東大対策
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- 日本の大学受験ガイド > 東京大対策
本項は、東京大学の「一般入学試験」対策に関する事項である。
東京大学のホームページ(入学試験の概要が記載されている)http://www.u-tokyo.ac.jp/index/e01_j.html
東京大学は、我が国で最初に設立された帝国大学である。
東京大学は「分離分割方式」(前期日程・後期日程)により、第2次学力試験を実施する。前期日程は、文科入試は目黒区駒場にある『駒場キャンパス』、理科入試は文京区本郷にある『本郷キャンパス』にて、2月25日~26日の2日間に渡り実施される。後期日程は、文科・理科の区別のない一括入試として、前期日程合格発表後の3月12~13日あたりに、本郷キャンパスにて実施される。
東大入試の対策としては、まず、w:駿台予備学校の東大入試実戦模試、w:河合塾の東大即応オープン、w:代々木ゼミナールの東大入試プレ、w:東進の東大本番レベル模試といった東大対応模試(いわゆる『東大模試』)を受験することが望ましい。各社とも毎年的中を競って良質な予想問題を作成している。また、これら東大模試の受験者層は、実際の東大入試本番のそれととほぼ重なる。東大合格者の中に、これらの東大模試を1回も受験していないものは皆無であると言っても過言ではない。(駿台予備学校,河合塾,代々木ゼミナールは年2回、東進は年3回、それぞれ行われる)
また、これらの模試とセンター試験対策のマーク模試の成績でドッキング判定(総合判定)が行われる場合も多いが、こと東大に限っては、センター試験の配点が低いということもあり、あくまでも『模試の段階』においては、あまりドッキング判定は意味をなさないと言えるだろう(東大受験生はほぼ全員が8割~9割程度得点し、そしてセンター試験における90点の差は、550満点に換算すると、10点程度の差にしかならないからである)。ちなみにこれらの東大模試においては、平均点を少し超える程度(偏差値52~53程度)で、C判定が出る(文Ⅰ・理Ⅲを除く)。解く問題の順序や試験時間の使い方など、模試を受験して各自研究しよう。
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[編集] センター試験
東京大学を『受験』するには、前期・後期日程受験ともに、センター試験の得点(前期日程は900点満点・後期日程は800点満点)により行われる『第一段階選抜』を突破しなければならない。志願者の中でセンター試験の得点が一定の順位(合格予定人数の2.5~4.0倍)に入らない場合には、『第一段階選抜不合格(いわゆる「足切り」「門前払い」)』となり、東京大学が実施する二次試験の受験は出来ない。「足切り」の点数は年度ごと、科類ごとに異なり(点数は大学当局により公開されているので、詳しくは東京大学ホームページを参照)、その年のセンター試験の難易度に大きく左右されるので、一概に言うことは出来ない(他の受験生との相対評価である)。ただし、前期日程の場合は、8割5分の得点があれば、理科Ⅲ類を除けば九分九厘「足切り」に遭うことはないだろう。以下、『第一段階選抜』のシステムについて説明する。
『第一段階選抜』は、出願者数が科類の定めた定員に対する一定倍率を超えた場合に行われる(例えば、文科受験の場合は、各科類の定める定員の3倍以上の出願があった場合に『第一段階選抜』が実施される。各科類の定める倍率など詳しくは東京大学ホームページを参照)。したがって、多くの出願者があった科類は、「足切り」点数が高くなりやすいといえる。逆に言えば、出願者数が少ない場合は『第一段階選抜』は実施されないことになるが、過去5年間は例外なく前期・後期日程とも全科類で実施されている。
例年、前期日程においては、毎年2割程度の出願者が「足切り」に遭っており、彼らは文字通り「門前払い」となって、東大を受験することさえ出来ないまま、国公立大の前期日程を終える。ちなみに、「足切り」に遭った場合は、受験料の一部が返還される。
以下、主として前期日程試験について述べる。
東大入試におけるセンター試験の取り扱いに関しては、合否判定においては、センター試験の得点が900分の110に圧縮される。また、配点比率はセンター試験:二次試験=110:440=1:4と、圧倒的に二次試験の比率が高くなっている。しかし、傾斜配点によりセンター試験の配点が低くなっているからと言って、センター試験を軽視するのは間違いである。「センター試験は配点が低く、二次試験で逆転可能だから、二次試験対策だけを一生懸命していればよい」という東大合格者からのアドバイスも聞かれるが、このような意見を鵜呑みにしてはならない。何故なら、圧縮後の点数は小数点第4位まではじき出され、入試の合否は1点単位ではなく、コンマ数点単位で決せられる。東大には入試成績開示制度があるので、それで確認した者の中には、実際にたった0.1点足りなくて落ちた者も存在するからだ。ゆえに、センター試験といえども1点を争う戦いとなり、決して油断することは許されない。
