モールス信号
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ここではモールス信号の概要とその使い方を説明します。詳しくは下を見てください
モールス信号の基本情報
[編集]モールス信号とは
[編集]モールス信号とは、モールス符号を用いた通信手段のことで、短点(・)と長点(ー)を使う。[注 1]
歴史
[編集]1837年に米国の発明家サミュエル・フィンレイ・ブリース・モールスが考案したのがはじまり。 その後改良に改良を重ね、日本語仮名版が1855年に完成。だがこれは現行のものではなく、その後も1869年に子安峻が考案したものの、これも現行のものではない。
それでは現行のものは何かというと、1873年の吉田正秀と寺崎遜が考案したものがもとになっている。
モールス信号
[編集]アルファベット
[編集]文字 | 符号 | 信号音 | 文字 | 符号 | 信号音 |
---|---|---|---|---|---|
A | ・- | Aの符号 | N | -・ | Nの符号 |
B | -・・・ | Bの符号 | O | --- | Oの符号 |
C | -・-・ | Cの符号 | P | ・--・ | Pの符号 |
D | -・・ | Dの符号 | Q | --・- | Qの符号 |
E | ・ | Eの符号 | R | ・-・ | Rの符号 |
F | ・・-・ | Fの符号 | S | ・・・ | Sの符号 |
G | --・ | Gの符号 | T | - | Tの符号 |
H | ・・・・ | Hの符号 | U | ・・- | Uの符号 |
I | ・・ | Iの符号 | V | ・・・- | Vの符号 |
J | ・--- | Jの符号 | W | ・-- | Wの符号 |
K | -・- | Kの符号 | X | -・・- | Xの符号 |
L | ・-・・ | Lの符号 | Y | -・-- | Yの符号 |
M | -- | Mの符号 | Z | --・・ | Zの符号 |
日本語のモールス信号はあまり知られていないので「・・・/ーーー/・・・(SOS)」だけでも覚えておけばいい。
数字
[編集]文字 | 符号 | 信号音 |
---|---|---|
1 | ・---- | |
2 | ・・--- | 2の符号 |
3 | ・・・-- | 3の符号 |
4 | ・・・・- | |
5 | ・・・・・ | |
6 | -・・・・ | |
7 | --・・・ | 7の符号 |
8 | ---・・ | 8の符号 |
9 | ----・ | |
0 | ----- |
日本語仮名
[編集]文字 | 符号 | 文字 | 符号 |
---|---|---|---|
イ | ・- | ノ | ・・-- |
ロ | ・-・- | オ | ・-・・・ |
ハ | -・・・ | ク | ・・・- |
ニ | -・-・ | ヤ | ・-- |
ホ | -・・ | マ | -・・- |
ヘ | ・ | ケ | -・-- |
ト | ・・-・・ | フ | --・・ |
チ | ・・-・ | コ | ---- |
リ | --・ | エ | -・--- |
ヌ | ・・・・ | テ | ・-・-- |
ル | -・--・ | ア | --・-- |
ヲ | ・--- | サ | -・-・- |
ワ | -・- | キ | -・-・・ |
カ | ・-・・ | ユ | -・・-- |
ヨ | -- | メ | -・・・- |
タ | -・ | ミ | ・・-・- |
レ | --- | シ | --・-・ |
ソ | ---・ | ヱ | ・--・・ |
ツ | ・--・ | ヒ | --・・- |
ネ | --・- | モ | -・・-・ |
ナ | ・-・ | セ | ・---・ |
ラ | ・・・ | ス | ---・- |
ム | - | ン | ・-・-・ |
ウ | ・・- | ゛濁点 | ・・ |
ヰ | ・-・・- | ゜半濁点 | ・・--・ |
注釈
[編集]- ^ 短点は「トン」、長点は「ツー」と言われることがある