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Wikijunior:生物学/解剖学/呼吸器系

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

呼吸器系

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肺(はい)。

呼吸器系(こきゅうきけい)は空気(くうき)を取り込みます。私たちは(はい)を使って呼吸し、体内の細胞に必要な空気中の酸素(さんそ)を取り込みます。細胞は体には有害な二酸化炭素(にさんかたんそ)を生み出すので肺をつかって二酸化炭素を体外へ排出(はいしゅつ)します。

呼吸器系は循環器系(じゅんかんきけい)といっしょにはたらいて、酸素を体内の細胞にとどけます。

他の呼吸器とは、鼻や咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、気管(きかん)、気管支(きかんし)、気管支梢(きかんししょう)、肺胞(はいほう)です。

  • 鼻や口から空気を取り込みます。
  • ホコリは鼻毛(はなげ)によって邪魔され体内に入りません。
  • 空気は口の裏側にある咽頭(いんとう)を通じて喉頭(こうとう)を通り、気管(きかん)を下っていきます。
  • やがて二股に分かれる気管支(きかんし)にぶつかり、ともに肺へと通じています。
  • 肺の中にはより小さな気管支があり、気管支梢(きかんししょう)と呼ばれる小さな管を通じて肺胞(はいほう)にたどりつきます。

このようにして酸素(さんそ)を取り込み二酸化炭素(にさんかたんそ)を排出します。


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ウィキペディア呼吸器の記事があります。