また、センター試験は特別な対策が必要といえる試験ではあるが、基本的には基礎力を試す良問である。よって足切り云々の前にセンター試験で得点が取れないような受験生では当然東大合格はおぼつかない。獲得を要する具体的な得点率は、受験する科類にもよるが、出来れば9割(810点)以上、最低でも8割5分(765点)は得点しなければならない(しかし、8割程度の得点で合格している者も、少数ではあるが存在する)。理科Ⅲ類受験者に至っては、目標点数など考えず、得点しうる限界まで得点するべきであろう。
また、9割以上の得点を獲得できれば、難関私立大学にセンター試験利用方式入試で合格出来る可能性が大きくなる。受験期終盤において、併願私立大の対策をすることなく本命の大学対策が出来る事は非常に重要であるため、センター試験で出来る限り高得点を獲得し、センター試験利用入試で確保できている状態が理想である。特に、体力的、金銭的にも上京が難しい地方在住の受験生は、センター試験利用入試を大いに活用して欲しい。
また、東大合格がほぼ確実な受験生には当てはまらないかも知れないが(そもそもそのような受験生は私立大は受験しないだろうが)、模試などでの東大合格可能性があまり高くない受験生は、難関私立大学への入学が1つでも確保できれば、精神的にかなり楽になる。しっかり足元を固め、万全な東大二次試験対策をしていこう。「東大に合格出来る実力」=「全ての大学に合格出来る実力」はという式は成り立たない。
難関私立大の入試問題は、東大など国公立大のそれの傾向とは大きく異なっているため、東大受験者であろうと、各々の対策は必須である(毎年、併願私大の対策を行わず東大受験前に併願私大に全滅し、精神的に追い込まれる受験生が少なくない)。センター試験利用入試で確保出来なかった場合は、最低でも過去3年分程度の併願大学・学部の過去問をこなし、傾向をつかみ、試験時間の使い方などを研究しておこう。
[編集] 前期日程(試験日時:2月25日・26日)
2月中旬に実施される『第一段階選抜』の合格者のみが受験することが出来る。入試は文理別、科類別の分離方式で行われる。また、科類ごとに重視する科目が異なるので、採点基準も科類ごとに異なっているとされている。例えば理科Ⅱ類は数学の採点は甘め(反対に、文科Ⅱ類の数学の採点は厳しめ)と言われている。
また、採点は科類別に行われている。更に、科類別に部分点などに異なる基準が定められているとも言われているが、真偽は不明である。ただし、試験問題・配点・試験時間・実施時間は文科ならⅠ~Ⅲ類において全て共通であり、理科においても同様である。また、英語は全問文科・理科共通の試験問題であり、配点・試験時間・実施時間にいたるまで全て同じである。国語、数学にも相当量の文科・理科共通問題がある。
なお、答案は数人の教官により2~3回丁寧にチェックされるので、誤採点がなされる可能性は限りなく低い。入試本番では、東大の教官にそれまでの受験勉強全てを見せ付ける気持ちで答案を書き上げて欲しい。また、字を丁寧に書くことは、最低限のマナーである。読みやすい字を心がけよう。
[編集] 文科(文科Ⅰ類・文科Ⅱ類・文科Ⅲ類)
入試難易度は、文科Ⅰ類が最も高く、文科Ⅱ類と文科Ⅲ類は、やや文科Ⅱ類の方が高いが、ほとんど変わらない。
センター試験利用方式入試を除く併願大学・学部数は1~2校程度の受験生が多いようである。
[編集] 理科(理科Ⅰ類・理科Ⅱ類・理科Ⅲ類)
入試難易度は、理科Ⅲ類が突出して高く、理科Ⅰ類と理科Ⅱ類では、やや理科Ⅰ類の方が高い。
[編集] 外国語・英語(文科・理科共通)
試験問題、試験時間、実施時間帯、配点など全てが文科・理科共通である。
試験時間は120分で、配点は120点。2月26日の14:00~16:00に実施される。第3問のリスニングは、試験開始後45分を経過した時点で開始される。
試験問題は5つの大問から構成されている。第1・2・4 問は(A)と(B)に、第3問は(A)~(C) に分かれており、これらは内容的にほぼ独立した出題であるため、実質的には9~10題と言えるだろう。要旨要約、段落整序、自由英作文、リスニング、文法・語法、英文和訳、長文読解問題とバラエティに富んだ出題がなされる。各設問自体はそれほど難しくは無いが、設問量が多く、時間不足に陥りやすいため、高度な速読力・文章把握力が要求される。英語が苦手な受験生は、難度の高い第1問-(B)の段落整序問題は捨てるなどの対策も有効かもしれない。ただし2007年度は段落整序の形式が大幅に変化し、易化したので様子見が必要である。相対的に平易であることが多い英作文・リスニング・和訳で確実に得点されたい。また、近年は問題冊子に工夫が施され、いわゆる「透かし読み」が出来なくなっているようである。
ちなみに、試験科目名は「外国語」なので、英語受験の場合でも、科目選択の際にハサミを使う(東大では、英語の他にもドイツ語やフランス語、中国語などが選択できる)。
