中学受験ガイド/中学受験前後について

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入試直前の過ごし方・入試[編集]

1週間前~2日前[編集]

風邪、ケガなどをしないように注意しましょう。早くから小学校を休むことはおすすめしません[ウィキブックスの1編集者の見解または意見に過ぎません]

前日[編集]

勉強はしっかり(参考書をざっと読み返すなど)しましょう。でも、少しリラックスしましょう。受験会場への行き方も確認し、持ち物を準備しましょう。食事は、外食・生もの、(あぶら)っこいものなどはひかえましょう(おなかを壊さないため、外食はインフルエンザなどの感染を防ぐため)。そして、寝るのが遅い場合は、少し早めに寝ましょう。寝つけないときは、とにかく落ち着きましょう。「前日だ」ということを考えず、普通通りに過ごすのが一番です。

当日[編集]

自宅を出る前[編集]

朝食は、必ず食べましょう。(食べなれたもので、おなかを壊さないものがいいでしょう)そして、再度、忘れ物がないかと、受験会場への行き方を確認しましょう。また、頭を働かせるため、何か問題などを解いておくとよいでしょう。行くときは、自家用車でもかまいませんが、混雑する可能性がありますから、公共交通機関を使うのもよいでしょう(乗り物酔いや、都市部では、満員電車に気を付けて)。また、寒い時期ですから、防寒具やカイロ(必要に応じてですが、おそらく必要です)を用意しましょう。

用意しておくべきもの
  • 受験票
  • 鉛筆(必ず削ってください)(シャープペンシルでもよいですが、試験中の芯の交換時間はもったいないので鉛筆のほうがおすすめです)(丸い鉛筆だと転がってしまう可能性があるので六角形の鉛筆がおすすめです)
  • 消しゴム
  • 飲み物
  • 弁当(塾が用意してくれる場合もあります)
  • マスク
  • カイロ・防寒具
  • 上履きと袋(土足でよい学校もあります)
  • 定規・コンパス(三角定規・分度器は禁止の場合が多いです)
  • 時計(ある場合もありますが、ない場合もあります)
  • お菓子(持ち込み禁止の場合もありますが、あると便利)
  • セロハンテープ(机に貼った受験票の固定のため)
  • 厚紙(机がガタガタしている場合にかみ合わせます)

(*ICカードなど、常備薬)

会場に着いたら[編集]

持ち込み禁止物(分度器など)がないか確認しましょう。あれば預けましょう。

受験番号と座席を確認し、着席しましょう。このとき、絶対にはしゃぎ回ってはいけません(実際に、受験会場をはしゃぎ回り、強制退場になった受験生もいます)着席したら、参考書を読むなり、瞑想(めいそう)するなりして過ごしましょう。また、場合によってはカイロなどで体(とくに手(かじかんで文字が書けないことがないように))を温めましょう。

問題を解くときの注意[編集]

まず、問題用紙・解答用紙にざっと目を通しましょう(問題用紙の不足がないかの確認と、どの問題から解くか決めるため)。

方針を決めたら、解き始めましょう。
  • 解くとき

[全教科]

  • 名前・受験番号を書き忘れない
  • わからなければ後回しにして、分かる問題を取りこぼさないようにする
  • 問題文は最後まで読む
  • 選択問題は、分からなくてもどれかカンで選ぶ
  • 鉛筆を落としても、絶対自分で拾わない
  • 時間が余れば必ず見直しをする
  • 最後まで(あきら)めない

[特定教科]

  • 算数や理科の「単位」に注意

受験後について[編集]

不合格になった方へ[編集]

受験後の過ごし方[編集]

当たり前ですが、あなたが中学受験をしたのは、中高一貫校に行くためです。これを忘れないようにしましょう。

ですから、中学受験後、時間に余裕ができると思いますが、気を抜かないようにしましょう。
まず、1日に1~2時間は勉強を続けましょう。受験直前に1日何時間も勉強していたのと比べたら、かなり楽でしょう。まったく勉強せずにいると、中学入学後、他と比べて勉強が大切な学校でも、勉強がおっくうになり