Wikibooks:スタブ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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WB:STUB

スタブとは

ウィキブックスでは、読者に対して提供する情報が不足しているページをスタブと呼んでいます。スタブの多くは非常に短い文章や断片的な文章で、扱うべき主題についての記述が不十分なため、読者にはあまり役立ちません。中でも、ほとんど役立たない記事は俗にスタブ未満と呼ばれています。特に悪戯書きと見分けがつかないようなスタブ未満は即時削除の対象となります。

スタブの是非

スタブの是非については、ウィキメディアプロジェクトのあちこちでたびたび議論が行われます。スタブをなくせ(メタ・英語)Wikipedia:スタブなどを参照してください。

スタブについては様々な要素があり簡単に結論がでるものではありません。

役に立つスタブ

スタブの長所を活かして短所を抑えるために役に立つスタブを作ってください。つまり、

  1. 読者が調べ物に役に立つスタブ
  2. 執筆者が加筆しやすいスタブ
  3. 新規執筆者の獲得に役に立つスタブ

の3つの条件を満たすスタブを作るべきです。

役に立つスタブを作るために

  • 誤解を生まないために何についてのページなのか主題と目的をはっきりさせる:正しい日本語、文書の目的に即した日本語を使ってください。あらかじめ明確な概要 (目次や要約) をつけるか、つけにくいものは重要事項を優先して書くようにしてください。
  • 読者が関心を持つような記事にする:出来るだけ概要以上の情報を付け加えて、読者を「もっと知りたい!」という気にさせてください。読者の中には知りたいことを調べて、加筆してくれる人がいるかもしれません。
  • 適切なリンクをつける:孤立した記事は忘れ去られやすくなります。文書が重複してたてられることをあらかじめ防ぐためにも、作ったスタブと関連する文書との間に適切なリンクを構築してください。また、他言語版の文書や日本語版のほかの姉妹プロジェクトのページとの間にも相互にリンクを張ってください。これは作ったスタブを検索サイトの上位に載せるためにも有効です。
  • できるだけ良質な文章を多く書くようにする:中立的な観点にそって、偏見が入るのを防いでください。また、スタブを作るときにも事実を確認して嘘が入らないようにしてください。一般に文章の量が多い方が検索サイトで複数のキーワードを設定した場合に引っかかりやすくなります。
  • 自分の作ったスタブに幾らかの責任を持つ:もしも他の誰も加筆しなかったならば、自分自身で加筆してください。スタブを作ったことは忘れやすいので出来るだけ最初に書けることは全て書きましょう。

スタブは安易に作らずに時間と手間と集中力をかけて作ってください。そのほうが有益なものとなり、うまく成長しやすくなります。

スタブ標識とスタブの見つけ方

スタブを作ったり、見つけたりした場合には読者へのスタブ標識として{{stub}}を挿入してください。これは、後記する方法でスタブを探す手がかりにもなります。逆に加筆してスタブ標識が不要になった場合には取り除いてください。

{{stub}}が挿入されているスタブは次のページでご確認になれます。

また、検索エンジンで「書きかけ」を検索すると、結果で上位になりやすいスタブを探せます。

MediaWiki(ウィキペディアのソフトウエア)には、スタブの発見に役立つ機能があります。ログインしているユーザーはユーザーオプションの設定で「スタブ表示にする閾値」を変えると、それ以後、設定したバイト値以下のサイズの記事へのリンクは、他と異なった色(通常の設定では、赤茶色っぽい色)になります。MediaWikiではUTF-8を使用しているため、日本語の1文字は3バイトとなることが多いので、1200にすれば400字詰め原稿用紙一枚の分量以下の記事の色が変わります。

次のページもスタブ探しに役立ちます。

  • 短い記事 (ただし、サーバ負荷低減のため更新されないことも多い)