- 要旨要約問題
例年、第1問(A)で出題(この傾向は数十年間変わっていない)されている。英文の長さは300Words程度で、毎年ほぼ一定であるが、解答の字数指定は年度ごとにまちまちである。配点は8~12点と予想される。
- 段落整序問題
例年、第1問(B)で出題されている。近年、長文化が著しい。専用の参考書はほぼ無いため、主に過去問題集や予想問題集で対策を立てるとよいだろう。ちなみに、この設問形式が導入された当時は『捨て問』(記述式ではなく選択式なので、最後の1分で適当に記号を書け)と言われていたが、2007年度にそれまで長らく続いてきた形式が一変し、易化した。今後の動向に注意が必要である。配点は8~12点と予想される。
- 英作文問題
例年、第2問で出題されている。1997年度以降は和文英訳がカットされ、代わりに条件(自由)英作文が出題されるようになった。傾向として、絵や図に対する説明、対話内容の要約、文章(または対話)中の空所補充、テーマ作文の4つに分類でき、これらから毎年2題が出題されている。一見すると自由英作文のように見えるが、問題の指示により書くべき内容はほとんど決まってしまうような問題が多いので、無理に難しい構文を用いる必要はない。過去問・予想問題を駆使し、極力多くの問題に触れておくことが望ましい。2009年度は2(B)で文法問題に近い空所補充問題が5題出題された。配点は20点と予想される。
- リスニング
例年、第3問で出題されている。約30分という試験時間からも分かるとおり分量が多く、スピードも速めである。しかし解答形式は選択式がほとんどで、さほど難しくないことが多いので、時間が惜しくともリスニング開始5分前くらいに一度問題文を読むなどして、問題文の内容を把握し、確実に得点すべきであろう。配点はちょうど30点と予想され、高い。
- 文法・語法問題
例年、第4問(A)で出題されている。主に誤文訂正及び整序英作文、不要語削除問題である。一部の私大入試に見られるマニアックな出題はないため、基本的な文法知識・文法運用能力が正否を分ける。配点は5~10点と予想される。
- 英文和訳問題
例年、第4問(B)で出題されている。長文中の2~3箇所の下線部を訳させる方式である。下線部のみを読んで訳すと意味を取り違えてしまうような箇所に下線が引かれている傾向があるため、前後関係や主語を明確にすることが必要である。難易度はそれほど高くないので、確実に得点したい。なお、第2問の英作文と同じで、訳に初歩的・致命的な間違いがみられると、容赦なく0点がつけられる。配点は15点程度と予想される。
- 長文読解問題
例年、第5問で出題されている。題材は小説が多く、まれにエッセイ調の文章が出題されることもある。論説調の文章が出題されることが多い大学入試の中で、このような形式の文章を読みなれていない場合は、過去問を解くなりし、各自練習しておくべきである。全体的な流れを掴むために英文の脇に日本語で簡単なメモを記しておくとよい。文章の難易度は普通である。対策としてはやはり過去問を研究するのが最も効果的だろう。配点は25~30点と予想される。
[編集] 数学(文科・理科一部共通)
[編集] 理科
試験時間は150分で、6つの大問からなる。配点は120点で、1問20点。文科との共通問題もある。図形問題(特に空間図形)や微分積分が出題されやすい。数学Cからの出題は少なめである。
- 微分積分
日ごろから計算を面倒くさがらずにやるように心がける。空間図形の求積問題が非常によく出題される(2005年第6問、2003年第3問等)。
- 確率
抽象的な内容が多い。また、難易度は年度によってまちまちである。その場その場で難易度を判断できるまで十分な演習をつむこと。また、東大では数学Cの確率は範囲外なので、期待値の加法定理は基本的に用いなくてよい。
- 三角関数
この分野は単独で出題されることはあまりないが,他の分野との融合問題,または解法として三角関数を利用する問題は非常に多い。また,これは他の分野にも言えることだが,加法定理の証明問題(1999年第1問)に見られるように,ただ定理・公式等を暗記するだけではなく,それらの定義や証明に対する深い理解をもつことも求められている。
- 論証・証明問題
全分野の第1問目として、よく出題される。背理法、数学的帰納法で解けることが多いが、円周率の証明問題(2003年第6問)などが以前出題されたことからもわかるように、受験生の数学的な見方、考え方を適切に判断できる分野でもある。この分野は、他の分野の演習が完璧になって初めて身につく分野であるから、受験勉強として数学を勉強するのではなく、能動的に勉強に当たっていく必要がある。
[編集] 文科
試験時間は100分。2月25日の14:00~15:40に実施される。
配点は80点で、4つの大問から構成されているので、1問20点である。
