中学受験理科/生物/動物とヒトのからだのつくり
動物
[編集]セキツイ動物の分類
[編集]背骨がある動物のことをセキツイ動物(脊椎動物)といいます。
セキツイ動物には、魚類、両生類、は虫類、鳥類、
「は虫類」は、教材によって「ハ虫類」または「ハチュウ類」の場合もある。
「哺乳類」は、教材によって「ホニュウ類」または「ほ乳類」または「ホ乳類」の場合がある。
- ※ なお、脊椎(せきつい)とは、背骨をつくる骨の一つです。脊椎が積み重なって、つながって、背骨になっています。脊椎について、中学生は、これ以上は深く知る必要は無いです。
- 脊髄(せきずい)とは、背骨の中を通る、神経の束(たば)のことです。神経については、べつの単元でもっと詳しく習いますので、今は気にしなくて良いです。
- 魚類
魚類というのは、いっぱんにいう「さかな」のことです。 メダカなどが魚類です。魚類は、水中で生活しています。一生エラ呼吸をします。 子を生むときは、水中で卵でうみます。変温動物です。
- 両生類
両生類には、カエルなどがあります。カエルの子はオタマジャクシですが、オタマジャクシは水中で生活していて、エラで呼吸しています。オタマジャクシが成長するとカエルになりますが、カエルは肺で呼吸しています。
カエルは陸地で生活しています。
このような、子のときはエラ呼吸を、親になると肺呼吸をする動物を両生類といいます。
子を生むときは、水中で卵でうみます。変温動物です。
- は虫類
トカゲなどが、は虫類です。は虫類は、肺呼吸をします。 子を生むときは、陸上で卵でうみます。変温動物です。
- 鳥類
鳥類とは、いっぱんにいう「とり」のことです。スズメやニワトリやハトが鳥類です。ペンギンも鳥類です。
ほとんどの鳥類は、飛ぶことができますが、ダチョウ、ペンギンなど、飛べないものもいます。
鳥類は、肺呼吸をします。
鳥類には、くちばしがあるものが多いです。
鳥類は、子を生むときは、陸上でたまごでうみます。
- 哺乳類
母親が、子に乳をのませて育てるので、哺乳類といいます。
哺乳類には、イヌやネコやウサギやウマやサルやウシやヒトなどがいます。
哺乳類は、肺呼吸をします。
哺乳類は、親に似た形の子を産みます。恒温動物です。
- しかし、カモノハシなど、卵を産む哺乳類もいます。