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Wikijunior:第二次世界大戦/第二次世界大戦で使用された兵器・装備品

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

第二次世界大戦ではとても多くの武器が使われました。新兵器がつぎつぎと開発されただけでなく、第一次世界大戦で登場した兵器も大変なスピードで改良が進みました。

そのことが、第二次世界大戦をさらにはげしく、悲惨(ひさん)なものにしていきました。

ここでは、そうした兵器などを紹介していきます。

兵器の開発が進んだ理由

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使用された兵器

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こまかい説明はリンク先を見てください。

航空機を乗せ、飛ばすための大型の軍艦(ぐんかん)です。特に太平洋での戦いでは重要な役割をはたしました。日本語の「空母」は「航空母艦(こうくうぼかん)」の略です。
とても大きい大砲で相手の船や陸の建物などを攻撃する軍艦です。第二次世界大戦がはじまる前はどれだけ多くの戦艦を持っているかがその国の軍事力を示すものになっており、戦艦の力で戦争の行方が決まると考えられてきました。
しかし、第二次世界大戦がはじまると主役は空母にうつり、戦艦の役割は補助的なものにかわりました。
比較的中型の軍艦です。第二次世界大戦のころには20.3センチ砲を搭載した重巡洋艦(じゅうじゅんようかん)と15.2センチまでの砲をのせた軽巡洋艦(けいじゅんようかん)に分かれていました。
比較的小型の軍艦です。第二次世界大戦の頃には味方の船を敵の航空機や潜水艦から守るために対空砲や機関銃、爆雷(ばくらい)などをのせていました。また、軍艦同士の戦いでは強力な攻撃力をもつ魚雷で攻撃することもありました。
比較的小型の軍艦です。海中にもぐることができるため、相手の船をひそかに攻撃するだけでなく、相手の様子をさぐったり、遭難(そうなん)した味方を助けたり、人や物をこっそりと運んだりと、さまざまな作戦に用いられました。
爆弾を落として攻撃する飛行機です。空母などから飛び立ち、爆弾を急降下で落とす小型爆撃機である急降下爆撃機と陸上の基地から発進して大型の爆弾や大量の爆弾を落とす戦略爆撃機があります。
また、ここではいわゆる攻撃機もあつかいます。
相手の航空機を落として、味方が安全に行動できるようにするための飛行機です。
大砲をもち、かたい装甲(そうこう)で防御力を高め、キャタピラで走る戦闘用の車両です。陸上の戦いでは主力として活躍しました。
その他、第二次世界大戦ではさまざまな兵器が開発・改良されました。
レーダーや通信機などの電子機器が高度に発達しました。
各国で原子爆弾の開発がおこなわれました。しかし、実際に第二次世界大戦中に原子爆弾の開発に成功したのはアメリカだけでした。
日本では大戦の終わりの頃には人間ロケット「桜花」、人間魚雷「回天」などの特攻兵器が開発されました。
一方で、パンジャンドラムや氷山空母などのいわゆる珍兵器も開発・構想され、現代のミリオタのネタとして愛されて(?)います。