理科との共通問題も一部出題される。総じて、文系としてのみならず理系としても難易度の高い問題が出題されるが、最も差の付きやすい教科なので、捨てることは許されない。図形や整数などを絡めた複合分野問題が多く、定型化された解法だけでは対応できないことが多いとされてきたが、近年は計算力重視の傾向が顕著である。1問20点もあるので、難問が出ても、捨てることはせず、部分点を積極的に狙っていくことが大切である。
採点では、厳密に部分点の採点もなされている。理解不十分な解法により正答らしい解答がなされている答案よりも、正確な理解に基づいた途中答案の方が高得点が与えられることも往々にしてあると、東大教官は言っている。数学が苦手な東大文科受験生でも、部分点を駆使するなどして、最低でも20~30点を取ることを目標に受験勉強を行っておこう。数学な得意な受験生は、70点以上を獲得することも可能なので、他の受験生に一気に差をつけることが出来る。
[編集] 数学の発想のしかた
東大では、知識は教科書レベルでも発想の仕方で差が生まれる問題が多い。また、文系であっても数学Ⅲ、数学Cの知識があることが望ましい。設問としては数学Ⅲ、数学Cの知識が全く無くても解答できるように設定されている(この点については非常に厳密に守られている。)が、これらの知識があることで発想可能範囲が広がるものである。これは高校の指導要領では数学の履修範囲について、本来は文理の区別はされておらず、文系であっても数学Ⅲ、数学Cの履修は制限されていないように、理想的には全科目において全範囲(例えば数学6科目、理科4科目、地歴3科目など)を取得していることが高校生として望ましいと大学側が考えているからである。これは大学側としては受験科目に特化した授業体系を取っている有名受験校出身者に偏ることなく、地方県立高出身者の割合を低下させたくないと考えているからである。(かつては地方県立高は理科社会は全科目履修が当たり前という時代があったのである。)
また、文系であっても数学Ⅲ数学Cの知識を用いて構わないのと同様に、指導要領外の解法で解答しても、論理的に正しければ満点を与えるものである。たとえば、現在の指導要領では削除されている複素数平面で回転させた場合には不正解であるが、行列・1次変換を用いて回転した場合には正答であるなどという、数学の本質から外れた採点基準は好まないからである。それゆえ、偏微分や二重積分を用いた解答でも満点なのであるが、判定基準は厳密になる。採点時には何通りもの想定解答パターンと配点基準を用意し、採点者による不公平が無いようにしているが、仮に想定パターン外の解答が出てきた場合には採点者自らがこの解答に沿った模範解答と配点基準を設定し、これを他の採点者とすり合わせて点数を設定することが内規で定められている。この場合には受験者の記載内容は一字一句詳細に複数の採点者に読み取られる。つまり指導要領外の解法を用いていても構わないが、理解度において指導要領内の解法と同程度でなければならないので、理解があやふやなままテクニックとして用いた解答記述は減点の原因になりやすいのである。
[編集] 国語(文科・理科一部共通)
試験時間は文科150分・理科100分。文科・理科ともに、2月25日の9:30から開始される。
配点は文科120点・理科80点。
解答欄が小さい(後述)ので、必要な箇所を過不足なく的確にまとめ上げる力が要求される。東大の国語は素材文自体はセンター試験をやや超える程度といったところであり、難読ではないが、採点がかなり厳しいため、意外と点が伸びにくい特徴がある。そのため、国語での高得点を想定して受験に挑むのは大変危険と言える。しかし受験生の得点は(文科受験者の場合)60点付近に集まるので、他の受験生と差をつけられないために、基本的な出題を抑え、記述上の減点を防ぐ等の細心の注意を持つことが必要である。現代文での得点は難しいので、出来る限り古文・漢文で稼ごう。また、漢字は4~5問出題されるが、1問も落としてはならない。ちなみに、現代文の採点は、大体あっていれば○、1箇所おかしなところがあれば△、2箇所以上おかしなところがあれば×、というように、アバウトな採点であるとの割と信憑性の高い噂があるが、定かではない。
解き方の順序としては、漢文⇒古文⇒現代文という順序が推奨されており、試験時間の前半で古典を素早く、しかし正確に仕上げ、残った時間でじっくり現代文に取り組むのが高得点獲得のセオリーといえるだろう。
[編集] 現代文
第1問は、問題文は文理共通で、2000年度以降、設問(1)から(4)までが字数制限のない記述問題、(5)が100~120字の字数制限記述、(6)が4、5題の漢字の書き取りという構成になっている。漢字の書き取りは、平素の受験勉強において現代文の参考書、問題集などを読み込んでおれば問題なく対応できる程度の難易度である。配点は1問1点と予想されるが、全問正解を心掛けよう。
