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ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/処格の用例

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

処格(地格)とは

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処格 または 地格locātīvus/英 locative case)は、ラテン語における名詞のcasus grammaticus)の一つで、場所を表わす。多くの名詞では前置詞を用いて場所を表わすため、わずかな普通名詞と地名(都市名や島名)に限られる。対格や奪格も場所の表現に用いられるため、あわせて示す。

普通名詞

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domī 家において/故郷において

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  • domus 「家」あるいは「故郷、自国」
    • 処格:domī 「家において」「故郷において、自国において」)
    • 対格:domum 「家へ」「故郷へ、自国へ」
    • 奪格:domō 「家から」「故郷から、自国から」
  • 処格の用例:(『内乱記』第3巻59節②項より)

地名

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