中学校社会 地理/日本のすがた 日本の位置

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諸外国と日本の緯度・経度を比べてみましょう。

まず,日本の緯度は、およそ北緯20度から北緯46度のあいだにあります。日本の経度は、およそ東経123度から東経154度のあいだにあります。

日本は、けっこう緯度・経度に幅があるので、東京で代表させましょう。東京を緯度・経度で表せば、北緯36度、東経140度になります。

日本と同じくらいの緯度・経度の国を教えます。

緯度で見ると、どうなるか?[編集]

まず、スペインやイタリアなどのヨーロッパ南部と、エジプトなどアフリカ大陸の北部が、北緯20度から北緯46度の幅に重なります。 アフリカ大陸の北端が、日本の東京の緯度と、だいたい同じくらいです。ヨーロッパ州の南部の国は、日本で言うと、東京よりも北の緯度であり、東北地方あたりの緯度にヨーロッパ諸国の南部の国々があります。

地中海の緯度が、日本列島の本州から北海道までの緯度に近いです。

さらにイランやサウジアラビアなども、北緯20度から北緯46度の幅に重なります。 中国、韓国、北朝鮮も、北緯20度から北緯46度の幅に重なります。

アメリカ合衆国の、アラスカを除く、ワシントンD.Cやカリフォルニアなどの北アメリカ大陸部も、北緯20度から北緯46度の幅に重なります。 メキシコの中部から北部も、北緯20度から北緯46度の幅に重なります。

日本の北海道の北端の緯度が、カナダの南部にあるカナダの首都のオタワと、ほぼ同じくらいの緯度です。 日本の南端の緯度が、エジプト南部と同じくらいの緯度です。

緯度が、日本の東北地方と同じ位のは、ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ、北朝鮮などです。これらの国は日本の東北地方から北海道と同じくらいの緯度です。

韓国の緯度は、日本で言うと、関東北部〜東北地方南部あたりの緯度です。 中華人民共和国の首都のペキン(北京)の緯度は、日本の東北地方北部のあたりの緯度です。


経度で見ると、どうなるか?[編集]

日本の経度は、およそ東経123度から東経154度のあいだにあります。 オーストラリア大陸の国土の大部分と、ほぼ同じくらいの経度です。

東経123度から東経154度のあいだには、オーストラリアの他にも、韓国、北朝鮮、ロシアなどがあります。 ロシアの東部に、あたります。


ヨーロッパ州の人たちは、日本や朝鮮半島のある地域のあたりのことを「極東」(きょくとう、英:Far East ファー・イースト)と言う場合があります。 彼らヨーロッパ州の人からみると、私たち日本は、ユーラシア大陸の東の端(はし)のほうにあるからです。

時差[編集]

(※ ウィキブックス中学地理の記事 「世界のすがた 地理 時差」 と、ほぼ同内容。リンク先の記事で計算例を紹介しているので、きちんと計算練習すること。 よく高校入試・大学入試や校内テストに、時差の計算問題が出題される。

日本の標準時は東経135度の経線の時間です。この東経135度の経線を標準時子午線(ひょうじゅんじ しごせん)にしている。 この経度に兵庫県 明石市(あかし し)がある。

標準時や時差の計算をするときは、経線のことを「子午線」(しごせん)という場合が多い。

結論

・ 経度15度ずつにつき、1時間ずつの時差が生じる。15度を求める計算式は【 360度÷24時間=15度 】である。
・ 飛行機などが変更線を西から東へ越える場合には時計の日付を1日前に戻す。いっぽう、飛行機などが東から西へ変更線を越える場合には時計を1日進める。
・ 東京とロンドンとの時差は9時間です。( 135度÷15度/時 =9時間 )
(ロンドンは経度0度の本初子午線(ほんしょ しごせん)が通るので、よく時差の例題に用いられる。)

例題[編集]

次の国の次の都市と、日本(東経135度とする。)との時差を求めよ。また、次の国の都市とロンドン(イギリス、東経0度)との時差を求めよ。

  • オーストラリアのシドニー。 (シドニーの東経は150度。)
  • 中国(中華人民共和国)のペキン(北京)。(東経120度)
  • ロサンゼルス(アメリカ合衆国)。(西経120度)
  • リオデジャネイロ(ブラジル)。(西経45度)

答え

まず、問題文には1時間の時差が、経度で何度のちがいかが書いていないので、それを求めます。 360 ÷ 24 = 15 なので、経度15度ごとに1時間の時差が生じます。
※注意: 問題文に1時間の時差の角度が書いてない場合は、けっして暗記から思い出さずに、キチンと計算して確かめること。もし、まちがえて「25度で1時間」(←マチガイ! 覚え違い!)などと覚え違いをすると、その後の解答が間違ってしまうので。

ロンドン(東経0度)との時差は、それぞれ、

・ シドニー(東経150度) → (150度 ÷ 15度/時 = 10時間) より、シドニーが10時間だけ進んでいる。
・ 中国のペキン(東経120度) → (120度 ÷ 15度/時 = 8時間) より、ペキンが10時間だけ進んでいる。
・ ロサンゼルス(アメリカ合衆国)。(西経120度) → ( (ー120度) ÷ 15度/時 = (ー8時間) ) より、ロサンゼルスが10時間だけ遅れている。
・ リオデジャネイロ(ブラジル)。(西経45度) → ( (ー45度) ÷ 15度/時 = (ー3時間) ) より、リオデジャネイロが3時間だけ遅れている。
※計算テクニックの注意: この手の同様の計算を繰り返す問題では、けっして、2問目以降では、1問目のシドニーの計算結果から直接にペキンの時差を求めることはせずに、ロンドンの標準子午線の時差を基準に計算したほうが良い。なぜなら、もし1問目で計算ミスをすると、1問目の計算ミスが2問目以降にも波及してしまうので。


日本との時差を求める。まず、日本(東経135度)とロンドン(標準子午線)との時差を求める。

135度 ÷ 15度/時間 = 9時間

である。

東京都の時差は、それぞれ

  • シドニー(東経150度) 
  (150度ー135度) ÷ 15度/時 = 15度÷ 15度/時 =1時間 より、
シドニーが東京より1時間だけ進んでいる。


  • 中国のペキン(東経120度) 
 (120度ー135度) ÷ 15度/時 = ー15度÷ 15度/時 =(ー1時間) より、
ペキンが東京より1時間だけ遅れている。


  • ロサンゼルス(アメリカ合衆国)。(西経120度) 
 (ー120度ー135度) ÷ 15度/時 = ー255度÷ 15度/時 =(ー17時間) より、
ロサンゼルスが東京より17時間だけ遅れている。


  • リオデジャネイロ(ブラジル)。(西経45度) 
  (ー45度ー135度) ÷ 15度/時 = ー180度÷ 15度/時 =(ー12時間) より、
リオデジャネイロが東京より12時間だけ遅れている。