Wikijunior:算数/小学校入学前 算数教育

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かず と すうじ[編集]

すうじ とは、なんでしょう[編集]

さんすう は もの が いくつあるか、いくつたりないかを じぶん で かぞえたり みんなに おしえたりするとき に つかいます。 さんすう では すうじ を つかって ものが いくつあるか を かぞえます。 すうじ を おぼえると すぐに たくさん の かず を かぞえたり かいたり できるので べんりです。

みんな で 1(いち) から 10(じゅう) まで おおきな こえ で かぞえてみましょう。

1 から 9 まで の すうじ
すうじ よみかた
1 いち
2 口口
3 さん 口口口
4 よん(し) 口口口口
5 口口口口口
6 ろく 口口口口口 □
7 なな(しち) 口口口口口 口口
8 はち 口口口口口 口口口
9 きゅう 口口口口口 口口口口

しかく の かず を かぞえて しかく が ひとつ だけあったら しかく の かず は 1 と かけます。
しかく が ふたつ だけあったら しかく の かず は 2 と かけます。
しかく が みっつ だけあったら しかく の かず は 3 と かけます。
しかく が よっつ だけあったら しかく の かず は 4 と かけます。
しかく が いつつ だけあったら しかく の かず は 5 と かけます。
しかく が むっつ だけあったら しかく の かず は 6 と かけます。
しかく が ななつ だけあったら しかく の かず は 7 と かけます。
しかく が やっつ だけあったら しかく の かず は 8 と かけます。
しかく が ここのつ だけあったら しかく の かず は 9 と かけます。
しかく が じっこ だけあったら しかく の かず は どう かけばよい でしょうか。じっこ あるときは 10 と かきます。10 は じゅう と よみます。

10 の すうじ
すうじ よみかた
10 じゅう 口口口口口 口口口口口

もういちど 1 から 10 までの すうじ を こえにだして よんでみましょう。

いち さん よん
(し)
ろく なな
(しち)
はち きゅう
(く)
じゅう
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

りんご が 4(よん)こ あると いえば、いわれたひと は、りんご が 4 こ あると わかります。このように かず は もの が いくつあるか を おしえたり するのに やくだちます。

  りんご が
1(いち)
りんご が
2()
りんご が
3(さん)
りんご が
4(よん)
りんご が
5()
りんご が
6(ろく)
りんご が
7(なな)
りんご が
8(はち)
りんご が
9(きゅう)
りんご が
10(じゅう)

すうじ の おおきさ[編集]

すうじ は 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10 の じゅんに おおきく なって いきます。

すうじ の おおきさ を くらべることで、どっちが おおい(おおきい)か、どっちが すくない(ちいさい)か が わかります。

おおきな かず[編集]

10 の つぎ の かず は 11(じゅういち)です。11 の つぎ は 12(じゅうに) です。このように していくと、かずは、

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、
11(じゅういち)12(じゅうに)13(じゅうさん)14(じゅうよん)15(じゅうご)16(じゅうろく)17(じゅうなな)18(じゅうはち)19(じゅうきゅう)

と かぞえられます。

10 から 19 まで の すうじ
すうじ よみかた
10 じゅう 口口口口口 口口口口口
11 じゅう いち 口口口口口 口口口口口
12 じゅう に 口口口口口 口口口口口
口口
13 じゅう さん 口口口口口 口口口口口
口口口
14 じゅう よん 口口口口口 口口口口口
口口口口
15 じゅう ご 口口口口口 口口口口口
口口口口口
16 じゅう ろく 口口口口口 口口口口口
口口口口口 □
17 じゅう なな 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口
18 じゅう はち 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口
19 じゅう きゅう 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口

19(じゅう きゅう) の つぎは 20(に じゅう) です。20 の つぎは 21(にじゅう いち) です。


20 から 30 まで の すうじ
すうじ よみかた
20 にじゅう 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
21 にじゅう いち 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
22 にじゅう に 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口
23 にじゅう さん 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口
24 にじゅう よん 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口
25 にじゅう ご 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口口
26 にじゅう ろく 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口口 □
27 にじゅう なな 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口
28 にじゅう はち 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口
29 にじゅう きゅう 口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口口
口口口口口 口口口口

