エスペラント/文法/関係詞

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

疑問詞は、関係詞として用いることもできます。疑問詞に何があるかは、疑問詞のページや相関詞のページをご覧ください。関係詞としての使い方は、英語などと同じく、接続詞と代名詞(代形容詞・代副詞)の役割を兼ねており、2つの文を1つの文にまとめます。

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kiuは、なに、だれなどを表します。英語でいう、"Who""Which"に相当します。似たような意味のkioもありますが、こちらは基本的に用いられません。kiuを使うようにしましょう。

Knabino, kiu manĝis kareon, faras roboton.(カレーを食べた少女は、ロボットを作った。)

従属節が、",(カンマ)"で区切られているます。エスペラントでは、このようにすることが一般的です。

関係詞の格が目的格の場合、関係詞に-nをつけたします。

Knabino, kiun vi hieraŭ vidis, faras roboton.(あなたが昨日見た少女は、ロボットを作った)

もちろん、目的語を先行詞とすることも可能です。

Knabino faras roboton, kiu estas arĝentkolora.(銀色のロボットは、少女が作った。)

kiuのほかに、keや、ほかの疑問詞(kioは除く)も使うことができます。