通じないことがある。
  • 学習する上での最大の問題となる点は、漢字の学習ではなく外来語(和製英語)の理解である。
  • 文字の並べ方には、五十音順イロハ順アルファベット順等がある。
  • 漢字の読み方にも、歴史的背景から音読み訓読みがある。
  • 中国の漢字とは、意味や用語が違う場合があるので、筆談には注意。
  • 基本的には、高低アクセントであるが、しかし、中国語の「カーブ」を描く高低アクセントと違い「階段式」なアクセントである(英語などは強弱アクセントである)。




Wikipedia日本語版の「日本語」のページ(2004年6月13日 06:06版)から抜粋、加筆。