(1)から(4)までの解答欄は縦約13.5cm、横約8mmの空欄(これは古典も同じ大きさである)2行分で、概して小さめであることが多い。だらだら解答するのではなく、要点を的確にまとめあげて書かせるというのが東大現代文の特徴であり、最も苦労させられるところである。設問の背景にある出題者の意図、要求を過不足なく把握し、本文中の言葉では表現しきれないところを自分の言葉で補って答案を書くことが必要である。配点は、文科・理科ともに40点と予想される。
また、文科受験者には第4問として、もう1題現代文が出題される。小問は4問程度。配点は20点と予想される。
[編集] 参考書籍:現代文(文系)
- 『東大入試至高の国語「第二問」』(朝日選書 竹内 康浩 著 ISBN 4022599464 )
- かつて、東大文系向け国語の入試問題には、通称「二百字作文」と呼ばれた、大問一問の記述問題があった。それは、国語問題の二番目の大問としておかれたため、本書などは「第二問」と呼称している。これは、他大学における小論文と見誤る人もいるが、それはあくまでも、被験者の経験などによらず、与えられたテーマのみを読み解いて回答するという、現代文の試験問題であった。本書は、この「第二問」を1980年代から、それが廃止になった2000年頃まで丹念に追って、出題者(東京大学の教官)が受験生に求める能力とは何か(又は、何であったか)を解き明かす書である。本書は、赤本のようないわゆる受験参考書ではない。想定される読者層は、どちらかといえば大学受験はとうに終え受験国語を社会現象の一つとして客観的に見られる人であり、本書で説かれるのは条件反射的受験テクニックではない。後付なのかもしれないが、その出題者が求めているであろう内容は驚くほど深遠であり、そのような回答を、その多くが未成年ですらある受験生に求めるのは酷ではないかと心配するほどである(実際、赤本の編者などは、この形態の問いがなくなったことを「東大国語もようやく『人間宣言』した」と記している)。しかしながら、この何の小細工もない真正面からの問いが、表現者としての受験生の能力を試すために理想的な方法であったとするのが、著者が「至高」と形容したゆえんである。現在のところ、この形式の出題は、一旦退出したかに見えるが、現在の出題においても、後続の出題者にその精神は引き継がれ、いくつかの小問に分かれた現代文の解法のガイドとなるであろう。
- 東大文系の受験生には、是非一読をおすすめする書であるが、これを読む時期については、注意が必要である。未読の東大文系志望者は受験まで半年以上の余裕がなければ、本書はむしろ読まない方がいい。或いは、求めるもののレベルの高さに恐怖を覚えるかもしれないし、或いは、それに応えようと力みすぎるかもしれない。受験は総合力である。特定の問いかけへのこだわりは、受験直前においては、百害あって一利無しである。捨てる(これは本当に捨てる=何も書かない、ではない。適当に書いてお茶を濁すということである)のも重要なテクニックである。春先に、闘志を燃やし或いは捲土重来を期して読むのがよいだろう。
[編集] 古文
配点は、文科は30点、理科は20点と予想される。
東大の古文は、ほとんど全ての設問が現代語訳、内容説明、理由説明などの記述問題であり、選択問題や文法事項を単独で問う設問は皆無といってよい(1998年度は例外)。文章は、文理共通問題の年とそうでない年があるが、近年では文理共通問題が続いている。共通の場合は設問数で得点差をつけている(理科は現代語訳の設問が減ることが多い)。近年は文章のレベルはそれほど高くなく、現代語訳なども素直に文法事項に沿って解答すれば得点できるものになっている。しかし逆に言えば、訳出の際、単語レベルまで細心の注意を払って解答しないと減点されてしまうともいえる。採点は、現代文に比べるとかなり緻密になされているようである。小さなミスが命取りとなる。
[編集] 漢文
配点は、文科は30点、理科は20点と予想される。
かつては、散文と漢詩それぞれ一問ずつ出題されていたが、2000年を境に大問数が減ったため、散文が主流となった。しかし、数年に一度、漢詩は依然として出題されているので対策はしておこう。また、漢文は現代文・古文と比べると平易と言えるので、少なくとも文科は7割~8割、理科は6割程度は得点したいところである。採点は、古文と同様、かなり緻密になされているようである。
[編集] 地理歴史(文科のみ)
試験時間は150分で、2月26日の9:30~12:00に実施される。
配点は120点(1科目60点)である。
東大文科受験の場合、地理歴史3科目、すなわち日本史・世界史・地理から2科目を選択して、150分で解答することが要求される。単なる知識の蓄積ではなく、論理的思考に重点を置いた論述対策が必要となる。やはり過去問の徹底研究が必要不可欠だが、同時に京都大学・一橋大学などの過去問を研究することも有効であろう。
配布される解答用紙には、1行30字のマス目のみが書かれており、各自が問題を解きながら、小問番号などを振り解答していくことになる。論述問題の採点は基本的には甘めであるらしいので、一定程度得点しなければ、他の受験生と差がついてしまうので注意すべきである。