29(に じゅう きゅう)の つぎは 30(さん じゅう)です。39(さん じゅう きゅう)の つぎは 40(よん じゅう)です。

99(きゅう じゅう きゅう)の つぎは 100(ひゃく)です。100の つぎは 101(ひゃく いち)です。

109(ひゃく きゅう)の つぎは 110(ひゃく じゅう)です。199(ひゃく きゅう じゅう きゅう)の つぎは 200(に ひゃく)です。

999(きゅう ひゃく きゅう じゅう きゅう)の つぎは 1000(せん)です。

このように かずは、どこまでも おおきくなって いきます。

おおきなかず の しくみ[編集]

123(ひゃく にじゅう さん)という すうじ が あります。

123 の 1 は ひゃく の くらい の すうじ です。

123 の 2 は じゅう の くらい の すうじ です。

123 の 3 は いち の くらい の すうじ です。


おなじように、38 の じゅう の くらい は 3、いち の くらい は 8 です。

321 の ひゃく の くらい は 3、じゅう の くらい は 2、いち の くらい は 1 です。


かず が 1 ふえる と いち の くらい が 1 ふえます。

24 から かず が 1 ふえる と 25 になります。

4 の つぎの かず は 5 ですね。

57 から かず が 1 ふえると 58 になります。

7 の つぎの かず は 8 ですね。


いち の くらい が 9 の ときは、かず が 1 ふえると いち の くらい が 0(れい)に なり、じゅう の くらい が 1 ふえます

19 から かず が 1 ふえる と 20 になります。

19 と 20 では じゅう の くらい は 1 から 2 に ふえていますね。

19 と 20 では いち の くらい は 9 から 0 に なっていますね。


いち の くらい も じゅう の くらい も 9 の とき は、かず が 1 ふえると、いち の くらい も じゅう の くらい も 0 に なり、ひゃく の くらい が 1 ふえます

99 から 1 ふえる と 100 になりますね。 99 には ひゃく の くらい は ない です。

99 から 1 ふえて かずが 100 になります。

100 の ひゃくのくらい は 1 です。

99 と 100 では、

じゅう の くらい は 9 から 0 に なっています。

いち の くらい も 9 から 0 に なっています。

かたち[編集]

ものには いろいろな かたちが あります。

さんかくけい[編集]

3 つ の まっすぐな せん が おたがいに くっついている かたちを さんかくけい(三角形) といいます。 した の え を みてみましょう。

  • いちばん ひだり にある え が、さんかくけい です。まっすぐな 3 つ の せん で かかれていて、ちゃんと ほかの せん と くっついています。「さんかくけい(三角形)」 と いう の は、「かど(角) が 3 (三)つ ある かたち(形)」 と いう いみ が あります。
  • まんなか の え は さんかくけい ではない です。3 つの まっすぐな せん で できていますが、2 つ の せん は くっついて いません。これ は、おれせん と いいます。まっすぐな せん が おれた もの と いう いみ です。
  • いちばん みぎ の え は さんかくけい ではない です。3 つ の せん は ちゃんと ぜんぶ くっついていますが、せん が まがって いて まっすぐ ではありません。

さんかくけい の まっすぐ な せん の いっぽん ずつ を さんかくけい の へん と いいます。

さんかくけい は 3 ほん の へん で つくられています。

しかくけい[編集]

4 ほん の まっすぐ な せん で できていて、その どれもが むすばれている かたち を しかくけい(四角形) と いいます。

「しかくけい(四角形)」と いう の は、「かど(角) が 4 (四)つ ある かたち(形)」 と いう いみ が あります。

しかくけい は 4 ほん の まっすぐ な せん で できています。

しかくけい の この 4 ほん の せん の いっぽん ずつ を しかくけい の へん と いいます。

しかくけい は 4 ほん の へん で できています。

えん[編集]

まるい かたち を まる と いいます。まる の こと を えん とも いいます。

まる

まる は さんかくけい でも しかくけい でも ない です。 まる には まっすぐなせんは ありません。