オセロ

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オセロとは、縦8列横8行の盤面を使う2人用のボードゲームである。

遊び方・ルール[編集]

初期配置は図示したように右上が黒石になるよう置き、黒の第一打はf5に打つのが通例である。

8×8の升目で構成された盤面を用いる。石は両面が白と黒になっており、黒のプレイヤーは黒い面で、白のプレイヤーは白い面で石を打つ

まず中央の4升に白と黒の石をそれぞれ2個ずつ互い違いに置き、黒が先手となる。石を打つとき、縦・横・斜め方向に相手色の石を自色で挟み、挟まれた石を自色に返す。相手の石を返すことができない升に石を打つことはできない。打てる升がない場合はパスとなり、パスの回数に制限はない。返せる石がある場合、パスをすることは認められない。石が盤面の64の升目を全て埋め尽くした時点、あるいは打つ場所が両者ともなくなった時点でゲーム終了となる。

戦術[編集]

後攻がより有利。

開始時は[編集]

開始時は、より内側に自分の石を置くべきである。また、欲張って石を多くひっくり返すことは避けるべきである。自分が着手できる場所は原則、他人の石の隣りなので、後々相手の着手できる場所を増やす非常に危険な行為である。 そして(オセロ盤のへり)に打ち込んだ石は相手が挟みにくくになるため、序盤にこの地点に打たれると苦しくなりやすい。その為に初心者は、すぐに隅の隣りに打たない事を心がけると良い。また、オセロは着手できる箇所が制限されやすい為、序盤では、石の数よりもお互いの着手できる場所の数に気を遣うべきである。自分の着手できる場所がなくなってくると隅の隣りなど打ちたくない場所に強制的に打たされる事になり、非常に不利な展開になる。

角周辺[編集]

に自分の石を置くことは非常に有利である。何故なら一旦角に石を置くと二度と相手が自分の石をひっくり返せないためである。また、下手に角の隣に石を置くと相手に角を取られる可能性があるので初心者はなるべく避けるべきである。前述の通り角を取ることはとても重要なため、自分が角を着手できる状況になったら、即着手すべきである(たとえ、角に置くことで石を1個しか取れないとしても)。

特色[編集]

  • 試合の終了時まで、勝敗がわからない(最初は優勢でも、最後の最後で負ける場合は十分にある)。

関連項目[編集]