また、試験当日は地理歴史3科目のうち、出願時に選択した2科目の解答用紙の受験科目欄を切り取らされるので、ハサミを忘れないようにしよう。
[編集] 地理歴史の選択について
前述の通り、東大の地歴は、試験時間150分のなかで、日本史・世界史・地理の3科目の中から2科目を選択することとなっている。試験問題3科目は1冊の冊子として配られ、試験時間の使い方は各受験生にゆだねられている(例えば、極端な話、世界史に120分・地理に30分というような使い方も可能である)。選択科目としては、他の2科目と共通領域の多い世界史が人気であり、合格者に占める割合は「世界史と地理」及び「世界史と日本史」が多い傾向が見られるが、そういったデータにとらわれることなく、自分の力を最大限に発揮できる2科目を選択する事が肝要である。ただし、日本史だけは、その独特の問題形式、採点基準が不明確であるなどの理由で、昭和の時代から東大受験生に恐れられていることを付言しておく。
[編集] 日本史
古代・中世・近世・近現代の各区分から1題ずつ、大問4題が出題される。
解答形式は、世界史・地理とは異なり、選択式のものは一切なく、全て論述式である。各大問には小問がつくこともあり、その場合は小問1問につき3行~5行(90字~150字)程度の論述が課される。出題テーマは政治外交史、社会経済史、文化史など多様であり、これらを各時代背景と結びつけて考察させるものが見られる。論述式で歴史思考力を問う出題が多いため、各時代の特色や変化の背景などを自ら考察しながら把握することが対策として必要である。本学の世界史や私立大学の日本史の入試問題と比べると、細かい固有名詞などを「暗記」する必要性は低いといえよう。
また、東大と私立大学とでは、日本史の出題傾向が180度異なるので、東大を日本史で受験する場合、私立大学の日本史には対応出来ない(これは断言出来る)ので、私大を受験する場合は、日本史以外の残りの1科目で受験しよう。ただし、地理を選択できる私大は少ない。
[編集] 世界史
大問3題が出題される。
毎年、第1問は全世界規模の交流をテーマにした450 ~ 600字(15行~20行)程度の大論述が出題される。第2問及び第3問は地域別の出題で小論述と単答問題から構成される。第2・3問は難易度の変動が激しく、単純な知識で解答できる問題もあれば、私大以上とも言うべきマニアックな知識問題や、深い歴史理解が要求される論述が出題されたことも過去にある。そのため世界史が得意科目という受験生も、英語や数学で確実に得点を稼ぐ努力を決して怠るべきでない。地理歴史3科目の中では、最も努力が得点に反映されやすい科目である。
また、東大受験に向けて世界史の勉強をしておれば、早慶等の私立大学の世界史の問題にも一応対応できる。
[編集] 地理
人間と環境との在り方について広く問われる。毎年3題出題されており、論述を中心に選択問題や用語・地名記述問題が通例である。論述の制限字数は30~90字(1~3行)程度なので、要旨を簡潔に表現する学習が必要と言える。地形図の出題は稀であり、地誌では日本が頻出する。また時事を絡めた問題も多いため、日頃から新聞やニュースに触れておくことが望ましい。
[編集] 理科(理科のみ)
[編集] 理科の選択について
東大理科受験の場合、理科の4科目、すなわち物理・化学・生物・地学から2科目を選択して解答することが要求される。いずれの科目も問題量が多く、150分で2科目を解くので時間配分が重要となっている。配点は120点(各科目60点)。
圧倒的に多いのは物理・化学の組み合わせでの受験者であるが、理Ⅱでおよそ3割、理Ⅲではおよそ1割が化学・生物で受験する(理Ⅰではほぼ皆無)。物理と生物に大きな難易度の差はない。得意なほうを選ぶとよい。東大受験者レベルでは数学と物理の成績にそれほど大きな相関はないので数学が苦手だからといって短絡的に生物を選択するのは非合理である。また、理Ⅲ志望だからといって生物で受験する必要はない。
また、化学・生物の組み合わせは問題量の多さから時間内の解答が特に困難であることに気をつけたい。その他の組み合わせでの受験者はほぼ皆無であり、よほどの理由がない限りは地学は選択しないほうが無難(参考書等がほとんどないため)。ただしかつては地学は他3科目と比較して受験者平均点が非常に高いと言われていた。そのため東京都内の有名進学高では、生物・地学2科目履修、理科Ⅱ類受験という受験パターンが多く見られていたのも確かである。しかし、大学では高校レベルの理科を習得していることを前提に講義を行っている。(教科書の記載内容をすべて知っていなければならないということではなく、書いているような内容を、一般知識あるいはセンスとして有していてほしいということである。大学の理科の授業内容は、高校教科書の指導要領とリンクしているわけでなく、高校の授業内容を100%習得したとしても完全に理解できるものでなく、センスがあれば未履修でも容易に理解ができるものである)それゆえ合格後に未習の科目を通読した方が良いだろう。
[編集] 物理
