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トキポナ/練習5

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

今回使用する単語

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単語 フリガナ 意味(名詞) 意味(動詞) 意味(修飾詞) 意味(その他)
lon ロン 存在する、目覚めさせる、(場所)に在る ⇔ weka 真実である、目覚めている ⇔ lape 前置詞: ~(場所)で、~(場所)に
tawa タワ 運動、運送 動かす、動く、行く 可動の、感動させる 前置詞: ~の方へ、~のために、~にとって
kepeken ケペケン 使う 前置詞: ~と共に、~を用いて
kama カマ 出来事、機会、事件 引き起こす、呼ぶ、来る、着く、起こる、始まる ≒ open ⇔ pini 来ている、未来の ≒ sin 複合動詞: ~し始める
pana パナ 付与、交換 与える、置く
toki トキ 言語、会話 話す 話の 間投詞: やあ! こんにちは!
poki ポキ 入れ物、容器
kon コン 空気、風、匂い、精神 空気の様な、気体の、絶妙な ⇒ telo, ko, kiwen 物質の状態
telo テロ 水、液体 水をかける、洗う 液体の、液状の ⇒ telo, ko, kiwen 物質の状態
ko 半固体の物、粉・ゲル・ゴム状の物 半固体の、ゴム状の、変形する ⇒ kon, telo, kkiwen 物質の状態
kiwen キウェン 固い物、岩石、鉱物 固い、固体の、石・金属製の ⇒ kon, telo, ko 物質の状態

lonとtawaの使い方

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lon と tawa は場所に関わる言葉です。
まずは普通に使ってみましょう。

  → 私 (li) {存在する 家に} → 私は家にいます。

  → 私 (li) {動く 家に} → 私は家に行きます。

ん?何か変ですね?
いえ、これはひっかけ問題ではなくって普通にちゃんと文章を書いています。
それでも妙な感じがするのは、分離符 [e] が無いからです。
では今度は 分離符 [e] 付きにした文章を書いてみましょう。

  → 私 (li) 存在する [e] 家 → 私は家を目覚めさせます。

  → 私 (li) 動く [e] 家 → 私は家を動かします。

ここはトキポナに相当慣れた人でも間違えやすいところです。
と言うのも、これに関して詳しい説明をしようとすると文法用語を多用しなければならないため、
かえってわかりにくくなってしまうからです。
でもありがたいことに詳しい説明を放棄してしまえば、あっさりと説明できます。

あなた自身が動いているなら

  → 私 (li) {動く 家に} → 私は家に行きます。

あなたは動かず周りのものが動いているなら

  → 私 (li) 動く [e] 家 → 私は家を動かします。

これだけです。簡単ですね