ガイウス・ユリウス・カエサルの著作/古代ローマ史の用語集
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あ行
[編集]か行
[編集]キウィタス
[編集]キウィタス(cīvitās, cīvitātis)[1][2] とは、古代ローマ時代には「ローマ国家」「市民権」「市民共同体」「都市」などを指した。転じて、ゲルマニアなどの「部族国家」などをもキウィタスと呼んだ。関連記事:w:キウィタス、w:en:Civitas
騎兵隊の編制
[編集]ローマ軍の騎兵隊は、次のような単位で編制されていた。
- 騎兵分隊(デクリア decuria, -ae)・・・10騎
- 騎兵小隊(トゥルマ turma, -ae)・・・30騎=10個分隊
- 騎兵中隊(アーラ āla, -ae)・・・300騎
さ行
[編集]た行
[編集]徴税請負人
[編集]- 徴税請負人 ⇒#プブリカヌス
な行
[編集]は行
[編集]プブリカヌス
[編集]プブリカヌス(pūblicānus, -ī)は、公共事業請負人[3]、古代ローマ国家の公共事業を請け負っていた業者。
共和制期のローマ国家には、公共事業を担当する国家組織がなかったため、民間人である業者が公共事業を請け負っていた。
プブリカヌスは、
徴税請負人[4]、収税請負人[5]などと訳されるが、これは属州からの徴税が特に重要であったためである。
ま行
[編集]や行
[編集]ら行
[編集]わ行
[編集]脚注
[編集]参考図書
[編集]- 『羅和辞典 改訂版』水谷智洋編、研究社、2009年改訂版、ISBN 978-4-7674-9025-0
- 『古代ローマ人名事典』ダイアナ・バウダー編、小田謙爾・兼利琢也・荻原英二・長谷川岳男 訳、原書房、1994年、ISBN 4-562-02605-7[1](品切)
- (原著:Who Was Who in the Roman World 753 BC-AD 476. Edited by Diana Bowder. A Phaidon Book / Cornell University Press, 1980)
- 『西洋の歴史 基本用語集〔古代・中世編〕』朝治啓三 編、ミネルヴァ書房、2008年、ISBN 978-4-623-05087-1
- ^ (978-4-562-02605-0)