3つの大問からなる。それぞれ力学、電磁気学、その他の分野から出題される。
過去問対策をしている受験生ならわかるであろうが、時間的余裕はほとんどない(化学や生物よりはある)。得点を『とる』のではなく、得点を『かき集める』ような受験体制が望ましい。簡単そうな問題に思わぬ落とし穴があったり、一見難解そうな問題であっても誘導にしたがっていけば完答出来る問題もあるので、その場その場で適切な難易度判定ができるくらいまで十分な演習を積んで試験に臨んでもらいたい。
- 力学
重心系、円運動 (惑星軌道)、単振動が頻出であり、他大学で取り扱われていないような題材での出題が目立つ。日ごろの演習から一歩掘り下げた学習姿勢が要求されるが、毎年本質を突いた良問がそろっている。
- 電磁気学
交流問題の出題頻度が比較的小さい。近年力学と同様に見慣れない系を題材に厳密に考えさせる傾向が顕著である。しかし他の大問に比べれば計算量が少なくてすむことも多く、出来れば完答を目指して取り組みたい。
- 波動・熱力学・原子物理
原子物理は 2006年度より出題範囲から外れた。力学との融合で出題されることが多い。後半は毎回かなりの分量、難度なので、うまく見切りをつけて部分点狙いでいくことが望ましい。旧課程最終年である2005年度を除き、波動と熱力学が隔年で出題される傾向があるが、2009年度は前年に続き熱力学が出題された。
[編集] 化学
3つの大問からなる。ただし近年は各大問がそれぞれ2分割されており、実質的に6つの大問を解くことになる。3つの大問は、理論化学、無機化学、有機化学から出題される。設問に過程を書けという指定をされていない場合には解答のみで良く、採点時も解答以外は読まれない。この点において、書いていないことはやらなくて良い、書いてあることはやらなければならない、という東大入試の原則が貫かれている。
『化学Ⅰ・Ⅱの新研究』(三省堂)を教科書あるいは辞書代わりに用いた上で、『化学Ⅰ・Ⅱ標準問題精講』(旺文社)、『化学Ⅰ・Ⅱの新演習』(三省堂)、『精選化学 新演習』などを使って対策するのが良い。
今まで取り扱われていないような新傾向の問題も数多く出題されているので、暗記に頼らない化学的な洞察力を普段から養っておく必要があろう。
- 理論化学
蒸気圧や化学平衡に関する問題がよく出題される。また,無機化学や有機化学の問題で,理論化学の内容を踏まえた理由説明等も多く出題される。比較的難易度が高いことが多い。
- 無機化学
理論化学と無機化学の折衷的な問題がほとんどであり、無機化学の知識だけでは高得点は望めない。知識自体はそれほど細かいものは要求されないが、その代わり理論化学と絡める、未見の状況に対応するなど思考力が要求される。
- 有機化学
元素分析についての問題がよく出題される。有機化学反応式を100くらい書けるようにしておく。計算量が多くないのと、東大の特性としてあまり細かい知識を要求されないことから答えやすいことが多く、一般に化学でまず最初に手を付けるべき大問とされる(ただし時として難問が出題されるので油断は禁物である)。新課程後は化学Ⅱの範囲については原則として知識は問わないとなっていたが、2007年度のIIは未習者には困難な内容で、ある程度の学習が望まれる。
[編集] 生物
例年大問が3つ出題される。「生物の恒常性」などが頻出分野として挙げられるが、実際は過去問を見ると、「細胞」から「生態系」まで、高校生物の全範囲のうちどの分野からも出る可能性があることがわかる。他大学と東大の入試問題の大きく違うところは、受験生ならば触れたことは無いであろうと思われる話題について、大変長いリード文を精密に分析し、自分の持っている知識と照らし合わせながら示された現象を考察し、考察結果を指定行数に圧縮して解答を記述する点である。このため、単に知識を固めるだけでは高得点には結びつかないであろうと思われる。したがって、ある程度知識が固まったならば、過去問や各予備校の予想問題や模擬試験問題などを用いて、リード文を読解し、自分で解答を導き、実際に書く訓練を行わなければならない。
[編集] 地学
3つの大問からなる。1問目は毎年複雑な計算を伴う天文の問題が出題される。2問目は固体地球や海洋・気象、3問目は岩石・地質が出題されることが多い。いずれも計算・論述が主である。
地学は受験者が非常に少ないが、だからといって難度が低いわけではない。年による難易度の変動も大きい。教科書レベルの出題がある年もあるかと思えば、かなりの量の論述が求められ時間内に解けないこともある。確実に言えることとしては、他の科目同様高得点を狙うのは簡単ではない。
[編集] 後期日程(理科Ⅲ類を除く全科類一括募集方式)
東京大学の前期日程に合格したものは、入学手続完了如何に関係なく、受験できない(後期日程の『第一段階選抜』において不合格とされる)。後期日程の『第一段階選抜』の合格発表日は、前期日程の最終合格発表日である3月10日である。前期日程の最終合格者の掲示板の隣に、センター試験の受験番号が掲示される。試験日は3月13日前後なので、後期日程の『第一段階選抜』の合格者は、東大本郷キャンパスで、直に受験票を受け取ることになる。第一段階選抜合格発表後、2~3日で試験があるため、前期日程での合格が厳しいと判断した者は、前期日程終了直後から勉強を開始する必要がある。前期日程合格に向けた勉強がそのまま後期日程の受験勉強に役立つであろう。
入試方式については、2008年度に大幅に変更された。2007年度までは、後期日程入試は各科類ごとに実施され、定員も多かったが、2008年度入試から理科Ⅲ類については完全撤廃、その他の科類は文理問わずの一括募集となり、合格後に各合格者は文科Ⅰ類~理科Ⅱ類までの科類から進学先を自由に選択できる、という方式になった。
募集定員は100人で、前期日程と比べると極端に少ない。2007年度までは、全科類合計で約300人の定員が設けられていたが、減少分の約200人は前期日程に振り分けられているので、前期日程の合格が多少容易になったといえる。入試問題は、以前の総合問題や論文問題に似た出題がなされる模様である。総合問題Ⅱでは理系、総合問題Ⅲでは文系の受験生が若干有利、との分析がされているが、いずれも思考力・表現力が試される試験と考えてよい。
- 総合科目Ⅰ 英語の読解力と記述力を見る。旧試験の理科の総合科目Ⅰ、文科の論文Ⅰに準じたもの。
- 総合科目Ⅱ 事象の解析への数学の応用力を見る。旧試験の理科Ⅰ類の総合問題Ⅱに準じたもの。
- 総合科目Ⅲ 文化、社会、科学等に関する問題について論述させ、理解力・思考力・表現力を見る。旧試験の文科の論文Ⅱに準じたもの。
東大後期日程の受験者は、ほとんどが東大前期日程の不合格者であり、そのため後期日程は敗者復活戦の様相を呈する。
2008年度入試では、東大ホームページに掲載されている合格者の科類選択を見る限り、理系受験者の合格者が多かったようである(約3分の2が理科Ⅰ類・理科Ⅱ類に進学し、約3分の1が文科に進学している。総合科目Ⅱが文系受験生には難しすぎたためだろう。また、文科に進学しているものは、文科I類に進学しているものが圧倒的に多い)。
[編集] 模試
東大入試のための模試には、前述のように駿台予備学校による『東大入試実戦模試』、河合塾・Z会による『東大即応オープン』、代々木ゼミナールによる『東大入試プレ』、東進による『東大本番レベル模試』があり、それぞれ夏・冬の年2回実施される。試験日程は本番入試と同じ2日間で、実際の東大受験生が相当数受験する、東大本番入試に非常に近い模試であるので、可能な限り全て受験すべきである。特に3大予備校の行う模試は、現役・浪人受験生の比率、地方別の受験生の分布、男女の割合などが、東大入試とほぼ重なる結果となっている。言うまでもなく、東大入試を徹底的に研究し尽くした予備校のトップ講師による、東大入試問題に質・難易度ともに非常に近い問題ばかりが出題されている。 以下に、各模試の特徴を記す。
- 東大入試実戦模試
- 東大模試の中で、試験問題の難易度・受験生のレベルともに最も高い。
- 過去の入試実戦模試を集めた問題集が市販されているため、何度でも練習することが出来る。
- 東大即応オープン
- 東大模試の中で、合否判定が最も易しい(A~Dの4段階判定である)。
- 東大模試の中で、最も受験者数が多い。
- 東大模試の中で、試験問題の難易度が本番入試に最も近い。
- Z会と共催のため、復習用の添削問題が付される。
- 東大入試プレ
- 東大模試の中で、合否判定が最も厳しい(A~E判定の他に、具体的なパーセンテージも示される)。
- 東大模試の中で、試験問題の難易度が比較的易しい。
- 入試実戦模試同様、過去の入試プレ模試を集めた問題集が市販されているため、何度でも練習することが出来る。
- 入試実戦模試・即応オープンと比べると、若干受験者数が少ない。
- 東大本番レベル模試
- 東大模試の中でも、試験問題のレベルは非常に高い(駿台以上と評するものも多い)。
- 上記の3大模試に比べると知名度は下がる。
合否判定が良い人間ほど、東大合格をより多く勝ち取っていることは事実である。しかし、C・D判定しか取れなくても、努力次第では合格することは十分に可能である。逆に、A・B判定を取れていても、その後努力を怠り不合格となっている者も少なからず存在しているため、判定に一喜一憂することなく、復習をしっかり実行し、見つかった弱点を補強し、こつこつと受験勉強に励もう。東大模試は、あくまでも東大本番入試に向けての練習と考えて、受験に臨もう。
[編集] その他
財団法人東京大学新聞社から東京大学新聞というものが発行され、『受験生特集号』など東大にまつわる色々な情報が提供されている。また、東京大学新聞は定期購読もできる。受験情報は、学校、予備校、オープンキャンパス、本屋におかれている合格体験記、及び教科別の学習法を提供する本(勉強の中身ではなく、勉強の仕方を書いている本。参考書ではない。)等が参考になる。受験生は、上記の方法等を利用し、自分にあった勉強方法をいち早く見つけることが望ましい。